昨年6月に訪れたターシャのコーギコテージで
買ってきたルピナスの種から育てた苗に
ようやく一番花が咲いた!
ガーデンの数か所に分けて植えたのだが
いちばん南の日当たりの良い苗が
真っ先に美しい花をつけた。
先週は花の姿かたちも無かったのに
いつの間にか突如として現れてきたようだ。
そして、くま蜂がさっそく蜜を吸いに来ていた。
このルピナスの種はターシャの庭で採れたので
アメリカのバーモント州生まれ。
果たして日本の気候で咲いてくれるか…と
心配していたのだが
さすが、ルピナスは逞しいよねえ~。
よく見る園芸品種のルピナスは
もっと花がギュッと密に寄り合って太いけど
これは原種に近いものなのか
細くてすっきりとした野性的な姿をしている。
確かにあの時
ターシャの庭で見たものと一緒だ。
カメラを気にすることもなく
夢中になって長いこと蜜を吸っている
くま蜂に聞いてみたいものだ。
「どんな味がする?」…と。
それにしても
こうしてターシャの育てたルピナスを
私の庭で咲かすことができた喜びはひとしおだ。
あの憧れのターシャと
ルピナスを通してつながっている気がして
ほんとうに嬉しい限りである。