
「サトラレ TRIBUTE to a SAD GENIUS」 2001年 日本
監督 本広克行
出演 安藤政信 鈴木京香 八千草薫
めらめら度★★★★☆
スカパー録画にて。地上波で連ドラやっているのを2話ぐらい見たけど、アレはたいして面白いとは思わなかった。なので、映画の方もさほど期待していなかったんだけど、思いのほか面白かったなぁ。
ちっとだけ泣いちまったぜ(笑)。泣いたって言っても、じわっと来た程度だけど。映画で涙を流したのは「ショーシャンクの空に」だけだ。けど、じわっとくるていどなら、わりとよくある。意外と涙腺が弱かったりする(笑)。昔、ドラえもんで泣いたこともあったしなぁ…。
考えていることが、周りの人間に思念として伝わって、心のうちを他人に悟られてしまう異能力者「サトラレ」。異能力と同時に、国の経済を左右するほどの天才的頭脳を持つ「サトラレ」は、国によって厳重に保護されている。「サトラレ」本人に「サトラレ」であることを気づかせずに、その天才的なな頭脳をフル活用させることを目的とした「サトラレ保護法」のもと、人々は「サトラレ」に振り回される。
漫画原作らしい突飛な設定ではあるが、よく練りこまれたストーリーで、ドタバタコメディと感動テイストが程良くまとまった良作だと思う。「踊る大捜査線」の本広克行監督らしい、無駄に凝った映像や演出も個人的には好きだ。でも、人によっては好き嫌いあるかも。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます