あ・の・ろぐ

内容に一貫性は無いし、更新は滞ると思うし、言いたい放題で好き勝手にやってるけど、あしからず。

首都高二人乗り

2004年12月11日 | バイク
 昨日の続きです。高速道路のネットワーク性の他にも懸念材料はありまして、一部だけ規制することは走行中の判断材料が増えるってこと。入り組んだ分岐や出口の方向が左右バラバラな首都高で、ライダーの負担は増えることになる。どんな規制表示がされるか現状では不明だけど、第三京浜みたいに「二輪車の二人乗りは出口へ」なんてロードペイントを発見して車線変更しようと減速した時に追突される危険性が増すだろうし、慢性渋滞してる首都高では道路のペイントや標識は自動車の車体に遮蔽されて読み取り難い。それでなくても一見さんには分かり難いのが首都高の案内表示。標識をちゃんと見るために減速しようものならまた追突の危険性が…。
 そんなに危険なら全面禁止の方が良かった? いえ、危険性を言うなら重大事故を引き起こす大型車や四輪のルーレット族も乗り入れできなくした方が健全。でもそれをしようとはしないんですよね。
 そもそも規制が継続される路線の制限速度は60km/H以下だし都心環状線は50とか40km/H以下だから、普通に走れば安全なのに、二輪車のそれも安全運転をすると言われている二人乗りだけを何故禁止するのかを考えると、首都高の設計自体が欠陥だらけで危険すぎるか、あるいは無知から来る差別としか言い様が無く、結局、一部のバカ者のために多くの遵法者が不便を強いられる不合理な規制だと思うのです。
 東京都公安委員会の老人達は一体どんな議論をしたのだろう。情報が開示されていないのに規制だけが粛々と進められる点に不安を覚える今日この頃なのです。