数日前から13日早朝のパール富士を楽しみに、7月末竜ヶ岳以来の富士見を企んでいたのだが、台風8号の接近により断念した。
10日夜の仕事終わりが遅く、帰宅は23時少し前になった。さすがに11日山の日に出撃できるはずもなく、山仲間とやりとりして話題に上った御岳山でレンゲショウマを見に行くことにした。御岳山レンゲショウマ開花状況をチェックすると8日時点で「432輪開花」とのこと。これは「ちらほらと咲いているが探さないと見つからない」位のようだ。YAMAPで最新のレポを見ると表紙にレンゲショウマを上げている方が多い。確かに開花はまだまだだが、楽しく撮れることは間違いないようだ。
レンゲショウマ狙いで御岳山に訪れた自分の過去レポを調べると、H27年8月に食うかいさん達と訪れた日の出山にびびっと来た。そういえば7年間行っていない。今回は日の出山で流水麵を食べ、つるつる温泉に下山しよう。
国分寺発5:58に合わせ、当日は4時にアラームをセットした。前日は21時頃にベッドへ。この日は台風が近づいてきた影響か、気温が上がらず、ちゃんと眠ることが出来た。
4時のアラーム一発で起床。洗濯物を干した時点では曇り空だった。朝食、トイレを済ませ、珍しく余裕をもって出発。早速さんのradikoで生島ヒロシおはよう定食にあわせたところ、若い男性アナの声。なんと生島さんがコロナ陽性でお休みとのこと記事( ゚Д゚)
このご時世で芸能人のコロナ陽性のニュースは珍しくないが、生島さんは普段から鼻うがい、鼻呼吸のために口にテープをして寝るなど超健康に気を遣う方なのにね。
一応平日だが、昨日からお盆休みに入った企業も多いのだろう。ハイカーの姿がちらほら見られる中央線で立川へ。奥多摩行きに乗り込むと土日と変わらないハイカー御用達トレインとなった。御岳到着の2分前にアラームをセットして、眠ることにした。
アラームの少し前に目が覚めた。この日は熟睡できたみたいだ。電車移動はこれが快適だ。そして、車窓からは眩しい光が差し込んでいた。
御嶽駅では大勢が降りた。とりあえず駅前のトイレで小用を済ませ、保冷タオルを濡らした。これが大事なのだ。ケーブル下行きバス乗り場を見ると、数十人が列を作っていた(^_^;)
まだ7時過ぎだがもう暑い。スポドリを飲み、日焼け止めを塗った。radikoで森本さんのスタンバイを聴くことにした。
高尾駅小仏行のように臨時便が出ないかと期待したが、定刻にバスが1台だけ到着した。
10分かからずに着くことはわかっていたが、やはり座りたい。ギリギリ席を確保出来た。そして続々と乗り込んでくるハイカー、ドライバーが「詰めてください」と連呼して車内はぎっしり。それでも積み残しは無く、出発できた。
10分かからずに終点へ。ぎっしりの乗客が降りるのは大変だ。下車後、ほぼ全員が坂を登り始めた。いつもは体操してからノンビリ歩き出すのだが、この日はなぜかこの流れに参加して、汗をかきながら登ってしまった。
勿論ケーブル乗り場は大行列。私はそれを離れ、表参道へ。上からパチリ。
再びスポドリを飲み、体操をして、YAMAPを起動。そしてスタンバイを携帯ラジオで聴くことにしてからようやく出発!
7:50
木陰でそれほど暑くなかったが、それでも景色が単調な舗装道登りはしんどい。保冷タオルで汗をぬぐいながら登った。
たまに業務車とすれ違うくらいでハイカーには誰も会わなかった。夏にここを登り下りするのは楽しくない為、わざわざここを通る人は居ないのだろうか。
なんてことを思っていた頃、降りてきた男性ハイカーと出会った。この時間に降りてくるとはどういうことだろうか。そして、あまりハイカーらしくない男性を抜いた。彼はスギの下にある案内標柱を読んでいた。つまりはここを登るのが初めてなのだろう。
8:27 ベンチ。ここで一休みしてドリンク休憩とパンを少し食べた。
ここで休んでいた時に数人のハイカーに抜かれた。
スギ並木前半は誰にも会わなかったが、ベンチから先ではまた数人のハイカーに抜かれた。
森本さんの放送が終わり、なんとなく文化放送おとなりさんを聴くことにした。平日のこの時間はラジオを聴くことが無いため、文字通りなんとなくだ。
8:55 左はVC,神社だが、右のケーブル駅方面へ。
反対方向から大勢のハイカー、観光客の皆さんと会うようになった。勿論ケーブルカーで登ってきた人達だろう。
ケーブル駅のトイレで小用を済ませ、ここでも保冷タオルを濡らした。
とりあえず駅前広場のベンチでドリンク休憩と先ほどのパンを食べきった。
そして、今日のメインイベント、レンゲショウマ群生地へ!
9:13 ここから中へ
中には大勢のハイカー、観光客(違いはザックを背負っているかどうか)がカメラやスマホを向けていた。勿論デジイチタイム!
