九州神社紀行-ブログ

北九州近郊を中心に神社および周辺風景の撮影日記です。

博多祇園山笠-その2

2007-07-10 22:07:54 | Weblog
昨日の「飾り山」の続きです。
博多駅から九州随一の歓楽街、中洲方面に数百Mの今年開業11年目を迎えた複合商業施設「キャナルシティ博多」の「十番山笠」です。

 十番山笠 キャナルシティ博多
   表  
 功徳渡四海(くどくしかいをわたる)  人形師:置鮎 琢磨
5度の失敗にもめげず唐から渡来した「鑑真」です。
     
   見送り  
渡唐福徳誉(ととうふくとくのほまれ)   置鮎 琢磨
 遣唐使の時代、中国に留学した空海「弘法大師」が描かれています。
表、見送りいずれも「日本と大陸の交流」がテーマです。

  何事か茶髪の女の子の集団に遭遇

 出動を待つ、博多名物の屋台 
 専門の業者が各屋台の営業する所定の場所まで運搬して組み立てまで行います。
オーナーは組み上がったころ来て、開店準備作業に入ります。
 営業が終わる早朝にはまた業者が来て撤収してここに運んできます。


 続いて祭りのクライマックス「追い山」のスタート地点の櫛田神社です。
「追い山」は大太鼓の合図とともに当社の境内になだれ込む「櫛田入り」から開始され、須崎町の「廻り止め」までのおよそ5kmを駆け抜けます。

番外(常設) 櫛田神社
   表  
 太閤醍醐之花見 (たいこうだいごのはなみ) 人形師:中野 親一
豊臣秀吉の催した豪華な花見の模様、北政所や淀君、秀吉の子、秀頼らも見られます。

 見送り  
 神武天皇東征譚(じんむてんのうとうせいのたん)  中野 親一
古事記、日本書紀に登場する神武東征物語です、神武天皇は日向国から筑紫国を経て大和に入り、長髄彦を破って、橿原の地に都を開きました。飾りのてっぺんに八咫烏がいます。 

 櫛田入りの舞台
赤い旗は縦6.5m、横90cmの「清道旗」とよばれ各山はこれを基点に廻ります。
この旗が無かった時代は廻る基点がまちまちであったので嘉永元年(1848)に東町によって始まりました。

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