上州からの山旅

凡人noyamaの山旅の記録

奥州道中10次を歩く

2024年06月13日 | 街道を歩く
 慶長5年(1600)関ケ原の合戦に勝利した徳川家康は主要五街道(東海道・中仙道・甲州海道・奥州海道・日光海道)の整備に着手。正徳6年(1761)幕府道中奉行は5街道の名称を統一。中仙道は東山道の中筋の道なので「仙」を「山」に「海道」は海端を通らない甲州・奥州・日光は「道中」に変更した。明治新政府は「道中」を「街道」と改名。
 嘗て「カイドウ」は「海道」や「街道」と書かれたが江戸期は「海道」が一般的だった。

 奥州道中は日本橋から宇都宮宿までは日光道中と重なり宇都宮宿から白河宿の女石追分までが江戸幕府道中奉行が管轄した街道で白河以北の青森県の三厩までの街道は仙台藩、南部藩が管轄、整備した道
白河の女石追分までが江戸幕府直轄五街道の奥州道中
 芦野宿から白河宿までは鉄道駅から遠く、コンビニや食堂も少ない現代の難所です

 



 1:宇都宮宿 ~氏家宿 (歩行距離24.1km) 2024.05.18
 2:氏家宿 ~ 大田原宿 (歩行距離29.5km) 2024.05.24
 3:大田原宿 ~芦野宿 (歩行距離29.5km) 2024.05.30
 4:芦野宿~白河宿(白河駅)(歩行距離23.6km) 2024.06.08
 




「白河の関」は江戸時代以前の東山道の関所で奥州街道の関所ではない




参考1:「ちゃんと歩ける日光街道・奥州街道」 八木牧夫著 山と渓谷社
参考2:五街道ウオーク:上記本の著者八木牧夫さんのホームページ
参考3:電子足跡:GPSログがとても参考になります
参考4:きままに歩く現地解説版など詳細な写真が豊富
参考5:街道歩き旅
参考6:「日本史 小辞典」(改訂版) 山川出版社
参考7:レファレンス協同データベース(レファ協)国立国会図書館が全国の図書館等と協同で構築している、レファレンス(調べものの相談)のデータベース




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