
12/15(日)日本野鳥の会筑豊の「出水のツル観察会」の続き?ナベヅルを掲載します。
到着早々、出水市ツル観察センターに入館して、屋上から観察。撮影を開始しました。此処ではナベヅルは手前とマナヅルは遠くの方と大まかに二分されてお食事に夢中のようでした。時折上空を飛び交って降りてきますが着地の瞬間は全て後ろ向きで写真はうまく撮れません。
今期の渡来数は12月15日現在、ナベヅル10,218羽、マナヅル2,066羽、その他10羽(カナダヅル4羽、クロヅル4羽、ナベクロヅル2羽)総計12,294羽がカウントされています。
ナベヅル、マナヅルは20世紀はじめまで日本全国で越冬していたそうですが、現在はマナヅルは当地出水市周辺のみ、ナベヅルは当地と山口県周南市(旧熊毛町八代)でのみ越冬しています。ナベヅルは世界の8~9割、マナヅルは5割前後が出水周辺で越冬するまでに一極集中化が進んでいます。これだけ集中しているとトリインフルエンザなど伝染病が発生すると大量死の危険があり、農業被害も問題になっています。
日本野鳥の会ではナベヅル・マナヅル分散プロジェクトを各自治体などと共同で進めています。日本野鳥の会筑豊でも遠賀川にツルを呼ぼうとプロジェクトを立ち上げました。以前のように全国でツルが見られるようになることを願っています。
撮影機材:カメラ:Nikon D7100
レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR
撮影日時:2013年12月15日11:18~
撮影場所:鹿児島県出水市
おまけ
1.オオヒシクイ
バスの車内からの撮影です、この場所には昨年同様、マガン、ヒシクイとともに居ました。
いつか近くで撮りたいと思っています。
全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。
ナベヅル(鹿児島県出水市)
ここをクリックするとフルスクリーンの画像が見られます↑
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます