晴れて寒さが和らぐとの予報が出た土曜日。気温が上がるので、霞んでしまい展望は厳しいだろう。また、旬の花は見つからなかった。そこで、今回は歩きメイン、また行ったことの無いコースを探すことにした。その中から、三浦アルプスにびびっと来た。そして、YAMAPレポの中から良さそうなもの(許可をもらったら貼ります)を見つけ、その軌跡を辿ることにした。
歩きメインなのでデジイチは置いて行くことにした。また、気温が上がるとの予報に、ダクロンのTシャツ、ラガーシャツ、登山タイツを内側に、早朝の寒さに備え、秋冬用のウェアを着ていくこととした。
当日は4時起床。洗濯物を干し、朝食トイレを済ませ、アレルシャットを吹きかけるのを忘れずに、5:25頃に出発。今日もアシタノカレッジを聴きながらだ。ところが歩き出して数分、コンデジを忘れたことに気付いた(^^;)
大急ぎで取りに帰りリスタート。結局最初の予定よりも一本後、6:02の東京行に乗ることになった。この時間の上りに乗るのは久しぶりだ。下りと違い登山ウェアを着た人は居なかった。空席を探すのは大変だったが、どうにか座ることが出来た。数分後にアシタノカレッジが終わった所でradikoを切り、東京駅到着1分前にアラームをセットして目を瞑った。
アラームの鳴る前に目が覚め、東京駅下車。横須賀線に乗り換えるための時間は7分、エスカレーターを2回使い、地下ホームへ。ギリギリ間に合った。早朝でまだ人が少なかったから出来た乗り換えだが、混雑した時間では絶対無理だ。東京駅恐るべしだね。出発時の横須賀線は空いていた。今度も田浦駅到着の1分前にアラームをセットした。電車の揺れは眠気を誘う。今度も数分で爆睡。
横浜を過ぎた辺りで目が覚めた。この頃には制服姿の高校生が目立つようになっていた。ここからは蓮見まとめてを聴くことにした。
田浦駅が近づくと、「田浦駅では先頭と最後尾の車両はトンネルの中になり、ドアが開きません。お降りのお客様は移動願います」とのアナウンスが入った。
7:59 田浦駅。なるほど、先頭はトンネルの中だ。
トイレで小用を済ませ、体操をしている頃、登山ウェアを着た60代位の男性に気付いた。彼とはその後数回話しをする。後で彼もYAMAPユーザーと分かるのでこれ以降Yさんと表記する。
駅前にあった観光地図。
8:09 YAMAPを作動させ、軌跡を辿って歩き出した。
交通量の多い道に出て数分後、生島淳さんのコーナーが終わった所でradikoを切り、今日も音無しで歩くことにした。
なるほど、ここは国道16号。八王子まで繋がるのか!
8:26 YAMAPをチェックしながら住宅街を通り、田浦梅の里を示す小道へ
石段を上る
8:31 ふ~む、なるほどぉ
この辺りはまだ1分、2分咲きといった感じだ。
トレランさんと挨拶した。また、ゴツイカメラを持った男性の姿も見かけた。ベンチに座り、パンを食べて一休み。また、ここでニット帽をザックにしまいハットを被った。今日は気温が上がってから着替えられる準備をしておいたのだ。
この付近はウメよりもスイセンの方がキレイだった。
案内図をパチリ。
あまり咲いていない梅林はどうでも良い。先へ行こうと石段を下へ。数分降りてからYAMAPを見ると、この方向では正しいルートに行けない(>_<)、我ながら中途半端に雑なんだよな~
汗をかきながら登り返して、上画像の「現在地」の左にある東屋へ。
9:01
上画像を撮った時は梅林で速報をアップしようと思っていた。地図を見るために何度も画面を見たために、スマホのバッテリーの減り方が早い。充電できるように予備バッテリーをカメラマンベストの中ポケットに入れてあるから大丈夫な筈だった。ところが、ポケット内に予備バッテリーはあるものの、スマホと繋ぐケーブルを忘れたことに気付いた。これで今日の速報は諦めるしかない。
それはともかく、東屋で半パンに履き替え、ウェア上下をザックにしまった。デジイチを持ってこなくて正解だ。
上画像の広場。この広場のトイレでYさんと再会した。
広場付近の方が咲き具合が良かった。
広場の下へ移動してパチリ
展望塔へ
梅林の様子
横須賀港。これを撮っている時はデジイチがあったらなと思ってしまう情けない私が居た(^^;)
ようやくハイキングコースを目指す
数分進むと国道16号に架かる陸橋へ
橋を渡った所から山道へ。ここでステッキを出した。
トレランさん出現!
