小さな花びらのひとりごと

山野草のフォトとささやきを綴っています♡

ぶらぶら

2017年11月16日 | 花の記録

夕暮れが早くなったので

ほっつき歩きも長くはできなくなってきました

春に写したセンボンヤリ(4月5日撮影)

 

春は開花する花をつけ

秋は開花しない閉鎖花をつけます

この中で自家受粉して種を作り

綿毛になってもうすぐ飛んで行きます

秋のこの姿が

大名行列の千本の槍を連想させるということから

センボンヤリと名付けられたのですね

 

ちなみに、春は別名のムラサキタンポポって呼んだほうがぴったりだと思いませ~ん?

ふ~~飛んでいけ~

 

 イヌコウジュ

紅葉して真っ赤になってました

ひっそり残ってくれてました

 

 

 

アメリカイヌホウヅキ

奥深い色になってました

 

 

いい色

色っぽい

 

アキノキリンソウ

花期が長いからずっと見てるだけ

そろそろ撮らないと知らないよ~って催促するように咲いていたので

そーね、そろそろだね~って撮ってきました

滑り込みセーフ

 

 

葉の先も茎も赤くなってました

 

 

 

 

花言葉は「警戒」「警告」「要注意」

まるで健康診断の結果のような言葉が並んで

忘年会続きの残り1ヶ月半

行動を諭されているようです

 

 

 


ヨメナ

2017年11月14日 | 花の記録

あるサイトに女へんの漢字についての記事がありました

女へんに良いと書いて娘

他家に入って嫁

鼻につく存在になれば嬶(かかあ)

波風をふかすようになれば婆

男へんの漢字の少なさは

変化に対応できない男性の生き方に由来すると書かれていました

いや、漢字を作ってきたのは男性だからじゃないの?

って私は思うけど・・

私は今、女へんの漢字の進化の過程では「嫁」です

自己申請です

 

野ではヨメナが露を纏っていました

文字通り茨の道のヨメナ

 

 

 

ノコンギクと見分けが難しいと、以前は写真を撮るのも避けてましたが

最近なんとなく分かってきました

 

 

嫁は優しい

 

この字も女へんだそうです

嬲(なぶ)る 

ほらね、男性目線

これは

ブルゾン** with B 「35億」でしょ

 


ツルリンドウ

2017年11月11日 | 花の記録

リンゴかな

 

リンゴじゃないよ

ルビーかな

 

ルビーじゃないよ

 

梅干し!

・・・・・

ツルリンドウ

 

微妙な色のグラデーションが美しい

 

この美しいお着物を脱いじゃうと

「私脱いでも綺麗なんで・・す」

 

やっぱりドレス着た方がいいよ

 

まだ暑いね~と言ってる時から

もう寒いね~と言い出す時まで咲いてます

大家族で次から次に姉妹が出来るのですね

 

蔓性だけど足首くらいの高さから腰の辺りまで

高い木に登っているのは多分見た事がないと思います

 

蔓をたどってみると

姉妹が多くて登れないのか

地を這っている時もあり

 

近くの木に引っかけてあげます

せっかく種に翼があっても

高い所にいないと飛べないよ


秋に別れを告げコートが欲しくなる頃

赤い実がはじけて 飛んで行ってしまうのなら

もうすぐ旅立ち

別れの時が近づいています

 

 


灯台へ

2017年11月09日 | 花の記録

灯台の下まで行きたいと、七人にお願いして移動の途中

私、普段はお食事の時には撮影しないのですが

隣に座った方がご主人に送るから、スマホ貸して~と

彼女のスマホは他の方の車の中、いいよ~

撮影、ヤマさん、トップ譲るっw

(たくわん、いらんでしょ笑)

 

さあ、灯台の下へ

イソギクです

 

近場の海岸では見た事がなくて

何故かなと思っていました

調べたら、分布域でもなくて・・

ゴメンナサイ(^。^)

この辺りで咲くのは、明治時代に千葉から持ってきた植栽が野生化したものらしいのです

 

葉の裏が真っ白で

雪の子みたい

 

 

近くにはイエギクとイソギクとの交雑種のハナイソギク

 

 

 

ハナイソギクとイソギクとの交雑種と思われる株も

 

 

この株は???

 

ハマナデシコ

 

背が低く埋もれるように咲いていました

 

逞しい姿

 

今でこそ車でピューと行けますが

百年以上前は、灯台に赴任された方は寂しかったでしょうね

灯台守として一日中緊張の連続で灯をともしていたのでしょう

休憩のひととき

浜に咲く沢山の花に囲まれ

どれだけ心が和んだことでしょう

 

 

 

 

 

 


ダルマギク

2017年11月08日 | 花の記録

♬ 薄紫のダルマギクが秋の日の~

何気ない日だまりに揺れている~

などと花うた ♪ を歌いながら車を走らせ「しおかぜの花の島」へ

 

びっくりするほど少なくなってます

 

夏が暑かったからかね~

雨も少なかったし~

盗られたかねえ~

 

キク科アスター属耐寒性多年草のダルマギクです

花言葉は「打たれ強い」

強風や乾燥に耐えるための工夫を身につけ

他の植物が生きられない場所で咲いています

こんな海が見える岩場が絶好の住み家です

 

シロバナも咲きます

 

 

 

 

海風は容赦ないから

風を避けて ひっそり咲く花も

 

 

 

いじらしい

 

穏やかな日ばかりではありません

これからも厳しい自然に負けず

強く逞しく咲いて欲しいと願いをこめて

岬をあとにしました

 

♫ こんな小春日和の穏やかな日は~

あなたの優しさがしみてきて

あれこれ悩むわたしに

苦労はしても 笑い話に時がかえるよ 心配いらない と

笑った~~♫