のまゆ

開店休業

2回目の韓国~その4・江陵を観光~

2019年02月09日 21時00分00秒 | 2018年12月韓国
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運行再開初日ですが数分の遅れで無事目的地の江陵に到着しました。

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江陵の位置はこんな感じ。日本海側にある都市です。昨年の平昌オリンピックで羽生選手が金メダルを獲得したフィギュアスケート会場”江陵アイスアリーナ”のある街で、場所はわからずとも名前は聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

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江陵からは観光列車である”海列車”に乗車する予定でしたが、残念ながらこの日は運休でした。運休ではどうしようもありませんからプランBに変更し観光します。

*海列車の予約方法*
日本からの観光客が生み列車を予約する方法は以下の3つになります。正直なところ予約方法は外国人には優しくないですね。
1.インターネット予約
 →ハングルのサイトで予約して、銀行振込で決済する必要があります。クレジットカードは韓国国内発行のみの対応。列車の乗車料金は特室で16,000wほどなのですが、国際送金が必要になるので送金手数料の方が高いです。
2.旅行代理店経由で予約
 →韓国の旅行を取り扱っている旅行代理店で取り扱っていることがあります。cさんが取り扱いのある代理店を見つけてくれましたが、発券には1人2,000円ほどの手数料がかかるようでした。運賃より高い手数料を気にしないのであればこの方法が簡単かと。
3.現地窓口で予約
 →現地で予約する方法です。予約が当日or前日になる可能性が高く空席があるかは運次第です。海列車はKORAILの線路を走りますが、KORAILの運行ではない(チャーター扱いっぽい)ので、ソウル駅などの窓口では予約できません。現地に行ってからの予約なので満席リスクは高いですね。

今回は3の方法で乗車する予定でしたが運休のため乗車には至りませんでした。3の方法での支払いですが現金はOK、日本など韓国以外のクレジットカードが対応しているかは不明です。

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プランBの列車の切符を確保します。今回はこちらの現金&韓国国内発行のカードのみ対応の機械で発券しました。この機械は日本語対応はしていませんが英語対応はしています。この機械の特徴として、切符がレシートではなくカードタイプ(台湾新幹線などと同じようなスタイルの紙)での発券となります。切符をコレクションするならこっちのタイプの方が記念になると思います。画像は・・・たぶん京九さんのブログで掲載してくれると思うよ!

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乗車する列車まで少し時間があるので駅回りをぶらぶら。こちらの駅前には五輪の時に設置されたと思われる五輪とキャラクターがありました。まだ一年たっていないので綺麗でした(^_^;)

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乗車する列車のホーム入場時間になったのでホームへ。江陵駅では発車の10分前から入場可能になります。

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ムグンファ号

車内の様子
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ムグンファ号はKTXやセマウル号を補完する役割の列車で、日本で言えば急行列車に当たる模様。客車列車なので車内は比較的静かですし、KTXと違いシートピッチも広めでゆったりとしています。今回はモケットがブラウン色の特室車両をチョイスしましたが、短距離であればモケットが青い方の普通車でも快適に過ごせそうです。

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列車はKTXの線路と分かれて東を目指します。

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日本海を見ながら列車は南下します。冬の日本海というと荒れ狂うイメージがありますが、この日は天候もよく穏やかな日本海を見ることができました。

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この付近の海沿いには有刺鉄線により海側から簡単に侵入できないような処置がされています。言うまでもなく北朝鮮からの脱北者対策なのですが、ソウル近隣では見かけないので南北の関係を再認識させられます(まぁ、知ったことではないですが)。

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最初の停車駅である正東津駅で下車します。この駅は「世界一海岸に近い駅」としてギネス世界記録に登録されています。何を持って世界一なのかはわかりませんが、駅から出ずに直接海に出られることを考慮すれば(wikiより)みたいな感じらしい。でも、今回訪れた限りでは駅を出ないと海岸には出られなかったような(^_^;)

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まぁ、ギネスなんてどうでも良いんですけどね~。ギネス云々関係なくホームからは日本海が一望できとても景色の良い駅であることは間違いないです。恋人の聖地になってるみたいです(特に興味ない)。列車を使わず駅観光に来る人が多いみたいです(まぁ、ローカル線はどこもそんな感じですよね~)。

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ここから見る日本海の日の出は素晴らしいそうです。この日の日の出は7時29分ということで当然間に合わないわけですが、冬場は日の出が遅いうえ、KTXが開通しソウルから2時間弱で来れるようになったの難易度低めです。現行ダイヤだと、清涼里5時32分発のKTXに乗車し江陵7時08分着、駅からタクシーを飛ばせば間に合いそうな予感がします。また、日の出に間に合う時間帯に列車も運行されていますので江陵泊なら見に行くのもオススメですね。

