山庭のバラはまだほとんどが蕾だが
いちばん最初に咲き出したのが
このスヴニール・ドゥ・アンネフランク。
でも実はこれは2番花で
1番花は1週間ほど前に開花していたようだが
私が気づいた時にはすでに散りかけていた。(笑)
やはりここでも週末ガーデナーの悲しさかな…。
このバラはガーデンを始めてまもなく
アンネの思い出という名に惹かれて植えたもので
もうかれこれ10年近くになるだろうか…。
その間、何度も枯れそうになりながらも生き永らえてきて
何とかここまで大きく育ってきた。
さすがその名の由来通り
第二次世界大戦時、運命に翻弄されながらも
強く生きたユダヤ人の一人の少女
アンネフランクに捧げられたバラというだけある。
病害虫に強く、樹勢の強いところは
アンネの心の強さに通じているように思える。
加えて、赤、オレンジ、黄色と
その時々で様々に移り変わる花色がとても美しく
半八重の可憐さと相まって
明るく可愛らしい少女のイメージにぴったりだ。
このアンネの他に今咲いているバラは
真っ白な小振りの花を咲かせる白雪。
蕾のうちに虫に花びらをかじられているようだが…。
これまた白色のつるバラ、アイスバーグ。
小さな虫が入り込んで悪さをしようとしているが…。(笑)
次にもうすぐ咲き出すのは
真っ赤な花を咲かせるリリーマルレーン。
おそらく来週あたりには開花しているだろう。
淡桃色のカップ咲きフロリバンダ
ハンスゲーネバインの蕾もかなり膨らんできた。
開花が楽しみなバラのひとつだ。
山庭はこれからがバラのシーズンなのだが
手入れが行き届いてないので
すでに病害虫にやられたバラも多く
はたしてどれだけキレイなバラが見られるか…。
まるでギャンブルのような私のバラ育てなので(笑)
アンネのバラのように逆境にもめげず
自力で強くたくましく花を咲かせてくれることを
ただひたすら願うのみだ。(笑)