がいしょく日誌。

読んで字のごとし。外食日誌

「三好弥」(錦糸町)

2020-03-09 12:48:55 | 錦糸町
73:「三好弥」(錦糸町)
魚フライ定食


今日は六本木で試写だが、時間の都合上、錦糸町でランチ。
となると、最近は「シラツユ」だったがあまりにも連続したので、似たような錦糸町の老舗の洋食屋「三好弥」に行くことに。

いつも「三好弥」ではなく「シラツユ」をチョイスしてしまう理由はいくつかある。
①駅から近い。徒歩30秒。
②11時から営業。「三好弥」を含め他はだいたい11時半から。
③メニューが豊富。
④店内が綺麗。
⑤ファミレスほどではないが最大で40~50人近く入るキャパシティ。個人経営の洋食屋にしては広目。
…なんだが、今日はこれらを振り切って「三好弥」に。





中に入り席に着く。
中はこんな感じ。









「シラツユ」の3分の1ぐらいのキャパとは言え、ぎゅうぎゅうに相席にすればMAX26人は座れる。
それ以上に店内に漂うフライ臭は長年のもので、床も油でちょっとべたついてる。

メニューはこんな感じ。







ふと気がついた。
前は定食の欄にビーフステーキがあったが、明らかになくなってる。
ボク、実は「三好弥」は初めてではない。別ブログで既にビーフステーキを食べているが、ビーフステーキにデミグラスソースを使い、ステーキの味が台無しになっていた。この時のことがあったので、正直(「三好弥」=いまいちな店)となってたので行かなかった……が、一番の真相である。

そんなこともあったのでちょっと慎重に選んだ。
(グリルはダメだけど、フライならいいのかな?)
と考え、
魚フライ定食を頼んだ。

ナポリタンやオムライスという洋食屋定番メニューを頼むのも手だったが、ここはフライの実力を見るために魚のフライを頼んだ。
ちなみに、二代目と思わしき茶髪の40代の男性店員にフライの魚を訊くと「メカジキ」と答えた。


なるほど、「メカジキ」のフライか。自分の実家で「メカジキ」が出ると煮すぎ・火を通しすぎでパサパサになることがある。こうなると最悪。カジキ、メカジキはマグロ類だが、マグロと比べると淡白な印象。そういう意味ではソースやタルタルをつけて食べるフライにはもってこいだが、まずは揚げ加減にかかる。

5分ほどで配膳。



この時点で客が俺一人とは言え早い。

サラダを片付け、
メカジキのフライを一口。




サクサクッ。

うん、衣のサクサク感は良いし、
肝心のメカジキも硬くはない。かと言ってジューシーとまではいかない。要は普通に美味しく出来たということ。タルタルもちょうどいい。
社員食堂なら評判上々だろうけど、
830円としては普通。
このメニューをリピートするなら「たまに」でいい。
店はリピートしたいけど違うメニューがいいかな。

魚フライ定食を食べている間に初老のお一人様リーマン×2に30代のお一人様リーマン、とランチタイムだからかリーマンホイホイと化してきて、そこそこの人気を見る。

とりあえずローテーション入りだけど、
プロ野球の先発ローテーションで言うところの火水木に出てくる裏ローテーションかな。

とは言え、ステーキの時ほどダメな印象はなく、むしろ色々試してみたい。


総合:★★★
魚フライ:★★★
その他:★★★
メニューの豊富さ:★★★★
雰囲気:★★★
居心地:★★★
リーズナブル:★★★

再訪4「シラツユ」(錦糸町)

2020-03-04 16:25:31 | 錦糸町
再訪4:「シラツユ」(錦糸町)
Cランチ(オムライス)


昨日の話。
午後2時すぎに錦糸町。
やはり、今日も「シラツユ」かな。




ん、ドアに何やら貼り紙がある。



どうやらギリギリセーフ。

で、この日のAランチは



ほう、ロースカツ(カレーソース)か。ちょっとそそられるがこの日はオムライスを食べると決めていたのでCにしる。

中に入る。
そこそこ埋まっていたので
マスターのカミさんと思わしき女性店員に
「相席でよろしければ」
と告げられ、まだ誰もいない四人卓に案内される。
そして息子と思わしきウェイターにCランチを頼む。




店内を見回す。
この日は以下の感じ。
ジャズのBGMが流れる中、
左隣の二人卓には50代リーマン風二人。遅いランチで手前が課長か係長、奥が次長といった役職者風で課長がAランチ、次長がCランチを頼んでいた。
ちょっとすると〆のシャーベットが。今日はオレンジみたいだ。

