上州からの山旅

凡人noyamaの山旅の記録

秋の大和路(ハ経ケ岳・大台ケ原)2日目

2016年11月21日 | 山2016

【山 名】弥山1895m・ハ経ケ岳1914m、大台ケ原日出ケ岳 1695m(奈良県)
【日 程】平成28年11月17日(木)~19日(日)
【同 行】小・中
【天 候】17日快晴、18日快晴、19日あめ
【ルート】17日前橋3:30===11:20桜井市千寿亭---大神(おおみわ)神社-----談山神社----吉野神宮----天河大弁財天------17:00天川村民宿井頭
18日宿7:25==8:10行者環トンネン西口(1000円)8:25-----9:10奥駆道出合----11:00弥山----11:45ハ経ケ岳12:00----12:40弥山小屋----14:00出合---14:40P===18:00心・湯治館
【行 程】18日L=10.5km +-1500m 行動時間6:30
【地 図】ルート図はこちら
【温 泉】


 天河大弁財天で朝のお勤めに参加し
 お神酒をいただき奥宮の弥山へ出発
 舗装はされているものの細く曲がりくねった渓谷の道20km余りを
 時速30km程で45分かかり行者環トンネル西口の駐車場へ


 
 行者環トンネル西口
 広い駐車場に2台のみ止まっていた
 駐車場に入るとエンジンを切る間もなく小屋から
 料金1000円也を徴収に来た
 トンネルの東口から先は崩壊の危険があるため通行止め
 このトンネルが利用できないので大台ケ原へは
 かなりの回り道を余儀なくされる



 
 最初の沢には心もとない造りの木橋



 
 薄氷が張っていたが、快晴の空に気温は高く
 ひと汗かくころには奥駆道との出会いに



 
 ここからしばらくなだらかな稜線が続き
 展望も良い



 
 前方には青空の元に弥山小屋が見える
 手前は急な登りの様だ



 
 西宝宿跡、理源大師像
 熊野本宮から吉野へ至る大峯山奥駆道には75の靡(なびき)と呼ばれる
 修行の場があったそうだが西宝宿はリストに無い
 弥山小屋前の看板には以前は120か所あったと書かれているので
 その当時の宿跡だろうか?



 
 なだらかな尾根を過ぎ弥山への登りが始まる



 
 奥駆道出合から西宝宿跡までの平たんな尾根



 
 先は次第に急になる



 
 山上ケ岳方面
 吉野の金峯山寺から山上ケ岳の大峯山寺への
 往復48kmを千日登り続ける千日回峰行というのがある
 常人にはとてもできるわけもないが
 吉野から山上ケ岳へは一度縦走してみたい



 
 右稜線近くにに大台ケ原ドライブウエイが見える



 
 弥山小屋
 今年の営業は終了していた



 
 弥山奥宮へ



 
 天河大弁財天奥宮
 昨晩泊まったところからも登山道がある
 里宮から奥宮までの参道となる道だが
 5年前5日間で2千4百ミリ余の降水量を記録した
 紀伊半島大水害の影響であちこち崩壊しているらしい
 昨夜の宿も吉野川の氾濫で床上浸水したそうだ



 
 弥山から近畿地方最高峰のハ経ケ岳


 
 オオヤマレンゲ自生地
 鹿の食害防止のためネットで囲われている

 

 
 弥山を振り返る



 
 山頂から南
 何が原因か枯れ木が林立するも見通しは良い



 
 ハ経ケ岳山頂
 快晴無風の山頂で休み
 何時か全山縦走の叶わぬ夢を語り下山


 
 木が枯れる前はコケ蒸していたのだろうか


 行者環トンネルの東が通行止めのため
 大回り道をして大台ケ原へ向かう
 大台ケ原ドライブウエイを走るころは
 日もとっぷり暮れ夜霧のなか宿に着いた


 
 百人以上泊まれる宿泊施設だが
 本日は我々3名の他は迎えの観光バス運転手さん1名
 15人収容の大部屋に3人だった

 夕食は獅子肉とアマゴ
 


 
 快晴の大峰山
 時季外れで入山者も少なく静かな山でした
 大台ケ原の宿も我々だけ
 なんとも贅沢な山行はやはり巡礼山行の御利益
 大切にしようと思います
 

  そんな訳で ボタンを押して頂けると嬉しいデス



 

 


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