びわの実が少しずつ色づいてきた。
ガーデンの古くからの住人であるこのびわの木は
ほとんど植えっ放しなので
このように巨大化してしまっているが
それでも今年はこんなにたくさん実がついた。
実がつき始めた最初の数年は
袋をかけたりもしたが
けっこう面倒臭いこともあって
いつの間にか自然に任せてしまっている。
そのせいかどうかわからないが
年によって実の成り具合が違っていて
実が大きくなる前に落下してしまい
ほとんど収穫できない年もあれば
今年のように無事に大きく育つこともある。
しかし、ここまで育ったからと安心はできない。
この先に一つ大きな問題がある。
いつの間にか、鳥に食べられてしまうのだ。
実が熟すのを狙っているヤツがいるのである。
すでに食べられてしまった実もある。
ここから先は鳥と人間の戦いとなるのだ。
でも、それも楽しみの一つではあるけどもね。(笑)
こちらはアンズの実。
アンズという名が可愛らしいので
4~5年前に植えたのだが
昨年あたりからようやく実をつけ始めた。
まだ今は色づいてはいないが
熟してくると明るいオレンジ色になる。
ジャムにするほどたくさん実をつけるまでには
まだ数年はかかりそうだ。
とにかく果樹は時間がかかるのだ。
みかんなんかほぼ10年間も実がつかず
ほとんど諦めていた頃
急にたくさんの実をつけ始めて驚いたものだ。
だから果樹栽培のプロは凄いと思う。
こっちは遊び半分の素人なので
実が成ろうと成るまいが痛くも痒くもないが
農家さんはそうはいかない。
でも、やっぱり成ると嬉しいものだけどね。(笑)