通路挟んで真ん中の四人卓には40代カップルのランチ。これまたAランチとCランチ。
その左隣の二人卓には70代のおばあさん。ナポリタンを頼んでいた。

表沿い中側の四人卓には40代男性と女性&子供らしき3人。
40男性は恰幅がよく、体重100前後のメガネをかけた薄毛の石塚風。男性の向かいに座る子供への話し方は普段一緒に生活をしてるっぽくない。
が、彼らが席を立つ際に分かったが4,50代女性二人と40代男性という組み合わせだった。

さらに表沿い奥に40代主婦3人組。さすがにこの位置からは何を頼んだかわからないが近所のマダムのランチという赴き。
壁側には30代お一人様の女性と、30代お一人様の男性がいて、共にAランチかCランチを頼んでいた。

後から来た客もそうだが、この店は明らかに1000円で済むAランチとCランチの注文が多い。安い上に味噌汁とシャーベットが付くからだ。
Bランチは輸入牛ステーキランチでいまいちな上に1320円と微妙であり、人気がない。

そんな人間観察をしてしばらく待ち、
Cランチが配膳。




白身を抜いた卵黄だけの焼きの様子。




一口。




程よいチキンライスに薄焼き卵。

二、三口食べてふと思った。
オムライスなのに福神漬けがついてるじゃん。
試しに福神漬けと食べる。
ちょっと新鮮。

チキンライスを見る。




普通のチキンライスよりも細かい玉ねぎやら鶏肉やらが多い。アクセントとしてはいい。

うーーーん、
普通中の普通。
悪いわけじゃないけど基準的な感じ。

〆のオレンジシャーベット。



全体的に飛び抜けてはないが、たまに食べるにはいいかな。

総合:★★★
オムライス(卵):★★★
オムライス(チキンライス):★★★
雰囲気:★★★★
居心地:★★★★
リーズナブル:★★★

再訪2「喫茶 ニット」(錦糸町)

2020-02-29 11:27:46 | 錦糸町
再訪2:「喫茶 ニット」(錦糸町)ブレンドコーヒー、ホットケーキ


令和になろうが、
新型コロナウイルスが流行ろうが、
錦糸町の喫茶「ニット」は変わらない。




と思ったら、良く見るとホットケーキセットが50円ぐらい値上げしている。

が、よくサンプルの方を見ると、




あ、セットの値段なんだね。


店内に入る。
相変わらず客はいる。
しかも、ピンクの電話が鳴っているレアな状況。




ちょっとして、ママに注文を訊かれてホットケーキを頼むと、

ママ「ホットケーキ、1時間はかかるよ」

えっ、1時間も?

「ニット」のホットケーキは過去に何回か頼んだことはあるが、待つとしても20~30分ぐらいで、1時間待ちはさすがになかったが……
……ま、いっか。


少しすると、ボクの直前に頼んだBモーニング(ハムトースト)が運ばれていた。あ、モーニングなら早いのか。

間もなくして、三代目(孫)が来て、手伝いを。




すると、ホットケーキのシロップとナイフ、フォークが出た。




それから…
ガチで1時間か経過(笑)。
本当に1時間以上かかってるが仕方ない。
10人で来た女性客(!)他、カップルやボクみたいなお一人様で店内はほぼ満席に。


その間に二代目(娘)が来て、
1時間待ちのホットケーキも次々と頼まれていく。
これ、居心地がいいからみんな1時間でも待つみたいだ。

さらに20分後……
ようやくホットケーキが配膳。




その後、コーヒーも配膳。




分かりにくいかもしれないが、超分厚いホットケーキ×2である。




これをバターとシロップでシンプルに食べる。


シロップをかけて、





ナイフで切って





一口。

パンケーキのシンプルな味にシロップやバターでアクセントを入れる。

上の段ではシロップを控えめに使い、
下の段でシロップをふんだんに使う。
1時間20分待っただけのことはあるためか、普段よりも割り増しで美味い!