これ以降片っ端から撮っているが、なかなか満足いくものは撮れなかった。三脚せめてゴリラを持ってこなかったことを後悔した。
ついついこういう狙い方になるな~
背景を工夫してみたい
蕾は沢山あったので見頃はこれから。ただし、台風が来てしまうとどうなるかはわからない。今日で良かったとしよう。
順序は前後するが付近の様子。
ほぼ1時間撮影したのでお腹いっぱいだ。柵の外へ出て、ベンチで一休み。速報をアップした。
10:16 ケーブル駅前からデジイチでパチリ。
このように明るい晴れ、お陰で暑さが和らいだといえるかな。
とりあえずVCへ。VC前の水道で冷たい水を飲み、顔を洗って保冷タオルを濡らした。そして、館内で小用を済ませた。これは出てから撮影
ラジオから聴こえる天気予報では「午後は山沿いで雷雨」と報じていた。ここが関東地方の山沿いに当てはまるかどうかは分からないが、ロックガーデンなどに寄って、雷雨にはあいたくない。
10:37 この分岐から日の出山方面へ
道なりに進み、旅館の脇を抜けて登山道へ、ここは関東ふれあいの道だ。
鳥居
11時になり、くにまる食堂が始まった。今日のゲストは元ヤクルト監督の真中満さん、野球解説者の中でも彼のトークがは面白いことは知っていた。今日も野球そのものより、扇風機話しなどで盛り上がった。
山頂手前の急階段(^_^;)
途中で降りてくるハイカー2人、トレランさん2人と出会っただけ。先ほどまで居た御岳山と違い、このルートは空いていた。
山頂手前の山荘、公衆トイレから山頂への最後の階段
11:20 山頂へ 東屋には7,8人のハイカー。
東屋には座る場所が無かったので、画像左側のベンチに座ったところ、ほんの数分後にパラパラと小雨が降ってきた。空は明るいので通り雨だろうが、大急ぎで荷物をまとめ、東屋へ。
ラッキーなことにベンチが一つ空いた。テーブルは使わずに他のハイカーに背を向けて流水麵タイム開始!
今日も流水麵はうどん、ベーコンに長ネギ。卵を割る時に失敗して絵的にはイマイチ(^_^;)
画像のように、小雨は止んで流水麵にふさわしい天気になった。
くにまるさんが村上の活躍に触れると真中さんが監督を止めてから村上が入団したこと、「いやぁ、僕の時に居たらなぁと思いますよ。僕の時の4番は畠山でしたから」と自分の愛弟子をいじっていた。
食事中に続々とハイカーが到着した。上述のように私が歩いていた時は人が少なかったのだが、ここは人気の山頂だと改めて思った。
ポケット三脚セルフタイマーで自撮り。
先ほどのケーブル駅からは見えなかったが、ここからはスカイツリーも見えた。手前はベルーナドームと狭山湖
11:52 下山開始
歩きやすい登山道を淡々と下る。
馬頭観音・左側には日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が顎をかけて関東平野を見渡したと云う「顎掛岩」、こっちを撮ればイイのにね。
舗装道へ。画像に写る2人を含め、数人のハイカーに抜かれた。
ここでステッキを仕舞い、スポドリを飲んだ。
振り返って日の出山登山道入り口をパチリ。
古民家滝本のカエルのオブジェ
ここから温泉までのgooglemap
舗装道を淡々と進む。
都道184号へ。ここからの登りが何気にキツイ。大汗だ(^_^;)
13:10 つるつる温泉へ
入館料は860円。7年前よりも40円の値上げということ。次の武蔵五日市駅行きバスが14時丁度とチェックした。せっかくの温泉だが、このご時世なので賑わう食堂で長居するのはリスクがあり、楽しめない。
入り口わきにはハイカーがザックをおけるように金網の棚が設置されていた。7年前はどうだったか覚えていない。ザックの中に着替えとタオルを入れた袋を用意しておいたので、ここからは速かった。
幸い入浴客はそれ程多くなく、走り回る子供もいなかった。さっと洗って、露天の檜風呂へ。
お風呂は気持ちよかったが、長居は出来ない。時計を気にしつつ、ティーシャツ半パンに着替えて外へ。
食堂が混んでいたら諦めようかと思ったが、ここも空いていたので、グラスで生ビール、付け合わせにパリパリキャベツ
生ビールをグビっと(^^♪
10分弱でフロントへ。大急ぎで清算し、14時ジャストにバスに乗り込んだ。残念ながら青春号ではなく、普通の路線バスだったが、良しとしよう。
幸い最後列の真ん中のみが空いていた。つまり座れたのは私が最後、朝のケーブル下へのバスと違い、ここは距離が長い。ラッキーだったかな。
私の後に女性が一人、行きと違い、立ったままスタートしたのは彼女だけ。
ここは路線バスだったが、殆ど乗り降りはないまま、20分少々で武蔵五日市駅へ。
生ビールの後はひと眠りできれば最高なのだが、不思議と眠気はやってこなかった。
拝島行きの発車までは15分待ち。電車で始発なので、勿論座ることが出来た。残っていたスポドリを飲んだ。
途中駅ではティーシャツ、半パンやジャージ姿の高校生が乗り込んできた。背中にはトラック&フィールド、どうやら陸上の大会帰りのようだ。
拝島では数分待ちで東京行きへ乗り換えることが出来た。
国分寺駅で下車してから家に帰るまでに一汗かいて帰宅(^_^;)
こちらをご覧ください
つるつる温泉後、同じ時間のバスでした。
やはり、温泉&ビールで〆るのがピッケル君らしいですよ。