望の富士山22

背中にデジイチ、ポケットにコンデジで富士を追いかけています。

R7.1.18 ダマさんとの思い出の貫ヶ岳へ (18日その2)

2025-01-19 08:46:51 | 山歩き

白鳥山森林公園から舗装道のヘアピンカーブを下りた。行きはわからなかったが、ゴルフ場脇のコースで3ナンバーの高級車(偏見?)数台とすれ違った。国道52号を数分進み、右折して道路幅の狭い県道を進んだ。「貫ヶ岳登山口」の表示がちらほら見かけるようになった。そんなにメジャーな山なのか?中沢集落への道は結構な急坂、途中でSoftbankが圏外になった頃、YAMAPレポに出ていたヘリポートのある広場の脇へ出た。どうやらここらしい。H21年のレポは見て来たものの、その時の記憶なんて全然なかった。

駐車場には浜松ナンバーが1台停まっていた。間違いなく貫ヶ岳方面の登山者のものだろう。その脇にタントを停めた。白鳥山で着ていた山ウェアを着たままの運転だったが、ザックに入れていくものを整理したり、コッフェルでお湯を沸かしてテルモスに紅茶を移すなどしているうちに30分程が経ってしまった(^_^;)

今回YAMAPに提出した計画書はこの通り。H21年はダマさんの車と2台だったので、平治の段から中沢峠へ降りたが、今回はソロなのでピストンしかない。白鳥山を出るのが遅くなり、既に8:30を過ぎている。どうせこの計画通りにはいかないのだから戻ってくるのは何時になることやら(^^;)

YAMAP記録を作動させようと思ったら、ここは圏外。それでも保存した地図から記録を作動させることが出来た。このシステムは良く出来てるね。

8:34 中沢公民館脇の道へ。

ここにあった案内図。

8:41 舗装道を数分進み、一乗寺墓地の脇を通って登山口へ。クマ鈴を出し、携帯ラジオをスピーカーにしたが、雑音が酷くて聴きとれなかった。まぁ音が鳴れば良いのだ。

中沢峠へは下山できないと貼り紙が有った。結果オーライか。

最初は歩きやすい登山道。

展望が開けた所で一休み。テルモスの紅茶は熱くて美味しかった。行動食を食べ、その後アメをなめるようにした。そして、フリースベストとネックウォーマーをザックの中へ移した。風が有るのでニット帽はそのまま、暑い時は耳を出せば我慢できるぐらいだった。

段々傾斜がきつくなってきた(^_^;)

行動食をつまみ、この画像を撮っている頃、後方から軽やかなクマ鈴の音がした。振り返ると小さなザックを背負ったソロ男性。道を譲るとこの急登をあっという間に登って行った。結局今回の山行で出会ったのは彼一人だった。

なんだあのピンテが密集しているのは! 近づくと右へは行くなという目印だった。

それにしても急登の連続。部分的には手も使わないと登れないところも有り、休み休み登った。H21年のレポにも急登の表記はあるものの、ダマさんと話しながらだったが、今回は一人。辛うじて聞こえるナイツのちゃきちゃきだけが支えだった。

上方が開けたところが稜線かと思いきやただのカーブだったりと心が折れそうだった。ホントこの頃はきつかった。

YAMAP地図から。等高線が混んでいる辺りがキツかった。左のカメラマークが分岐

10:11 ようやく分岐へ。

出発が8:34なのでここまでが97分。後から思えば概ねCT通りなのだが、随分遅れた気がしていた。あと15分の表記にはH21年もダマされた、いや騙されたのだが、すっかり忘れていた。

一旦下って少し登り、また下る。あれが貫ヶ岳か。まだまだ遠いなぁ

この巨木は落雷で折れたのだろうか。

注意喚起のトラロープ

急坂

10:34 貫ヶ岳山頂に到着! 

