九州神社紀行-ブログ

北九州近郊を中心に神社および周辺風景の撮影日記です。

久留米つばき園(福岡県久留米市)

2009-03-11 11:34:39 | 
 昨日、予告の「久留米つばき園」の椿です。どんよりと今にも降りそうな天気で花の撮影にはあまり良くありませんでしたので、駆け足で廻りました。
 さすがに到着した時点では、見物客も見当たりませんでした。入口で園の手入れをされている方が数人おられたので、園内の見ごろの場所などを確認して開始です。

「久留米つばき園」
 所在地:福岡県久留米市草野町草野546-1
 入園料:無料
 駐車場:無料

 ツバキは日本を代表する国際的な花木です。久留米市東部の耳納山地北嶺は古来ツバキの進化の舞台となり、推定樹齢300年を超える大樹も健在で、社寺や民家には古木・名木が数多く保存されています。1830年にシーボルト博士がオランダ王国へ接ぎ木苗を導入し、ドンケラール氏などの尽力でヨーロッパに普及した「Doncklaeri」の母樹は、草野町に現存する久留米つばきの「正義」と推定されています。
 1950年代に始まった世界的なツバキブームが追い風となり、久留米では新花の開発が盛んに行われ、久留米はツバキ類の多様な品種の供給基地として発展し、20世紀末にはツバキ類の苗木生産量が全国第一位をしめるまでになりました。

 本園は、元々ツバキの苗園として明治時代に開墾された畑地で、地元の方達が丹精込めて育成したツバキや自然実生が混生していました。それらを活かしてつばき園に造成したものです。
 整備に当たっては、久留米つばき保存会や草野校区の有志のご協力で、主として地元で育てた植木・苗木を移植し、約500品種・2000本(実生を含む)のツバキ類が植栽されています。貴重な園芸品種や原種ツバキが数多く植えられており、ツバキの魅力を存分に観賞することができます。

 主なツパキ・サザンカ
●エントランスゾーン
 正義 義司 星飛竜 胡蝶佗助 桃太郎 乙女椿 玉之浦 絞佗助 チューリップタイム 青い珊瑚礁 
 夢の古里 姫白雪
●☐1ゾーン
 発心桜 富士の峰 蜀紅錦 太郎冠者 仙佗助 白玉宝珠 中山
●☐2ゾーン
 久留米源氏 酒中花 ねぎりす 旭(原木)昭和の栄 近江衣 丁子車 花大臣 御代の栄 正義 
 小夜佗助(紅一休)
●☐3ゾーン
 南蛮紅 暁山 久留米紅麒麟 天倫寺月光
●☐4ソーン
 福娘 雪江錦 寒咲赤佗助 白佗助 新司錦 大錦 白玉
 原種ツパキ
  クラブネリアーナ、ギガントカルパ など 
   (入口の案内看板より)

  

  

  

  

  

  

  

    
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