望の富士山22

背中にデジイチ、ポケットにコンデジで富士を追いかけています。

R5.4.22 久しぶりに歩きメインで 扇山と権現山の縦走

2023-04-23 18:05:26 | 山歩き

21日金曜までは晴れて暑い位だったが、22日は午前中が曇り気温が下がるとの予報が出た。ここ数回花見登山をしていたが、このコンディションなら開き直って距離、高低差を頑張り歩きメインの山行を考えることにした。最初に思いついたのは百蔵、扇の縦走だが、このコースを曇り予報の日に歩くのは勿体ない。ふとかなり前(H20)に試した鳥沢駅~扇山~権現山へと縦走するルートに辿り着いた。歩きメインなので扇山までは曇っていても諦めがつく、そして権現山に着くころに晴れてくればバッチリのはず。

当日は4時起床の予定だ。金曜夜は風呂と夕食を済ませ、早めに寝ようと思いきや、日ハム対楽天の試合がただならぬことになってきた。夕食中に田中将大をノックアウトして7-1。これはヒーローインタビューは誰になるか、なんてことを思っていたのだが、あれよあれよと挽回され、最後はサヨナラ負け(*_*) ※記録はこちら

ベッドに入ってもなかなか眠ることは出来なかった((+_+))

それでも当日は4時のアラームで起きることが出来た。山への情熱は衰えていないね。

今日も前日のプレ金ナイト(YouTube)を聴き始めた。4月から始まったこねくとの石山蓮華さんがゲストだ。蓮華さんは西浦和出身、山田うどんの話しで盛り上がったりしていた。月~水はゴールデンラジオを聴いているので、木曜日しか聴いていないが、まだこの番組はしっくりいっていないのが現状なんだよな~

洗濯物を干す際、まだ薄暗い空は思いっきり曇っていた。予報通りだから仕方ないね。

朝食トイレを済ませ、日中は20℃になるはず。薄手の長袖にウィンドブレーカーを着て、ほぼ予定通りに5:35頃に自宅を出発。

5:58の中央線は予想外にそこそこ多くの乗客が居たが、どうにか座ることが出来た。高尾までは10数分しかかからない。スマホを見るなどして過ごした。高尾で乗り換える際に鳥沢駅到着の1分前にアラームをセットして今度は爆睡。

6:46鳥沢駅で降りたのはR2年12月以来、久しぶりだぁ。改札を出て、数十m離れたトイレへ。個室で出すものを出して一安心。体操をして、携帯ラジオをTBSにあわせ、イヤホンで聴き始めた。

6:57 20号を超え、扇山方面を見る。曇天でうすら寒かった。

蓮見まとめては雑音交じりだったが、今日のゲスト解説者が武田砂鉄さんだと気づくのにそれほど時間はかからなかった。砂鉄さんは深夜の生放送から早朝の生放送の掛け持ちってことだよな。ちゃんとタイムフリーで聴き直そう。

集落を過ぎ、大宅映子さんのコーナーになる頃には大分クリアに聞こえるようになってきた。

毎度おなじみの道を進み、シャガを撮ったりしたが、ここでは載せない。ウェルネスパーク入口近辺を過ぎて数分。ここから舗装道をショートカット

7:58 梨ノ木平へ。鳥沢駅からほぼ1時間ってことだ。

トイレで小用を済ませ、オニギリタイム。今日は距離が長いのでいつものパン、行動食のグラノーラ他だけでなく、小さめのおにぎりを持ってきていた。

リスタートしようとしたとき、農業のオジサマに「どこへ降りるんだい」と聞かれた。ここから扇山に登るのはあたりまえ、降りる方向を尋ねるのかと思いつつ、「権現山を越えて初戸バス停です」と答えた。「そうか、気をつけてな」

こういうやり取りって楽しいね♪

「山椒の里」前回は無かったが、どこに畑があるのかな?