すると10時45分くらいから客が満席で入れなくなっている。
それを見ながら〆のコーヒーをすする。

新型コロナウイルスで自粛ムードのさなか、喫茶「ニット」は全く無関係でフルハウスで、名物のホットケーキで賑わっていた。




総合:★★★★★
ホットケーキ:★★★★★
コーヒー:★★★
雰囲気:★★★★★
居心地:★★★★★
アクセス:★★★
リーズナブル:★★★


「チャンプ」(錦糸町)

2020-02-25 20:16:12 | 錦糸町
70:「チャンプ」(錦糸町)



今日も錦糸町。
このままの勢いで行くとまた「シラツユ」に行きそうな所だが、グッと堪えて新規開拓。
新規開拓というか昔からあるけど入ったことがない店へ。


「チャンプ」。





錦糸町駅前の交差点の楽天地のビルの



斜め対角線にある場所にある店。
パスタとピッツァがメインのイタリアン。

錦糸町でパスタの店なら以前は生パスタの店「カッソーニョ」があったが2年前にビルの改装に伴い閉店してしまった。その近くにあるのがこのチャンプだ。
外観はこんな感じで、



地下の店になる。




中に入る。
こんな感じ。





夕方なのに客がボクだけで、がらーんとした店内には斎藤洋介似のマスターのみ。
BGMに布施明の曲が響きわたり、哀愁の昭和な空間に。

メニュー。







特製みそのパスタからカキとベーコンのを選ぼうとしたらカキがないと言う。
代わりにキノコの特製みそとグラス赤ワインを頼む。

まず、赤ワインが配膳。





ふと、店内を見回すとこんなポスターが。



昭和チックなジョニーウォーカーのポスターだった。

すると、よもやの別の客が来店。
どんな客が来たかと思いきや、身長180cm前後体重120kg超えに見える巨漢の男性。
巨漢らしく(?)ミートソースの大盛りを頼んでいた。
ここは量の店なのかな?
一応普通盛りで頼んじゃったけど。
さらにちょっとしたら30代ぐらいのカップルが来店。
かなり落ち着いた雰囲気の店だからカップルで来ても悪くない。


しばらくして、特製みそのキノコパスタが配膳。





運ばれた途端、みそのいい香りがする。
パスタは麺の太さからごく普通のスパゲッティと見た。

巻いて、





一口。

普通にコシがあるパスタ。要は醤油パスタをみそにアレンジした物だった。
みそは甘さ辛さもちょうどいい感じ。

後味も意外とあっさりで、確かに普通盛りよりも大盛りがいいかも。

普通盛りで1000円。
サイゼリアやポポラマーマと比べるとちょっと高目だが、雰囲気と場所代な気がしなくもない。
ごく普通だが特製みその分だけプラスワンかも。

とりあえず、また行ってみるかな。


総合:★★★★
特製みそ:★★★★
パスタ:★★★
雰囲気:★★★★
リーズナブル:★★★


再訪3「シラツユ」(錦糸町)

2020-02-24 12:44:29 | 錦糸町
再訪3:「シラツユ」(錦糸町)
ロールキャベツホワイトシチューセット


午前中に錦糸町で映画を見た後、吸い寄せられるようにガード下の老舗の洋食屋「シラツユ」。





今日はあらかじめロールキャベツホワイトシチューセットを頼むと決めていた。




なぜなら、前回右隣の席に座った女性が食べていたのをチラッと見て美味そうに見えたからだ。
ならば次回頼もう、と。


奥の方の席に案内され、早速ロールホワイトキャベツシチューセットを頼む。

今日は祝日だからか、平日の昼間より少なく感じる。客入りが4割程度。ひょっとして新型コロナウイルスの影響か?

程なくしてロールキャベツホワイトシチューセットが配膳。



意外と早かった。

冬ならではの熱々なメニューだ。
結構量があり、いつもみたいに前菜・副菜をつけなくて良かった。ホワイトシチューの真ん中にロールキャベツが2つゴロッとあり、ニンジンやアスパラガスなど野菜の具が大きい。

まずはロールキャベツから、ナイフとフォークで。



一口。
熱いが美味い。
ホワイトシチューにぴったり。
ロールキャベツ単体でなく、ホワイトシチューに入っているから美味しいかも。

ふと、ニンジンを食べる。




おっ、意外にも甘くて美味い!
ニンジンが甘いというのがたまにあるけど、その当たりという感じだ。洋食屋さんの技なんだろうね。アスパラガスもいいアクセントになっている。

具が片付いた所でパンをディップする。







ライスという手も考えたが、ここはパンにした。やはり美味い。

そしてシチューそのものを楽しむ。
ロールキャベツ→野菜の具→パン→シチューと4段階で存分に味わえるロールキャベツホワイトシチュー。

〆にコーヒー。




会計に親父さん(初代?)がついたので、ロールキャベツホワイトシチューが季節メニューなのか訊いたらオールシーズン対応だそうだ。

でも、まだまだ寒い2月や3月ならこの温かメニューは格別である。


総合:★★★★★
ロールキャベツ:★★★★
具材:★★★★(ニンジンは★★★★★)
シチュー:★★★★★
秋冬向き:★★★★★
リーズナブル:★★★