先ほどの分岐に書かれていた15分、YAMAPの20分をオーバーしているが、こんなものだろう。

胸ポケットに入れておいたサングラスを付けて、ダマポーズ(^^♪ 

出発前にこれをやるのだと決めていた。ちなみにH21年はこの通り、2人とも若いな~

あらためて見るとダマポーズは腕組みするのが正しい。記憶が曖昧だった(^_^;)

さて、H21年は木々の合間から富士(画像)や駿河湾(画像)が見えていたのだが、木々が伸びたのと、その奥も雲が覆い撮る気にすらなれなかった。

早朝の白鳥山に比べれば遥かにマシだが、それなりに風があり、一気に寒くなってきた。フリースベストとネックウォーマーを着けてしのいだ。今日はダウンを持ってきていない。

さて、とにかくカップ麺を食べよう

ここにはベンチなんて気の利いたものはないが、数m奥に腰かけられそうな倒木を見つけた。

ずっとザックに入れっぱなしだったこれが久しぶりに役立った。

カップヌードルのシリーズは外れが無い。これも美味しかった。

食事中日が射して温かくなったと思いきや、数分で雲隠れして寒くなった。YAMAPを見るとここまでのペースは75%でゆっくりと表示されていた。登っている途中、平治の段は諦めて晴海展望台で富士や駿河湾を見て、引き返そうかと思っていたほどだ。どうせ曇って展望も無いし、遅いペースのまま向こうまで行くとどれだけ時間がかかるか分からない。幸い今日はピストンだ。先程の分岐から降りることを決めた。

11:18 リスタート

先程の急登は下る際も慎重に行かないと危ない。特にこの辺は注意が必要だった。

行きは気づかなかったが、左(東)側の木々の合間から辛うじて展望があった。でも、この時間は雲の中(+_+)

11:41 分岐から1時間って、トレランの時間か!

ところが、登りで辛かった急登は下る際にはそれ程怖いことは無かった。

今頃光が、遅いよ~

往路と同じちょっとだけ展望があるポイントで紅茶を飲むなど一休魅した以外は概ね下り続けた。

12:48 舗装道へ

中沢公民館が見えたと思ったら左奥に南アルプス! 

タントに荷物を置いてから撮りに行こうとここではコンデジのみ。その後すっかり忘れていたけど(^_^;)

12:54 ゴール! YAMAPの記録を止めた。圏外なのでアップロードは出来なかったが。

タントの手前に今朝の浜松ナンバー、タントの奥に富士山ナンバーが停まっていた。富士山ナンバーの持ち主は上述のソロ男性に間違いないだろう。二人とも晴海展望台や平治の段辺りかな。貫ヶ岳ピストンなんてことはないよね。

今日の未明にセブンで買ったペットボトルのお茶を一気飲み。常温だが適度に冷たく、美味しかった~

ウェアとパンツまで全部着替え、大きめの袋へ放り込んだ。上で食べる元気が無かったパン、車内のアルミバッグに入れてあったみかんも食べて元気回復。

往路と同様にナビを距離優先にすると河口湖ICから中央道経由の表示されたので、それに従い出発。

数分でサングラス越しに富士がドカーンと見えた。静岡(ここはギリギリ山梨だが)側からのクリアな富士は久しぶりだ。ハザードを出して停め、デジイチでパチリ。

これを今朝の白鳥山や晴海展望台から見たかったなぁ

13:29

その後は芝川辺りで苦戦したものの、概ね往路と同じ道を進んだ。順序は前後するが、タイムフリーで田村淳ニュースクラブを聴き始めた。いつも通りの土曜日山行の帰路だなぁ

サングラスをかけていたので青空に真っ白な富士が余計にキレイに見えていた。

14:12 富士宮からもパチリ

その後は未明の往路を逆回りして、県道71号から国道139号へ。

途中のファミマでトイレ休憩した後に河口湖ICから中央道へ。これがきわめて順調で小仏渋滞も無く、一度も休憩せずに16時頃に帰宅できた。

せめて晴海展望台まで行けば、ひょっとしたら富士を見ることができたかもしれないが、そこで1時間遅れていたら、遥かに時間がかかっただろう。静岡方面へは東名周りの方が早いが、高速料金が遥かにかかる。今回のように前日に谷村PAでタント泊すれば行けばアノ山へも早朝に行けそうだ。またのチャンスを作ろう。

 

こちらもご覧ください。

YAMAP

 

 


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