行程
2021年12月20日(月) 晴れ
自宅==17km==水沢寺==16km==10:30長谷寺10:40===27km===12:30関所食堂13:00===27kn===13:40長谷寺===17km===14:40自宅
今回は地元群馬県、上野の国の2寺を訪問
行程の関係で16番から15番へと逆打ち
オマケに長谷寺が午前中留守であったため午後に出直した
【16番札所 天台宗 五徳山水澤寺(ごとくさん みずさわでら)】水澤観音
・群馬県渋川市伊香保町水沢214
後ろには榛名山の寄生火山で標高1194mの水沢山があり、水澤寺はその登山口になっている
水澤寺は水沢山水澤寺とでも言うのかと漫然と思っていたが、あにはからんや「五徳山水澤寺」
そこで、五徳を調べてみるとウィキペディアには
「五徳(ごとく)は、炭火などの上に設置し、鍋やヤカンなどを置くための器具」
とあったが、「坂東三十三ケ所札所めぐり」メイツ出版(小林祐一著)には
水のもつ5つの性質を水の五徳と言い、山号の由来とある
五徳は水澤の水に通じていたのである
ここも駐車場から直接境内に入れるので山門は駐車場より下になる
六角塔
駐車場から境内に入りまず目につくのが本堂手前にある六角堂
回転台座に六地蔵が納められており左に3回廻して供養する
輪蔵(りんぞう)「お経を納めて回転させ経典を通読した御利益を得られる」は
各地のお寺で見られる同じような構造で六地蔵を納めたものは珍しいそうだ
六角堂の脇にある十二支の守り本尊
ここで気になるのが、如来・菩薩・明王という仏様の名前
これは、仏様の序列を表しているそうで上から如来・菩薩・明王・天の順だそうだ
この仏像でいえば、大日如来、阿弥陀如来、千手観音・虚空蔵・文殊・普賢・勢至の各菩薩
そして不動明王
ここには無いが、天は大黒天や弁財天などがある、仏様は複雑だがこれを機に勉強したい
本堂(観音堂)
本堂の天井画と彫刻
仁王門
仁王門の天井画
仁王門には金剛力士像の他に風神雷神像もある
御朱印
【15番札所 金峯山修験本宗 白岩山長谷寺(しらいわさん ちょうこくじ)】白岩観音
・高崎市白岩町448
金峯山(きんぷせん)とは吉野山から大峯山一帯の山で修験道の開祖役行者が修行したところ
金峯山修験本宗は修験道の寺、明治期に神仏分離で修験道が禁止され一時天台宗になったが戦後に今の宗派になった
群馬の修験道については、当ブログで以前紹介した本に詳しいが
残念ながら現在の修験道の寺として長谷寺は取り上げられていなかった
仁王門
山門を潜ると不動明王の像がある
本堂
室町建築の本堂は高崎市指定の文化財であったが老朽化のため2019年11月に取り壊され
新しい本堂になった
本堂前には神社を思わせる狛犬がいる
天井画や彫刻は以前のものが使われている
隣接の白山神社
納経所は午後まで閉鎖されていたので13:30までに往復できる
以前から気になっていた横川の食堂へ
(坂東33観音公式サイトには「葬儀等により御朱印対応出来ない事がございます。必ず事前に電話にて確認して下さい。」と書いてあった)
関所食堂
平日で空いていたが休日は混雑するらしい
建物は古いが従業員は若い
どれも量が少ないと聴いていたので評判のラーメン・炒飯と固焼きそばをオーダー
年寄りには量が多すぎないかと心配したがあっさり食べてしまった
御朱印
水沢山には何度も登っており、長谷寺の前も何度も通ていましたが参拝は初めて
水澤寺の六角堂は全国的にも珍しいものであること
長谷寺が修験道系のお寺であることも初めて知りました
山もそうですが、角度を変えて物を見ると新たな発見があるもの
人生の贈り物を探す山旅はマダマダ楽しめそうです
↓そんな訳で 押して頂くとたすかります
2021年12月20日(月) 晴れ
