のんこ昔ばなし

隠れ家的な。

昭和七年十月号主婦の友

2013-01-25 12:07:49 | 昔の本

昭和七年十月号 主婦の友 付録。

 

「冬物の和服裁縫」 100ページにわたりカラーで「今流行の和服一切の写真畫報」があり。

続いて、寝具、長着、羽織、袴、帯、水着に至るまで、和裁の仕立て方が載っている。

 もちろん旧仮名遣い。

はさみ広告も趣があり。 「脚気はこれに限るよ」とある。まだ脚気が国民病だった時代か。

「便秘がこれいっぱいで直ったよ」ともある。

今も昔もこのニーズは不変だね。 

 

 「ごらんあそばせ」のキャッチコピーがいい。
言ってみたいw。

 

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新宿「赤と黒」

2013-01-10 18:22:03 | 懐かしの写真館
これは昭和30年~40年代、かなぁ。。。

赤と黒、というBarが新宿にあったらしい。

5月2日新宿「赤と黒」にて。とだけ裏書。

実家の母は子のなかった先代夫婦に世田谷の本家筋から3歳の時養女にもらわれてきて、後年父を養子に迎えた。

その生みの母親を母は育ての母親を看取った後、世田谷からうちに引き取って看取った。

その世田谷のおばあちゃんの遺品(財布)が残っていて。

中にこの写真があった。

母の弟さんだ。(と思う)

ずっと財布に入れて持ち歩いていたこのおばあちゃんの母心を想う。

この弟さんは若いころ、バーテンをして、その後レストランを運営、

中年以降は奥さんの実家のある北陸へ転居して暮らしておられるとのこと。

イケメンだなぁ。。。

遺伝子欲しかった。(笑)






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富山の薬売り(古ちらし)

2013-01-08 15:28:16 | 昔のちらし



その昔、年に1,2回富山の薬売りの行商人さんが訪ねてきました。

大きな風呂敷包みをよっこらしょと土間の上がり台に降ろしますと、やなぎごおりを開きます。

子供心にわくわくと、祖母の後ろに控えておりました。

お目当ては、お土産の紙風船。

厚紙でできた薬箱に、新しいお薬を補てんしていきます。

使った分だけお支払。

お茶をふるまい、ひとしきり、祖母と茶飲み話をし、また次のお宅へ。

そのおじさんが置いて行ったちらしです。

ヅーシは、頓服。

熱が出たり、歯が痛い時お世話になりました。

粉薬で、オブラートに包んでもらい砂糖水で飲みました。

仁愛アースは塗り薬。オロナインのようなものだったのかな。

久保医薬品の製品ですが、当時、福井、富山あたりの会社だったらしいです。

そういえば、昔は行商人宿というものがあって。

繁華街でもなく温泉地でもない、こんなところになんで旅館が?という場所にひっそりありました。

いまは、みかけませんねぇ。





コメント (1)
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