
12/27(日)日本野鳥の会福岡支部の久末ダム定例探鳥会(毎月第4日曜日)があり、2015年最後の探鳥会でしたので、皆さんに年末のご挨拶もと思い参加しました。この日は北九州支部からも数名の参加があり、観察種もあまり見られないアリスイ、猛禽ではノスリ、ハイタカ、ハヤブサなど総計50数種が観察され皆さん喜んでおられました。
小生は、終了後、当地では珍しいコウライアイサを目標に寄り道をしてきました。目的地に着いてすぐに車の中から双眼鏡で探索開始です。ほどなく、1台の車が停車して、車の中からレンズを出しているのが見られました。レンズの先を見ると2羽のコウライアイサが沖に向かって行っているのが見つかりました。その後、数か所で見られましたが、かなり距離もあり撮影はうまくできませんでした。最後に割と近い所で羽繕いをしているのが見られました。この模様を掲載します。
今迄何度か見ていましたが、この距離が今迄で最短です。ただ残念ながら、雌2羽のみで雄が見られませんでした、この2羽は今はやりの同性婚?でしょうか、ずっと連れ添っていました。
コウライアイサ(高麗秋沙、学名:Mergus squamatus、英名:Scaly-sided merganser、科属:カモ科アイサ属、体長:57cm、時期:冬鳥)
「秋沙」は日本で生まれた名。秋は季節、沙は「去る」「間」などの説があるが本当の語源は分らない。
世界的な稀少種。主要な繁殖地はロシアのシホテリアン山地の河川流域。日本では1986年2月に岐阜県木曽川で初めて観察された。
それ以後、各地の河川、湖沼に少数が不規則に渡来、越冬している。以前から朝鮮での記録が知られていて、高麗(朝鮮の別称)アイサと名づけられた。
(安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年 59頁)
撮影機材:カメラ:Nikon D7200
レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 80-400mm f/4.5-5.6G ED VR
撮影日時:2015年12月27日13:22~
撮影場所:福岡県宮若市
全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。
コウライアイサ(福岡県県宮若市)
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