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noriba-ba's garden

目指せ土偶職人

山庭では2つ目のボタンの花がキレイに咲いたが

今日は最近私が嵌っている縄文土偶。

ネットで見たミニチュア土偶(前列)がめっちゃ可愛くて

ついポチっとしてしまったことをきっかけに

その魅力にとりつかれてしまった。

そして届いたミニチュア土偶をお手本にして

それより少し大きいサイズを自分でも作り始めた。

最初に作ったのは”みみずく土偶”

右の小さいのがネットで買ったミニチュア土偶で

左の大きいのが私が真似して作った土偶。

出来はイマイチだが素朴で可愛い。

次に作ったのが”遮光器土偶”

大きな目が遮光器に似ていることから命名されたらしい。

全身を覆う渦巻紋とずんぐりした体型が特徴的だ。

その次に作ったのが”ハート型土偶”

顔の輪郭がハート型になっているのが特徴で

目と鼻の大きさに比べて口が小さい。

また、オッパイがあることから女性だと思われる。

さらに続けて作った”ヴィーナス土偶”

このモデルは縄文中期に長野県棚畑遺跡から出土した

壊れずに完全な形をした数少ない土偶の一つ。

女性の身体が柔らかな曲線で表現されていて

その高い完成度から”縄文のヴィーナス”と呼ばれている。

横から見るとこんなふうに腹部や臀部の膨らみが

ボリューム感たっぷりに造形されていて

縄文時代の女性の逞しさやおおらかさが伝わってくるようだ。

実際にはいくら何でも

こんな体形の女性がいたとは思えないが…(笑)

これ程までに自由にそして大胆にデフォルメされた

この”ヴィーナス土偶”を見ていると

ひとつの立派な芸術作品のようにも思えてきて

縄文人の創造力や表現力の豊かさを感じる。

そして最後に作ったのが”遮光器土偶”2号。

前の”遮光器土偶”1号とは別のミニチュア土偶をモデルに

今度は少し立体的に飾りをつけてみた。

この土偶は縄文晩期に青森県亀ヶ岡遺跡から出土したもので

頭部の髷が複雑で1号よりもいかつい感じがする。

一応、私の中では今までで一番の完成度だ。(笑)

土は土偶の雰囲気を出すために黒土を使用。

後ろも前もたくさんの飾りが入っていて

制作に結構手間がかかったので

無事に焼き上がった時には感無量だった。(笑)

こうして作った5体の縄文土偶。

一つひとつどれをとっても個性的で可愛い。

私が感じる土偶の魅力は何と言ってもその素朴さと

どこかひょうきんですっとぼけた味わい。(笑)

そして大胆にデフォルメされたデザイン性にある。

これからもまた新たな縄文土偶と出会い

土偶職人を目指して作り続けていきたい。(笑)


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