自宅==17km==水沢寺==16km==10:30長谷寺10:40===27km===12:30関所食堂13:00===27kn===13:40長谷寺===17km===14:40自宅
今回は地元群馬県、上野の国の2寺を訪問
行程の関係で16番から15番へと逆打ち
オマケに長谷寺が午前中留守であったため午後に出直した
【16番札所 天台宗 五徳山水澤寺(ごとくさん みずさわでら)】水澤観音
・群馬県渋川市伊香保町水沢214
後ろには榛名山の寄生火山で標高1194mの水沢山があり、水澤寺はその登山口になっている
水澤寺は水沢山水澤寺とでも言うのかと漫然と思っていたが、あにはからんや「五徳山水澤寺」
そこで、五徳を調べてみるとウィキペディアには
「五徳(ごとく)は、炭火などの上に設置し、鍋やヤカンなどを置くための器具」
とあったが、「坂東三十三ケ所札所めぐり」メイツ出版(小林祐一著)には
水のもつ5つの性質を水の五徳と言い、山号の由来とある
五徳は水澤の水に通じていたのである
ここも駐車場から直接境内に入れるので山門は駐車場より下になる
六角塔
駐車場から境内に入りまず目につくのが本堂手前にある六角堂
回転台座に六地蔵が納められており左に3回廻して供養する
輪蔵(りんぞう)「お経を納めて回転させ経典を通読した御利益を得られる」は
各地のお寺で見られる同じような構造で六地蔵を納めたものは珍しいそうだ
六角堂の脇にある十二支の守り本尊
ここで気になるのが、如来・菩薩・明王という仏様の名前
これは、仏様の序列を表しているそうで上から如来・菩薩・明王・天の順だそうだ
この仏像でいえば、大日如来、阿弥陀如来、千手観音・虚空蔵・文殊・普賢・勢至の各菩薩
そして不動明王
ここには無いが、天は大黒天や弁財天などがある、仏様は複雑だがこれを機に勉強したい
本堂(観音堂)
本堂の天井画と彫刻
仁王門
仁王門の天井画
仁王門には金剛力士像の他に風神雷神像もある
御朱印
【15番札所 金峯山修験本宗 白岩山長谷寺(しらいわさん ちょうこくじ)】白岩観音
・高崎市白岩町448
金峯山(きんぷせん)とは吉野山から大峯山一帯の山で修験道の開祖役行者が修行したところ
金峯山修験本宗は修験道の寺、明治期に神仏分離で修験道が禁止され一時天台宗になったが戦後に今の宗派になった
群馬の修験道については、当ブログで以前紹介した本に詳しいが
残念ながら現在の修験道の寺として長谷寺は取り上げられていなかった
仁王門
山門を潜ると不動明王の像がある
本堂
室町建築の本堂は高崎市指定の文化財であったが老朽化のため2019年11月に取り壊され
新しい本堂になった
本堂前には神社を思わせる狛犬がいる
天井画や彫刻は以前のものが使われている
隣接の白山神社
納経所は午後まで閉鎖されていたので13:30までに往復できる
以前から気になっていた横川の食堂へ
(坂東33観音公式サイトには「葬儀等により御朱印対応出来ない事がございます。必ず事前に電話にて確認して下さい。」と書いてあった)
関所食堂
平日で空いていたが休日は混雑するらしい
建物は古いが従業員は若い
どれも量が少ないと聴いていたので評判のラーメン・炒飯と固焼きそばをオーダー
年寄りには量が多すぎないかと心配したがあっさり食べてしまった
御朱印
水沢山には何度も登っており、長谷寺の前も何度も通ていましたが参拝は初めて
水澤寺の六角堂は全国的にも珍しいものであること
長谷寺が修験道系のお寺であることも初めて知りました
山もそうですが、角度を変えて物を見ると新たな発見があるもの
人生の贈り物を探す山旅はマダマダ楽しめそうです
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