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正東津駅を見学した後、南方に砂時計公園なる観光施設があるみたいなので行ってみました。

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海岸を歩きます(注:最速ルートではない)

時計博物館
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列車内は時計博物館らしいのですがスルーしました。入館料は7,000wっぽいのでそこまで高くもないですが、小学校低学年くらいの団体(遠足かな)が入館するのを見てお察しでした・・・どうせハングル読めないしw

正東津駅に戻りタクシーで次の目的地に移動します。
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韓国のタクシーは自動ドアではありませんが、ドア開閉時に後方を確認できるミラーがついている車が多くて便利でした。

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タクシーで来たのは「草堂スンドゥブ村」。正東津駅から約30分27,000wでした。こちらで江陵名物のスンドゥブを昼食にする算段です。お店までは決めていませんでしたが、タクシーの運転手さんがこのお店がオススメだから連れてってあげるって連れてこられたお店がここ。

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童話ガーデン(トンファガドゥン동화가든)

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人気店らしく多くの人が待っていました。ここでは入口の機械で整理券を取って待つスタイルです。1枚の整理券で6名(4名)のグループまでOKです。入口上にある電光掲示に番号が出たら入店できます。ちょうどお昼頃の来店で前に50組ほど待っていた様子でしたが、回転が速く45分待ちで入店できました。外で待っている人も多かったですが、暖房の効いたスペースで待つことも20名くらいまでならできます。

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メニューには一部に日本語表記がありました。1つめがチョングッチャン、2つめがちゃんぽんおぼろ豆腐、3つめが草豆腐、4つめが辛おぼろ豆腐、5つめが一丁豆腐、6つめ記述なし。

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注文したのは3つめの草豆腐。

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現地の方が食べているのを見ると皆さん真っ赤なおぼろ豆腐を食べていましたが、私には辛さが調整できるこれで良かったです。一部副菜はセルフサービスでお代わりできます。おぼろ豆腐単体ではさっぱりとした味でしたが、副菜と一緒に食べるといろいろな味が楽しめておいしかったです。熱々でしたので体も温まって良かった。スンドゥブは初めて食べるものなのでこのお店がアタリなのか、他のお店でも同じようにおいしいのが食べれたのかはわかりませんが、美味しくいただけたので大満足です。タクシーの運ちゃんには感謝ですね。

満腹になったので次の観光地へ。この付近にタクシー乗り場はありませんが、このお店にタクシーで来るお客さんも多いようで、タイミング良くタクシーを拾うことができました。

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草堂スンドゥブ村→烏竹軒 タクシー約10分4,800w

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烏竹軒
五千ウォン札、五万ウォン札の肖像画になった親子の生家です。烏竹軒or船橋荘のどちらかを観光しようという計画でなんとなく烏竹軒になりました。

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烏竹軒の詳細はKonestなどでご確認ください
https://www.konest.com/contents/spot_mise_detail.html?id=7348

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烏竹軒を1時間ほど観光しタクシーで江陵駅に戻りました。

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烏竹軒→江陵駅 タクシー約7分3,600w

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帰りのKTXまで約30分あるので駅周辺をまた散策・・・

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帰りの列車の乗車が始まりました。

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帰りのKTXは行きの列車と全く同じ編成でした。我々が江陵観光している間に、ソウルまで1往復してきたっぽい。確証はありませんが、先日の事故で江陵車庫には入庫できないので、それしか考えられないです。

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往復とも同じ経路ですが、帰りはソウル駅まで直通なので清涼里駅→ソウル駅は初乗車です。

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清涼里から先は漢江に沿ってソウルを目指します。奥に見えるのがロッテタワーですかね。

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ソウルシティツアーバスに乗車していたときに気になっていた川沿いを走る路線が今回乗車した路線だとわかり疑問も解決。

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龍山駅付近で釜山方面からの路線と合流

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江陵から約2時間。定刻でソウル駅に到着しました。

つづきます



おまけ
自動券売機でKTX切符の買い方

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スタンディングタイプのクレジットカード専用タブレット端末で切符は簡単に購入できます。購入方法のメモです。

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Languageから日本語を選びます

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出発駅と到着駅を入力します。江陵駅の端末は初期設定が「江陵→ソウル」でした。出発日時と人数を設定し、列車を照会するをタップ。

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条件に合った列車が表示されますので、目的の列車の一般室or特室をタップ。自由席は一般室が一定数以上販売されているなどの条件を満たした場合のみ表示されるようです。

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確認ダイアログが出るので確認/同意をタップ。

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選択した列車と運賃が表示されるので確認し、決済するをタップ。

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画面の指示に従ってクレジットカードを挿入。

以上で決済が進み、問題なく決済されるとレシートタイプの切符が出てきます。UIは単純で操作も簡単ですので、窓口が混雑している場合などは積極的に利用したいですね。


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