先日YouTubeを見ていたら、こんなものを見つけました。
Altan urag-Xox tolbton
「Altan urag」というモンゴルのバンドです。
モンゴルのホーミーや馬頭琴と西洋楽器の組み合わせで、民族音楽のようなロックのような不思議なこの音楽。結構衝撃的です。
バックの映像がとても気になり、調べてみました。
実は最近、馬に乗って草原を駆ける男性に魅力を感じていたのです。
調べたところ、どうやら「Mongol」という映画のようです。モンゴルの英雄チンギス・ハーンのことを描いています。
このブログをアップする2日前までYouTubeにもありましたが、残念ながら削除されてしまいました。この映画に出ている俳優さんは皆、モンゴル人だと思っていましたが、なんとなんと、主役のチンギス・ハーンを演じているのは日本人。浅野忠信さんなんです。完全にモンゴル人に見えます!
監督はロシアの方のようですね。この映画、日本でもDVDで出ているようなので、気になった方は見てみてくださいね。
少し前、ある人がtwitterで「本当に良い映画は、言葉がわからなくても面白いものだ」とつぶやいていました。ほー、そういうものか、ならば見てやろう、と思い、私はYouTubeで原語のまま見たのでした。
面白かったです。すごーく。 俳優さんの表情を見ているだけでも面白かったのですが、彼らが来ている服、行動パターン、戦闘の時に付ける仮面、彼らが酒の席で歌う歌、広大な草原の景色、祈りの場所の雰囲気など、興味深いことがたくさんありました。
家畜の放牧のため定住しない彼らにも、祈りの場所がきちんとあるというのは新しい発見でした。
三方を大きな石に囲まれた狭い場所で、奥の高いところには動物の頭蓋骨がひとつ祀られていて、そこがとても神聖な場所であることがわかりました。
モンゴルの写真などでよく見る、石をたくさん積み上げて青い布を巻いてある塚はオボーと呼ぶそうですが、これもその一種なのでしょうか。
それから映画の後半に、おそらく中国人貴族とチベット僧なのではないかという人たちが出てきます。
他の登場人物は皆モンゴル語なのに、彼らだけは中国語を話しています。
そのチベット僧は、戦いに敗れ、奴隷市場で売られているチンギス・ハーンを助けることになるのですが、その時「我知道・・・」と話しかけます。中国語はあまり聞き取れないので、字幕スーパー版で確認しないとわからないのですが、もしかしたらこのチベット僧は、チンギス・ハーンがこの後、ユーラシア大陸の約半分という、とても広大な土地を征服していく運命にあることを知っている、と言っているのかも知れません。
そんなわけで、言葉がわからないので細かい内容はわからないのですが、字幕なしで外国映画を見るのはなかなか楽しいです。字幕があると字幕ばかりに気を取られて、こだわり抜かれたであろう映像の全体像を受け取るのが難しくなります。
これからもこういう映画の見方をしていきたいと思った次第です。
Altan urag-Xox tolbton
「Altan urag」というモンゴルのバンドです。
モンゴルのホーミーや馬頭琴と西洋楽器の組み合わせで、民族音楽のようなロックのような不思議なこの音楽。結構衝撃的です。
バックの映像がとても気になり、調べてみました。
実は最近、馬に乗って草原を駆ける男性に魅力を感じていたのです。
調べたところ、どうやら「Mongol」という映画のようです。モンゴルの英雄チンギス・ハーンのことを描いています。
このブログをアップする2日前までYouTubeにもありましたが、残念ながら削除されてしまいました。この映画に出ている俳優さんは皆、モンゴル人だと思っていましたが、なんとなんと、主役のチンギス・ハーンを演じているのは日本人。浅野忠信さんなんです。完全にモンゴル人に見えます!
監督はロシアの方のようですね。この映画、日本でもDVDで出ているようなので、気になった方は見てみてくださいね。
少し前、ある人がtwitterで「本当に良い映画は、言葉がわからなくても面白いものだ」とつぶやいていました。ほー、そういうものか、ならば見てやろう、と思い、私はYouTubeで原語のまま見たのでした。
面白かったです。すごーく。 俳優さんの表情を見ているだけでも面白かったのですが、彼らが来ている服、行動パターン、戦闘の時に付ける仮面、彼らが酒の席で歌う歌、広大な草原の景色、祈りの場所の雰囲気など、興味深いことがたくさんありました。
家畜の放牧のため定住しない彼らにも、祈りの場所がきちんとあるというのは新しい発見でした。
三方を大きな石に囲まれた狭い場所で、奥の高いところには動物の頭蓋骨がひとつ祀られていて、そこがとても神聖な場所であることがわかりました。
モンゴルの写真などでよく見る、石をたくさん積み上げて青い布を巻いてある塚はオボーと呼ぶそうですが、これもその一種なのでしょうか。
それから映画の後半に、おそらく中国人貴族とチベット僧なのではないかという人たちが出てきます。
他の登場人物は皆モンゴル語なのに、彼らだけは中国語を話しています。
そのチベット僧は、戦いに敗れ、奴隷市場で売られているチンギス・ハーンを助けることになるのですが、その時「我知道・・・」と話しかけます。中国語はあまり聞き取れないので、字幕スーパー版で確認しないとわからないのですが、もしかしたらこのチベット僧は、チンギス・ハーンがこの後、ユーラシア大陸の約半分という、とても広大な土地を征服していく運命にあることを知っている、と言っているのかも知れません。
そんなわけで、言葉がわからないので細かい内容はわからないのですが、字幕なしで外国映画を見るのはなかなか楽しいです。字幕があると字幕ばかりに気を取られて、こだわり抜かれたであろう映像の全体像を受け取るのが難しくなります。
これからもこういう映画の見方をしていきたいと思った次第です。
言葉は分からなくても伝わることはたくさんあるよ。
ストーリーを追うのもいいけれども「感じる」ことも大事と思ったこの頃です。
もちろん音楽も感じて。
あとは微妙にヒンディ語の勉強にもなるよw
日本の音楽ももっと日本の古来の楽器やリズムを取り入れて欲しいです。
日本的音楽=ダサい、欧米の音楽=COOL
残念な流れです。
初コメント、さんきゅ~。
そうだったね、さおりさんはヒンディー映画を原語のまま見てるんだったね。
字幕なしで見るって、いいもんだねえ。よりストレートにいろんなものが伝わってくるような気がした。
日本の音楽は最近、神楽に注目しています。
格式ばった邦楽も嫌いじゃないけど、神楽って結構ファンキーだなあと最近思う。
そろそろ神楽の季節になってきたので、見に行きたいと思ってます。
あと、地歌舞伎の雰囲気とかもすごく好き。