東北旅行６日目（秋田駒＆乳頭温泉）

【日　程】平成２１年８月６日（木）
【天　候】晴れ
【ルート】宿7:00==7:20アルパこまくさ7:42==バス（600円）==八合目8:20--9:10阿弥陀池--9:25男女岳(16370m)--10:30焼森山--11:00八合目11:15＝バス＝アルパこまくさ
　　　　　==乳頭温泉　鶴の湯(500円)13:00========21:30自宅
【山行距離】　Ｌ=6.2km +-500m 行動時間 3:00
【地　図】地図　
【天気図】天気図　

　
　今回の旅行で初めて朝から晴れ
　期待に胸をふくらませ出発

　夏は交通規制がされており
　麓の「アルパこまくさ」から代替バスが八合目まで
　３５分間隔で運行されている

　


　８合目の休憩舎で案内図（１００円）を購入し出発

　


　歩き出すと直ぐに　花畑が始まった


　
　マルバシモツケ


　
　エゾニュウ

　
　エゾニュウやオニシモツケの花畑の下に８合目駐車場が見える

　


　
　ハクサンシャジン


　久々の晴れ　しかも花いっぱいのコースに夢中になっていると
　昨晩泊まった田沢湖もかすんで見えた
　晴れてはいるものの湿気が多く雲が湧いてくる


　
　田沢湖


　もう盛りは過ぎているが、ニッコウキスゲやハクサンシャクナゲも咲き残っていた

　
　ニッコウキスゲ　後ろ男女岳

　
　ハクサンシャクナゲ

　
　ミヤマリンドウ


　小一時間ほど掛けて阿弥陀池近くまで来ると
　更にすばらしいお花畑が出現した

　
　シロバナトウチソウやハクサンシャジン　後ろ男女岳

　
　黄色はトウゲブキ　後ろは阿弥陀池

　
　エゾシオガマ


　阿弥陀池から最高峰の男女岳への登りは急だが
　見晴らしも良く１５分ほどで登り切ることが出来る

　

　
　山頂からは３６０度の展望が効くはずだが
　やはり雲が多く残念だ

　


　
　乳頭山方面


　少しばかりの休憩をとり再び阿弥陀池に降りる

　


　分岐を旧道方面に降りる浄土平は
　最近まで雪が残っていたようで夏の花が咲き誇っていた

　
　ウサギギク

　
　チングルマ

　
　エソツツジ

　
　ミヤマトウキ？

　
　トウゲブキ

　
　ハクサンチドリ

　
　７月下旬当たりに来たらどんなにすばらしかったろう？
　お花畑を堪能し阿弥陀小屋方面へ引き返した

　
　　チングルマ大群落



　ここからは男女岳を中心に反時計回りに
　横岳(1583m)--焼森(1551m)と稜線を歩く


　
　焼森　名前のとおり山頂は焼け跡のよう

　
　途中、枯れかけたイチヤクソウを見た
　登山案内所のリストには
　カラフトイチヤクソウというのがあったが定かでない

　　　　
　　　　　カラフトイチヤクソウ？


　そして焼森に着くと

　



　茶色の地肌にピンクの花が現れた

　


　コマクサである

　


　
　イワブクロ


　オヤマソバ？


　秋田駒はやはり花の百名山と言われるだけあって
　今の時季でもかなりの高山植物が楽しめる
　今日はこれから５００ｋｍの道のりを帰宅予定
　名残惜しいが帰路に付くことにした


　




　ところが

　しっかり観光案内を見ていた人が
　「乳頭温泉は？」

　と言うことで乳頭温泉　鶴の湯に入って帰ることに


　

　


　本陣跡を利用した宿泊施設は囲炉裏付で風情があり
　乳白色の湯も温泉らしい温泉
　機会があれば泊まってみたい

　
　そして、往復２０００ｋｍの旅行は終わった



　【総　括】
　　５泊６日の東北旅行

　　天候は今イチであったが何とか予定の山は登った　
　　カーナビのおかげで地図読みをしなくて良いので
　　「曲がるんだったらもっと早く言えよ」
　　「そんなら　あんたが見ればいいでしょ」
　　なんて喧嘩をせずに済んだ
　　（ソフトが古いので遠回りすることもあったが）
　　　　
　　山歩き半分、観光半分の中途半端なところも
　　かえって疲れずに済んだようだ

　　海鮮を食べ過ぎ１日お腹を壊したが
　　角館の観光の日であったのでトイレに困らなくて助かった

　　当初、ついでに東北三大祭りも見ようとしたが
　　夜はゆっくりと言うことで弘前のねぷたにした
　　青森ねぶた・秋田竿燈・仙台七夕は次回の課題

　　花を見るなら７月下旬までであったようだが
　　秋田駒さすがであった　
　　ここも欲を言えば南の国見温泉か岩清水あたりから
　　歩きムーミン谷と言われる地区や
　　乳頭山あたりのお花畑も観たかった

　　八甲田山も酸ケ湯温泉から登れればもっと楽しめただろう

　　奥入瀬渓谷は紅葉の時季がベストの様だ

　　宿泊は温泉付の国民宿舎を中心に選んだ
　　どの施設も老朽化が進んではいたが
　　貧乏旅行なので安価で便利であった


　　退職したらのんびり公共交通機関で回ってみたい
　

　

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