野沢スポーツのブログ

野沢スポーツでの日々の出来事をつづります。

子どもの成長・親の愛

2013年01月27日 | スポーツ
野球少年団の六年生は、今、進路に迷う時期。

中学生になると、

中学校の部活に入るか?

それとも、グラブチーム(シニアやボーイズ)に入るか?

グラブチームと決めたとしても、熊谷・坂戸・日高・越生など様々なチームがあり、チームカラーも様々です。

この時期土日は希望するチームに見学に行くため大忙し

そんな中、ある親子の話

大きな大会が終わり、中学生になったらどうするか?と話を子どもとしていたそうです。

その子は、とてもやさしい子。そして、仲間が大好き。

親もみんなと同じ中学校に行って野球部に入るだろうと思っていたそうです。

その子が

『オレ、ボーイズに行く



一人で決めたとのこと。

親も驚いたそうです。

やさしい子が厳しい練習の中やっていけるのか?親は悩んだそうですが、何も言わず背中を押してあげることにしたそうです。

毎週土日はいろいろ見学に行って、チームを決めてとの話。

そのチームはちょっと遠いところにあり、通うのも時間がかかるのですが、お母さんが

『頑張る

そこには、キラキラした笑顔

もう、何も言わなくても分かったような気がしました。


ちょっと、別の話ですが、

中学1年生の息子がいるお母さん。

まさに反抗期真っ最中

ちょっとでも嫌な事があると、親の当り散らす日々。

日頃は口だけなのですが、なにか相当なことがあったようで手が出始めました。

お母さんが一言がとどめになったようです。

椅子を持ち出して、お母さんの目の前に迫ってきます。

息子は少し前まで、武道をやっていてかなりの腕の持ち主。

普通ならお母さんはあっという間にやられてしまうでしょう。

そんなお母さんは

『かかってくるなら、かかってこい

逃げなかったそうです。

その息子さん、小学生からずっと武道をやっていました。

大好きで夢中で、大きくなったらプロになりたかったそうですが、ある事情で夢をたたれてしまいました。

原因は息子さんにはどうにもできない事。

お母さんもそんな息子の気持ちがわかります。

だって、一番の応援者だったのですから。

痛いほど分かるからこそ、逃げなかった。

息子は、椅子をお母さんには当てずに壁に投げつけて自分の部屋に上がったそうです。



この二つの話を同時期に聞いて親の愛は偉大だと思いました。

それぞれ違いますが、大きな大きな親の愛で包まれてそんな子どもは幸せだな。

今は、子ども自身が分からないかも知れないですが、きっと大人になってわかるのでしょう。

私もそんな立派な親になりたいものです。


そんな我がアホ息子

先週の土曜日、泣きながら起きてきて、野球に行きたくないとのこと。

よくよく聞くと眠いんだそうです。

なんだそりゃ

ピキっとくる私

そんなんじゃやめちまえ

と、ゴミ箱にユニフォームを捨ててやりましたよ

今週はキチンと心を入れなおして野球に励んでいましたがね

shiho