実は九份から台北へ戻る途中、私は咳が止まらなくなり、苦しくなってしまいました。
どうやら2週間の旅の疲れが出たようです。何しろ一日もゆっくりすることなく、とにかく調べて動いて調べて動いて、の連続だったので、さすがに体が悲鳴を上げたのでしょう。
でも何とか台北で夕飯を食べ、ゲストハウスに無事戻ることができました。
9月30日(月)
無事日本へ到着。
その後、例の布農(ブヌン . . . 本文を読む
9月29日(日)
台北での滞在はノープランだったのですが、数日前に原住民族電視台(台湾原住民のテレビ局)でやっていた、烏来(ウーライ)での原住民の刺青の写真展が気になっていたので行ってみることにしました。
烏来(ウーライ)は泰雅(タイヤル)族が多く住むところで、温泉地としても有名です。
そして、私が台湾へ行くきっかけになった映画「セデック・バレ」で、セデック族の頭目モーナ・ルダオの壮年期を . . . 本文を読む
前回の日記を読んで「続きを楽しみにしています」と仰って下さった方が何人かいたのに、随分と日にちが経ってしまいました。
実はこの旅のハイライトは、布農族の村での出来事だったので、私の中ではもう既に「書ききった」という満足感があったのでした。
でも明後日に韓国へ行くことになり、恐らくまた何か書きたくなると思うので、今更ですが最後まで書こうと思います。
9月27日(金)
さて、布農族の村を . . . 本文を読む
前回、布農族(ブヌン族)や賽徳克族(セデック族)の人たちと一緒に飲んだ話を書きましたが、そのことをもう少し書きます。
真ん中のTiyan(ティヤン)さんは実はお祖父ちゃんが日本人の警察官だったとのこと。
そのことを聞いた時、私は一瞬緊張したのでした。なぜなら映画「セデック・バレ」や中国の抗日ドラマに出てくる日本人警察官のほとんどは、高圧的で現地の人をバカにした態度を取っていたからです。当時の . . . 本文を読む
9月26日(木)。
昨日、宿に着いたのは夕方だったのでわからなかったのですが、朝起きると山の景色がとても美しく、空気も澄んでいます。
私が泊まった部屋。ベッドが10個もありました。
ここに来た時、テレビのある部屋と無い部屋のどちらが良いか訊かれたので、ある部屋にしました。
なぜかというと、台湾の16chの「原住民族電視台」が見たかったのです。この局は一日中、原住民族の紹介をしていま . . . 本文を読む