ん? 何の匂いだ?‥と立ち止まり、見回すと
通り過ぎたキンモクセイの木からの香りだった。
近づいて見ると、小さなオレンジ色の花が
目立たずひっそりと咲いているではないか。
おや、おや、こんなところにいたんだ‥と
すっかり忘れていたその存在に改めて気づく。
美しい花の色や形にばかり目を奪われていて
案外、見ているようで見えていないなと思う。
人間が如何に視覚情報に頼り過ぎているか‥
キンモクセイの香りを嗅ぎながら思い知った私。
行き過ぎて 見えざる香をば 感じおり
キンモクセイの ここにありしか
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