このロープ場はちょっと苦労した。後でYAMAPを見るとまき道もあったようだ
ロープ場を登りきるとこのような表示があった。その後も同様のものがあちこちで見られた。地元の人たちが設置したのかな。
岩場! 右のロープを利用して登った。
次の分岐。
鉄階段の登り
お、港が見えるじゃん!
そのすぐ傍が本日最初のピーク、乳頭山
10:00 少し下ると三国峠。三国が何を指すのか分からないけど
その後は横移動。
デカい倒木!
10:10 茅塚との分岐。YAMAP軌跡を見るとここはピストンのようだ。わざわざ行っているのだから、展望が良いのだろう。
降りてくるひげを生やした欧米人男性と出会った。また、先ほど梅林の展望塔付近で出会った男性ハイカー2人組とも出会った。余程魅力があるのかな。
またデカい倒木、しかも連続!
ちょっと急登
鉄塔へ出た。
富士が見えないか・・・、そもそも方角が違うみたいだ。
小腹が空いたので2個目のパンを食べて一休み。わざわざこんな何もない所へ皆さんは来たのか、さっぱり分からなかった。レポを作りながら調べると、ここ茅塚が三浦アルプスの最高峰(215m)らしい。う~ん、皆さんがピストンするのはそれだけの理由なのかな~
10:28 往路を戻り、先ほどの分岐へ。丁度ハイカーが通過するところだった。上述のようにこの分岐を通過するのが普通だよね
横移動数分の後、また鉄階段。
登りついた先が鉄塔。数人が休んでいた。Yさんを見つけ、話しかけた。彼もYAMAPをやっており、ここまで来たという。
あれが先ほどの茅塚の鉄塔かな
10:39 リスタート。森の中へ突っ込んでいく感じだ。
後方から音がして、脇へ寄った。「ありがとうございます」と男性トレランさん、そのすぐ後ろに小学校高学年くらいの男の子、お父さんの趣味につきあっているのか、この年頃でトレランに目覚めたのか。
あれれ、なんだここは!
YAMAPを見直し、コースアウトしたことに気づいた。少し戻って道を探した。道なりに進んだつもりだったが、どこでミスしたのか。YAMAPの方角と比較し、正しい道を見つけた。これで一安心と思った頃にYさんや他のハイカーが追い着き、正しい道へと進んでいった。ミスしたのは私だけってことか(^^;)
この頃から同方向、反対方向からともにハイカーが増えてきた。バス利用を含めればあちこちに登山口が有るらしい。それぞれの体力に合わせて歩ける山域のようだ。
D12分岐を通過して下る
途中で背後から若い男女の団体さんが追い着いてきたので、先へ行ってもらった。
登り切った所で団体さんが休んでいた。ここで休むのはちょっとなと思い、先へと進んだが、道が無い((+_+))
引き返すと団体さんは出発するところだった。ここが大桜。
緩く下ってまた登る
そして下る
アップダウンの繰り返しに飽きて来た。早くカップ麺タイムにしたかったが、大休憩できる場所が見つからない。イライラしていた。
正午近くなったころ、辛うじて広くなった所で休むことにした。(これは食後に撮影)
レジャーシートを敷き、クッションを出して場所を確保。展望も無く、つまらない場所だが、仕方ない。お湯を沸かしている頃に数人のハイカーが通過していった。
そのうち、若い男女のグループもここで休むことにしたようだ。ただし、彼らは座らずに行動食やゼリードリンクだけ、それぞれスタイルがあるが、私はあれでは無理だな~
食べたらイライラは治まった。やはりちゃんと食べて休むのが私には必要だ。
一旦下って登ると人の声がした。ここでは5,6人がランチタイム中ではないか。先ほどのポイントから10分程しかかかっていない。う~ん、ここの方が良かったな~
数m先にはYさんが居た。先ほどカップ麺タイムの際に通過していったことは分かっていた。「ここは結構大変ですね」と話しかけると彼も同意した。いや、ホント、低山でもアップダウンの連続、地味にきついコースだ。
リスタート、急下り!
12:34 緩く登るとまた休んでいる人が数人、ここが観音塚だった。デカいタブノキがあるが、展望は無い。少し撮っただけで先へ。
この先はラクチンな道
暖かくて気持ちのいい道だ。この頃、携帯ラジオでロンブー淳のニュースクラブを聴き始めた。電波が良く入るようで、音声はクリアーだった。
地図をパチリ。
壊れかけのベンチは有るが、展望はない。ここは何なんだ?
