「ザ・クリエイター/創造者」
2023年 アメリカ
監督 ギャレス・エドワーズ
出演 ジョン・デヴィッド・ワシントン ジェンマ・チャン
映画館(字幕) T13H1
ふらふら度★★★★☆
10月30日に観た映画を振り返る…。「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」のギャレス・エドワーズ監督が放つ、全く新しいSF神話。「スター・ウォーズ」シリーズの監督を務めることは、名誉なことである。しかし、ディズニーとファンの板挟みとなり、様々な圧力を受け、自由な創作が許されない。そういう意味では、この映画こそ、彼の本当の創造物なのだ。
AIという、今、最も旬な技術をテーマにしているが、基本は、アシモフのロボット3原則に通じているので、新旧が入り混じったSFって感じだったかなァ。AIロボットが人間臭くて、種族や宗教っぽい雰囲気もあり、意外と深い。しかし、AIロボットが人間臭すぎる故に、逆にロボらしさが弱く、本末転倒な気が…。ロボは、もっと人間を凌駕していないとダメじゃん。
超ハイテク技術の未来世界なのに、AIロボットがスイッチひとつでシャットダウンしたりして、ちょっと都合が良い展開だったような…。なんか惜しい映画だったなァ。後半の展開が少し退屈で、秀作SF映画ではあるが、傑作SF映画にまで達しなかったようだ。続編も作らない方が良いと思う。★4つの満足度なのに、負の感想ばかり出て来るのは、何でだろう…?
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