グルメのイノシシに球根を悉く食べられ絶滅寸前のユリ。
だが幸いにも難を逃れ生き残った奇跡のユリが咲いた。
さすがの腹ペコイノシシも見落としてしまっていたようだ。
おかげでスクスク育ち、背丈はゆうに1.5mを超える。
種類はおそらくオリエンタル・ハイブリッドの1種だろう。
同じ球根でも、アガパンサスには目もくれないイノシシ。
花は十分キレイだがユリ根ほど美味しくはないのだろう。
この淡いクリーム色のカラーも球根から咲く花だけれど
幸いにもイノシシの口には合わないらしく…無事だった。
実は…1か月ほど前に植えたサツマイモの苗と枝豆が
先日無残にもイノシシに掘り返されてしまっていたのだ。
食べ物の少ない季節ならいざ知らず、こんな季節にまで
堂々と出没するようになってきたことにただただ唖然…。
でもまあ、元々イノシシの方が先に住んでいたわけだし
山で暮らすなら仕方がないとあきらめるしかなさそうだ。