目立つ花も無く、つまらない登り。大汗をかくほどでは無いが、ようやく暑くなってきたのでウィンドブレーカーを脱いだ。

水場で顔を洗い、美味しい水を飲んだ♪

8:58 ツツジ群生地との分岐。ベンチは壊れていたのでザックを置くだけで腰かけることはせず、小さめのパンを食べた。

リスタートして直ぐ、上から小走りで降りてくる年配男性と出会い、挨拶した。そういえばこのルートは人気があるはずだが、曇り空の今日は誰にも会わなかった。彼が最初だった。

十分ほど登って大久保のコル。ここを右折して数分で降りてくるハイカー、そして数分でトレランさんに抜かれた。やはり人気コースだ。

9:28 扇山山頂へ 

山桜のお花が残っていた。晴れていればな~

山頂には30~40代位の夫婦、先ほど私を追い越して行ったトレランさん、奥にハムをやっている年配男性がいた。

止まると汗冷えする。直ぐにウィンドブレーカーを着た。先ずはセルフタイマーで記念写真。

う~ん、我ながら何とも言えない表情(^_^;)

勿論富士は見えない。速報をアップする気にすらならなかった。

今日のカップ麺はこれ。ちょっと高く、セール以外では買わないが、美味しくてお気に入りだ。

9:49 権現山に向けてリスタート

いきなりの急下り

H25年10月に権現山を目指して下った際に道が分からなくなり、引き返したことは覚えていた。翌年booさんと一緒に歩いた際に「ここで間違えた」と気づき、正しいルートを進んだのだ。今日は一人だが、YAMAPに示されたルートを確認しながら進めば良いのでそのミスはしない筈だ。

古びたピンクテープも付いている登山道を進む

そうそう、この標柱も覚えている

緩く登る

曽倉山のプレート、この付近は山頂っぽくないので本物の山頂はまた別にあるのだろう。

急下り

今日のルートでは彩りは見つけられなかったが、目立っていたのがヒトリシズカだ。あちこちで見られた。

スマホ

10:39 浅川峠。そういえば間違えるような分岐は無かった。10年前は何処でミスしたのだろう。それとも、整備されたのか?

緩~く下ってから登りが見えた

そういえばとYAMAPをチェックしてみた。やはりここから権現山の登りのスタートだ。

この白テープもボンヤリ覚えている

ジグザグにつけられた登山道。でもそれなりに傾斜がある。

この濃い葉は見覚えがある、アプリで検索するとジュウニヒトエと出てきた。

ナガバノスミレサイシン?

この近辺で上から下りて来た年配男性に出会った。彼とは挨拶だけだったが、この時間にここを下って行くのはどういうルートを通ってきたのか、尋ねてみたかった。

まだまだ続く急登、結構しんどかった。タイミングは忘れたが、ウィンドブレーカーを脱いだ。

あれ、ミツバツツジ?

どうやら急登はもうすぐ終わりだと見上げたとき男性3人の姿が見えた。

近寄ると彼らはツツジを撮影していた。てっきりミツバツツジだと思っていたが、お花に詳しい方が「シュジョウツツジです」と教えてくれた。この時点でははっきり分からなかったのでアプリで撮影し、後でこのお花の名前が出てきた。

彼らは浅川峠入り口までバスで来たとのこと。私が鳥沢から来たことを話すと驚いていた。

ほんの少し先が麻生山との分岐だ。

ここの傍には撮り易い位置に咲いていた。せっかく担いで来たデジイチの出番だ。

ライティングはイマイチだが、華やかでイイね。

こうしてみるとミツバツツジのように見えるのだがさて、どうか

YAMAPの記録から。しんどい登りであることが良くわかる(^_^;)

撮影に夢中になっていると先ほどの3人組は大分先へ進んでいる(^^;)

一旦緩く下る

この付近はシュジョウツツジが沢山咲いている。晴れているときに見たかったな~(コンデジ)

また急登(^_^;)

12:13 権現山山頂

山頂には上述の3人の他にカップ麺を食べていた男性2人だったかな

ウィンドブレーカーを着て先ほど話しをした方にシャッターをお願いした。今度は笑顔で('◇')ゞ

先ずは速報をアップした。

カップ麺の残り湯でスープを作り、オニギリタイム。美味しかった~

食後はデジイチタイム

12:34 北側はどうにか青空が覗いていた。中央が三頭山。

富士は勿論見えなかった。もっとも、ここは4回目だが、過去3回の到着は昼頃で、クリアな富士を見ていない。唯一マシだったのが、H26年9月だ(画像)