その先の急階段に驚いた。短足の私は恐怖を感じる程だった。
そして急階段を上る。何じゃこりゃぁ
登りついた先が何かのピークという訳でもなかった。
この付近で大学生くらいの若い欧米人男女のグループに出会った。話しかける語彙力と勇気はなかったけど。
この巨木の先は木の根が張り出して、気を付けないとこけそうだった。
暖かく、緩やかな上り道を進むと人の声がしてきた。
ここが仙元山
おぉ、海だぁ!
コンデジ撮影だが、大きい画像を貼ってみる。
江の島とヨット。
ここから富士が見えるということは分かっていたが、この時間は無理だった。気温が上がる前、早朝にここへ来ないと難しいだろうね。
あれれ、何だあれは
トリミング
肉眼で気づいたのは岩礁と赤線で囲った鳥居。調べてみると左側に青線で囲った灯台もあることが分かった。調べてみるとこれは裕次郎灯台(こちら)、石原裕次郎さんの三回忌を記念して石原慎太郎さんが基金を募り、1989年に建てられたとのこと。真名瀬からはこれらを前景にして富士を見られることを初めて知った。今回は登山で来たが、写真を撮るならこのアングルで狙ってみたいね。ただし、車でここに来るには色々ハードルがありそうだな~
記念写真。この付近は多くのハイカー、観光客が居たが、彼らの目の前で万歳ポーズを撮り続けるのはちょっと恥ずかしかったかも。
ベンチに腰掛け、最後のパンを食べた。
公衆トイレは若干オイニーがきつかったが、小用を済ませた。
13:46 下山開始
あっという間に葉山教会へ
舗装の超急坂を下る。検索すると平均勾配16%、最大勾配は29%とのこと。さらに、ここを自転車の足つきなして上ると神父さんに認定証をもらえるという。(このブログ、このYOUTUBEも面白い)
ヨットの見え方が変わってきた。
急下りを降り切ったところでステッキをしまった。そして、電波オフを切り、radikoでロンブー淳ニュースクラブの続きを聴くことにした。この頃はゲストコーナー、歴史学者の磯田道史さん、「徳川家康 弱者の戦略」についてだった。どうする家康では描かれていない家康のj話が興味深かった。
14:06 後は県道を進み、ゴールの逗子駅を目指すだけだ。
途中で逗子駅行きのバス停に気付いた。次のバスが何分後か分からないが、7,8人が待っているのだからそれ程かからずに到着するのだろう。でも、YAMAPの軌跡はまだまだ先まで繋がっている。これを辿るのを途中で挫折したくなかった。
新桜山隧道で丁度逗子駅行きのバスが通過した。
14:46 逗子駅
田浦駅から12.8㎞。もう、へとへとだ。ホントはここで万歳ポーズしたかったなぁ
それなりに汗をかいていたので、駅内のトイレで着替えることにした。ホームの端にあるトイレは近代的、キレイな個室に入りると水流音が流れた。おり姫ってやつか。男性用にもあるのか。そして座りながらタイツを脱ぎ、パンツに履き替え、もう一度登山ズボンを履き、上もTシャツ、ラガーシャツなどをユニクロ長袖シャツに着替えた。その際に便座から腰を浮かすたびに水が流れた。これを数回繰り返すことになった。例えば手を翳して水が流れるならともかく、この方式は水道料金がもったいないのではないかな~
個室を出て、乗換案内アプリを作動させると、国分寺駅までの最速ルートは武蔵小杉乗り換えで南武線利用のものが出た。鎌倉への往復で使ったものだ。でも、3度乗換える必要がある。さすがに疲れていたので、15分程余分にかかるが、東京駅まで戻り、中央線で戻るコースにした。逗子も東京も始発なのでこれなら間違いなく寝ていける訳だ。
帰路でもそれぞれの下車駅の直前にアラームをセットして寝過ごすことなく、概ね寝ながら過ごすことが出来た。
17:20に帰宅。この日の穂数は35000歩を越えていた。
こちらもご覧ください。
https://pickelkun.web.fc2.com/hiking/2021/miura.htm
改めて見直すと、仙元山、乳頭山など今回私が通った所も重なっています。桜が咲く季節も楽しそうですね。
次は安心してビール&餃子を楽しめるときにご一緒する機会を持ちたいです。
海の見える、里山って メッチャ素敵です
私も2年前に 仙元山から海を眺めました
また、どこかご一緒しましょうネ (^O^)