前回、布農族(ブヌン族)や賽徳克族(セデック族)の人たちと一緒に飲んだ話を書きましたが、そのことをもう少し書きます。
真ん中のTiyan(ティヤン)さんは実はお祖父ちゃんが日本人の警察官だったとのこと。
そのことを聞いた時、私は一瞬緊張したのでした。なぜなら映画「セデック・バレ」や中国の抗日ドラマに出てくる日本人警察官のほとんどは、高圧的で現地の人をバカにした態度を取っていたからです。当時の . . . 本文を読む
9月26日(木)。
昨日、宿に着いたのは夕方だったのでわからなかったのですが、朝起きると山の景色がとても美しく、空気も澄んでいます。
私が泊まった部屋。ベッドが10個もありました。
ここに来た時、テレビのある部屋と無い部屋のどちらが良いか訊かれたので、ある部屋にしました。
なぜかというと、台湾の16chの「原住民族電視台」が見たかったのです。この局は一日中、原住民族の紹介をしていま . . . 本文を読む
第十話を書いてからだいぶ日にちが経ってしまいました。
布農族(ブヌン族)の村での2日間があまりにも濃かったので、私の中でなかなか消化できずにいたのでした。
台湾に行く前、布農族(ブヌン族)の情報を得ようと必死だったのですが、言葉の壁と自分のキャパシティと時間の無さで、あまり情報が無いまま台湾に来たのでした。
とにかく台湾に行けば何かしら情報を得られるに違いないと思ったのですが、来てみてわかっ . . . 本文を読む
さて、前回は邵族(サオ族)の村へ移動し、民宿に泊まったというところまで書きました。
ここ、本当に素敵だったんです。
今回の旅、2週間ということで、宿代をできるだけ節約していたので、これまではゲストハウスの女性専用ドミトリーに泊まっていました。金額は1泊500元(1500円)前後。
でもこのあたりは民宿かホテルしかないようです。
台湾の合法民宿のサイトで、この宿を見て一目ぼれして予約をしま . . . 本文を読む
九族文化村の写真がたくさんあるので、9月24日の続きです。
台湾には現在、14の原住民族が政府によって認定されています。
この人たちは、17世紀に中国の福建省からの移民が来る前から住んでいた人たちで、後日訪ねることになる布農(ブヌン)族の方が言うには5000年の歴史があるそうです。
彼らを「先住民」と言わずに「原住民」と言うのは、漢語で「先住民」は「既に滅びてしまった人たち」という意味があるか . . . 本文を読む