順序は前後するが上述の3人の記念撮影を引き受け、望の富士山の宣伝をした。ソロ歩きは誰かと話しをしたいのだ。

12:48 奥多摩方面は大分マシになった。左奥の一番高いのが雲取山

初戸バス停の到着時刻は15:42だ。H26年9月のレポをスマホでぼんやり見てきたが、CTよりも早く着いた筈。13時頃下山開始で十分だ。

先ほどのツツジポイントで切っていたラジオを再びつけた。13時からロンブー淳ニュースクラブが始まることが気になっていた。

12:54 下山開始

大ムレ権現までの十数mは超急下り

上述の3人はここに立ち寄っていたが、挨拶だけで私は先へ。

ほぼ平坦な道を進む。

和見集落への分岐を通過してここを左折(13:28)

13:42 今頃太陽が! 遅いよ~

ここを下るのは以来。ひたすらジグザグにつけられた急下りが続く。

今日のゲストは昨シーズン日ハムを引退したばかりの杉谷拳士さん、(こちら参照)

WBCで後輩の大谷翔平にインタビューの際に「私のこと、覚えていますか?」と尋ね、大谷が「あぁ何となく」と塩対応で答えたことなどいじられキャラの杉谷だが、帝京高校では練習がきつすぎて帰宅時に自転車に乗っている時が一番幸せだったこと、引退を石橋貴明に相談したときの素敵なエピソードなど、意外に知らない話もあり、十分に楽しめた。今回のように退屈な下山道はラジオ無しでは無理だったと改めて思った。

これは面白い!

14:12 急に明るくなった。先ほどの分岐以来初めて初戸を示す指導標を見つけた。奥は切り開かれて獣害防止の金網が付けられている。

14:20 まだまだ続く急下り(^_^;) そろそろ嫌になってきたが、休むのに適するポイントを見つけられず、進むしか無かった。

YAMAPのルートに沿って進んでいるが、H26年はこの辺は通っていないような・・・

麓の集落が見えた。でもYAMAPで現在位置を確かめるとまだまだ先だ(^_^;)

YAMAPの記録から。しんどい下りであることが良くわかる(^_^;)

747m地点が14:20画像

ここまで下りてきて前回の記憶と繋がった。

小さな橋を渡る

もう鯉のぼりの季節なんだな~

農作業のオジサマに挨拶した。県道18号に出て少し先が初戸バス停だ。これを撮ったのが15時丁度。一応バス停まで行き、YAMAPの記録を止めた。権現山からほぼ2時間ってことか。改めてH26年9月のレポを見直すと1時間35分かかったとある。9年前はそんなに早かったのか?

画像の通りすっかり青空で気温も上がっていた。上述のようにバス到着時刻まで40分弱あるが、へとへとで何かをする気力は無かった。とりあえず日影へ移動し、最後のパンとペットボトルの紅茶で小腹を満たし、そのまま待つことにした。

定刻から数分遅れでバスは到着した。乗り込むとハイカーでほとんどの座席が埋まっていたが、辛うじて空いている席に座ることが出来た。

途中のバス停からもハイカーが乗り込んできたが、彼らに席は無く、立ったままだった。座ることが出来、ラッキーだった。

上野原駅到着が16:20頃、次の中央線高尾行きが16:40であることは調べていた。これなら十分だ。バス停傍のスーパーの多目的トイレで着替えた。権現山まで曇っていた生憎の天気のお陰で汗はそれほどかいていないが、着替えた方が遥かに帰りの電車内でリラックスできる。

16:40の中央線もこれまたハイカーが大勢乗っていたが、ちゃんと座ることが出来た。寝て行こうかと思いきや、隣に座ったハイカーのグループがハイテンションでしゃべっている。仕方ないのでradikoで日ハム対楽天戦を聴くことにした。聴き始めは5-1でリードしていが数分後に上沢が2ランを打たれ、昨日の悪夢の再現を思わせた。それは勘弁してくれと思ったが、宮西が締めくくってどうにか勝利(^^♪

17:20に国分寺で降りると思いのほか気温が下がっていた。17:45に帰宅。

 

レポを作り始めてYAMAPの記録を見ると、距離13.9 km 上り / 下り1394 / 1279 m
ここ1年間の山行で最高の距離、標高差となり、当初の目的を達成できた。
そのお陰か、日曜時点で筋肉痛が半端ない。明日はもっとひどいだろうなぁ(@_@)
 

こちらもご覧ください。

YAMAP 山域別(中央線沿線)



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