望の富士山22

背中にデジイチ、ポケットにコンデジで富士を追いかけています。

R5.1.8 独りぼっちのダイヤ撮影 @南高尾見晴台

2023-01-09 11:52:06 | ダイヤモンド富士

カシミールで8日のダイヤポイントを探しているときに南高尾見晴台(画像)を見つけた。

どのコースでここまで行き、どのコースで下山するかを調べた。南高尾は過去に何度も(最後はR2年3月)歩いているが、アップダウンの連続で、高尾山口駅からはここに行くのは結構大変だ。そこで、高尾駅13:20発の相模湖行きに乗り、梅ノ木平で下車してスタート。大垂水18:04の相模湖駅行きに乗るプランとした。

ただし、このバスを逃すとエライことになる。そこで自分の過去レポを見て、見晴台から大垂水までどれくらいかかったのかを調べてみた。ところが、これはあちこちで撮影したり、寄り道したりしているので、自分の過去レポの通りでは間に合わない。次に、寄り道せずに進んだらどうなるのかYAMAPのCTを調べてみた。これなら余裕で着きそうなので、信用することにした。

当日午前中に荷物の整理を始めた。昼食後なので食料は行動食のグラノラと軽食のみで良い。ウェアは大晦日と同じ、薄手のジオラインと秋冬用の山ウェアとした。また、ダイヤ後にのんびりしているとバスを逃すかもしれない。よって、三脚は置いて行くことにした。

高尾駅から相模湖行きのバス停がどこにあるかが分からなかったので、昼食後早めに出発。高尾駅で小用を済ませ、高尾駅構内にあった地図を基に、20号へ出て右へ。

13時前に着いたので、体操をしたり、スマホを見たりして時間を過ごした。

定刻にバスは到着した。そこそこの乗車率だった。

梅ノ木平で下車する際に運転手に大垂水バス停は橋の向こうか手前かを尋ね、手前であることを確認した。

13:32 運賃は252円

自宅に居るときからスマホでガンセカを聴いていたが、下車するタイミングで番組が終わった。携帯ラジオは持っていたが、日曜日は聴きたい番組が無かったので、そのまま歩くことにした。

数十m歩き、ここを左折。

早々に降りてくるハイカー数人と会った。マイナーなコースだと思っていたが、さすが日曜の高尾だね。

ここを左折

高尾グリーンセンターを示す案内板あり。山の陰でうすら寒い林道を進んだ。この付近でも降りてくるハイカー数人と会った。

高尾グリーンセンター700mの案内板あり。この付近で出会ったのが最後のハイカーだった気がする。それ以降三沢峠までは誰にも会わなかった。

14:01 高尾グリーンセンター。車は停まっていたが、人気は無かった。

YAMAP記録から 上のバスマークから出発。青〇がグリーンセンター

少し先、ここが林道の終点

太陽が眩しい。ダイヤタイムでこの輝きがあると良いなぁ。

緩やかな登りを進むうちにジオライン効果で暑くなってきた。

マイナールートだが、安全には気を使っている訳だね。

そういえば、ステッキを使っていなかった。出すタイミング、休むポイントが無かったことが原因だが、ラジオを聴いていないことと併せて、自分には珍しい山歩きスタイルだった。

14:25 三沢峠

梅ノ木平から3.1㎞

早速男女のグループに出会った。ここからはメインルート、大分人通りが増えた。

ベンチで一休み。テルモスの熱い紅茶を飲みつつ煎餅ブレイク。ステッキを出して、クマ鈴を鳴らしていくことにした。

14:33 リスタート。ここは画像正面に進まず、左のまき道へ(^_^;)

整備された日当たりの良い道を進む

ベンチのある広場で。木彫りのフクロウ

正面は泰光寺山。ここも左のまき道へ

トレランさん7,8人と出会ったかな。

14:57 西山峠 三沢峠から1.2km

少し先、ベンチのある広場で。今度は木彫りの龍

緩い上り

日当たりの良い道を進む

この辺りは見通しが悪い

15:18 ダイヤポイントの見晴台へ到着

YAMAP記録から

最初のデジイチタイム。サングラスを掛けても太陽は眩しかった。まだ富士は見えていない。

スマホ

ダイヤタイムまで大分ある。今のうちにダイヤ撮影後も大垂水バス停18:04に間に合うように準備をしておいた。タイオンダウン、ネックウォーマー、ハクキンカイロ、ヘッデンなど。

たま~に通る人は居たが、私に興味を示す人は居なかった。当たり前か。

ポケット三脚で自撮り。

山中湖ライブカメラを見ても心配なさそう

5日に使い方を覚えたはずのスーパー地形アプリで太陽が沈む位置を確かめようとしたが、うまくいかなかった。富士が表示されないのはなぜだろう。う~ん

16時になり、麓から音楽が聞こえてきた。これと同時に気温が下がってきた気がする。ネックウォーマーを付け、ダウンを着て、カイロに点火した。

16:11 まだ富士は見えていない。空をメインで

16:17 カシミールではあと数分の筈

16:21 太陽が欠けた!

少しひいて

縦で

思いっきり広角で

ほぼカシミールの通りに山頂左へ沈んでいく。

富士山の影がクッキリ

ダイヤタイム終了。影が印象的だった。

16:25 HDR

まだ空の変化を撮りたい衝動もあったが、バス時刻が気になっていた。

16:28 下山開始!

10分程で中沢山直下のベンチに着いた。ここでネックウォーマーを外し、ハクキンカイロをズボンのポケットから上着のポケットへ移した。先ほどのベンチに座っているときはこれが必要だったが、ほんの10分で暑くなってきた。人間の身体ってすごいね。

ここには大垂水峠2.4kmの標柱あり。あと1時間半弱あるので大丈夫だろう。

金毘羅山直下の岩場。ここは手強いのに、ヘッデンの灯りで登ったのは初めてだ。

左側はイイ色になっていた。デジイチで富士を撮りたい衝動もあったが、コンデジでパチリ。

16:53 金毘羅山。ここのベンチ(H29画像)はお気に入りなのだが通過

YAMAP記録から。右下の494mが中沢山。ただし、ベンチはその直下にある。青〇が「コンピラ山直下の岩場」左上が金毘羅山

金毘羅山を下る時にトレランさんに出会った。こんな時間によくやるなと思ったが、直ぐに分かった。さらに数分後ヘッデンを点けたトレランさんに「トレーニングですか」と声を掛けてみた。「そうです」との返事。おそらくハセツネに向けてのトレーニングに間違いないだろう。トレランさんを見て山道を走ったらこけないのかといつも思うが、今回のようにヘッデンを点けていたら猶更だよね。

また、場所はあやふやだが、まだヘッデンの要らない時間帯にザックを背負ったソロハイカー、2人組ハイカーに出会った。彼らは反対方向に進んでいったがどこに向かったのか。私が行く大垂水方面が一番早い筈なのだが・・・

17:05 大洞山山頂。フラッシュ撮影なので上画像よりも暗く感じるが、まだ肉眼でも見える位の明るさは残っていた。ここでテルモスの紅茶を飲んだが、腰かけずに先へ。

この先の木段下り(H29画像)はやや緊張したが、それ以外は問題なかった。

大垂水峠人道橋の直前で新しい階段へ。R3年3月にこの階段を通った際に記憶が無いので、それ以降に出来たのだろう。土砂崩れの跡をどう直したのかは分からないが、少し登って回り込むようにつけられた道を進んだ。

17:30 人道橋へ あと30分以上ある。余裕で間に合った(^^♪

手持ちでもこういう撮り方は楽しいよね

往路で運ちゃんから聞いたようにこの橋の八王子側にバス停があるはずだ。まずはすぐ傍の八王子側のバス停に行ってみた。

すると相模湖行きバス停は200m先にあると案内が出ていた。わずか200mだが、この付近はそこそこ交通量があり、見通しが悪い。ヘッデンの灯りが車からみえるかどうか微妙だ。歩道のない所は緊張しながら先へと進んだ。

おぉ、ここか。おそらく100回以上この付近を通っているが、このバス停は気づかなかった。

ここでネックウォーマーを付け直し、ハクキンカイロを上着のポケットからズボンのポケットに移した。テルモスの紅茶はまだまだ美味しかった。ダウンを着たまま歩いたので背中の汗は少し冷たく感じたが、精いっぱいの防寒だ。ヘッデンに照らされる息は白かった。

速報をアップし、OVER THE SUNを聴くことにした。ようやく下界へ戻ってきた感じがした。

定刻18:04を少し過ぎてバスは到着した。乗客は多分2人、ハイカーではなかった。

ここからはヘアピンカーブの連続だが、結構なスピードを出してバスは進んだ。夜で交通量が少ないからなのか、いつもこうなのか。

車内で次の高尾方面が18:31であることをチェックし、間に合うか心配だったが、上述のように飛ばしてくれたお陰か18:23に相模湖駅へ着いた。運賃は273円

小用を足して上りホームへ。やってきたのは立川行き。そこそこ乗客がおり、ハイカーも居た。

19時半帰宅。気になっていたどうする家康の初回放送に間に合った。いきなり桶狭間の戦いから始まるとは、テンボがイイね。

 

※今回のコースは高尾山マガジンが参考になります。

こちらもご覧ください

YAMAP  ダイヤ・パール富士のページ 山域別(高尾)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。