緑の指は永遠の憧れ

亡きお姑様から畑を引継ぎ、この春から右往左往しつつ作業開始。
覚え書きを兼ねアタフタぶりを記していきます。

TARO CAFEさん

2020-06-27 15:53:26 | 何ということもないこと
なんだかもんやりしたお天気です。

本業が忙しくて月曜までの締め切りのを大小合わせて
5つ抱えてるんですが、
どうにも気が乗らなくて、パソコンに向かってはいるものの
関係ないサイトとかばかり見てしまう。

まずい。まずいわ。と思いながらも
気がのらないと全然進まないし、
まあ、切羽詰まれば集中できるでしょう。と
イラスト素材をダウンロードしたりしながら
会津のカフェ情報を巡ったり。

なんか、猪苗代のカフェ情報を見るとどこのサイトでも
TARO CAFEさんがトップで出てくるのねぇ。

画像見るとなんだか懐かしい。
あの席で、私たちも…って。

胸に迫るものがあります。

むか〜し、娘が不登校だった頃、
校舎に入れなくて車の中で丸まって泣いてる娘を
家に連れ帰れなくて(ばあちゃんが不機嫌になるからね)、
毎日のようにドライブして回ってた。

いろんなところまであてもなくドライブする日々。

ちょっと気持ちが落ち着いてきた娘と
無言だったりぽつぽつ話をしたり。

そんな中で時たまTARO CAFEさんにも寄ってたんだぁ。

美味しいケーキと飲み物いただいたり
お昼時だとホットサンド頼んだり。
学校のジャージ着たまま、平日の昼下がりに立ち寄る
変な親子連れ。

わりと若い男性のスタッフさんが、
いい感じにほったらかしておいてくれて
居心地が実によかった。
美味しいもの食べて飲んで、娘もいつの間にか笑顔になってたよ。

娘の不登校で毎日が戸惑いと悲しみと怒りと焦りと・・・
そんなものでいっぱいだったのに
無理して笑ってた自分にも癒しだった気がする。

あの頃はねぇ、TARO CAFEさん、本当にお客さんがいなくて
貸切状態だったので入りやすかったんだよねぇ。
嘘みたいだねぇ。

なんとなく
『立派になったねぇ』と妙に成長した子供を見守るような気持ちで
あの道を通るたびに、ついつい目をやってしまう。

そして、『ああ、今日も混んでるねぇ。繁盛するようになってよかったねぇ』と、
一抹の寂しさを感じながら通り過ぎる。
いつかまた娘と行きたいなぁって思うのだけれど
もうあの頃みたいな静けさは
(いい感じにBGMはかかってたんだけど)
味わえないんだろうなと思うと
なんとなくあの頃の記憶が上書きされるのもいやなんだな。

頭に残ってるイメージはしっとりした深い深い翠と濃い茶色の空間。
革張りのソファ席に埋もれるように座ったり。
爽やかだけど明るすぎないトイレ。
目に眩しいそば畑。
店内とは雰囲気の違う明るいテラス席での
紅茶の注がれた白いカップ。

あの頃と同じ雰囲気を味わいたいけど
そうするには貸切にしないと無理だろな。
そうして、それはそれで特別感が出てしまって、
やっぱり当時とはまた違うんだろう。

あの頃に戻りたいかって言われたら

よくわからないな。

あの頃に戻ったら、何かできるだろうかと思ったりもするけど
未だに正解なんてわからないし、
人と人との巡り合わせが変えられないなら
また同じことになりそうだ。


今も平日に娘は横にいる。
フルタイムでは働けないけど、バイトに行き
サクランボ農園もやっている。
時にはままならない体調で人と同じことができないことに
焦ったりひどく落ち込んだりもするけれど
毎日まあまあ笑顔で過ごせてる。

今が幸せかどうかは
本人にしか判断できない。
周りから見たら不幸かもしれないけど
どうなのかな。

まあ、自分としては『世はこともなし』ってことで。

でもいつかいい人見つかるといいね〜とは思う。

お仕事が増えてきました

2020-06-16 10:02:41 | 何ということもないこと
本業は自営の印刷物デザイン業。

4月まではまだ定期の広報誌などもあって、
コロナの影響をあまり受けなかったのが
5月になったらきれいサッッッパリ。
パソコンに触らない生活になっちゃいました。
先行き不安になりながらも、とりあえず4月分までのお金は入るし
主人は一応会社員で、なんとか給料も出てるからとそれほどの焦りはなかったかな〜

折しも農作業が一番盛り上がる時期でもあり、
気候も外に出るのが気持ち良く、毎日朝から畑に出て農作業に勤しみました。

あら?
例年この時期って、同じ感じだわ。
よくよく考えると5月は毎年本業がぐっと少なく、
もうこの仕事ダメかも…とか思いながら畑仕事をしておりました。

本業に不安を抱きながら、
野菜で収入を得られないかな〜とか、何か作って売れないかな〜とか
ほんわりと形にもならない甘いことを考えながら
毎年農作業をしていました。

そう考えると、今年は
農作物で収入という点で、例年より前進したぞ♪

一生懸命作ればいろいろ出荷できると思うことは
今までなんとなくでやってた農作業にハリが出るし、本気にもなれる。
なかなかいい感じです。

例年持て余してた紫蘇とか空芯菜とか、
畑を遊ばせておくよりはと、どいどいと植えたさつまいもとか
目線を変えたら、オシャレに出荷できるのでは?

などなど考えるのはとても楽しい♪

6月に入っての悩みは、さくらんぼと畑に加えて
止まってた分、勢い良く本業が動き出し
朝から晩まで忙しい(ような気がする)ってことでしょうか。

なんか贅沢な悩みよのぉ、ふっふっふ。

つくづく恵まれてるなぁとありがたい気持ちになります。

恵まれついでに宝くじ当たらんかなぁ。
(ああ、最後の一文で台無し〜)

どうしようかな

2018-07-26 14:00:45 | 何ということもないこと
いつもいつでも体調の悪い、娘2号。

このところ、頭痛ガンガンだって。

もともと偏頭痛持ちで、寝込むのも日常的な光景だから、どうしたもんやら。

元気な人が寝込むとわかりやすいけど、
普段からこんなだから、医者に駆け込むべきなのかどうか、わからない。

微熱あり。

でも、暑くなる以前から上がったり下がったりしてる。

食欲なし。

うん、いつも。


熱中症の可能性もあるかなぁ。

いったい、どの病院行けばいいん?

とりあえず水分とらせて、クーラーかけて寝てる。

ちょっとうらやましい。

このところ、仕事が混んでてまともに眠れてない。

夜中に娘2号が「具合悪いよ〜(ToT)」って、仕事部屋に来るのも日常。
寝てるの起こされるのはなかなかつらい。
夜中にメインで仕事するようになったってのは、そこが影響してる部分もある。
起きてれば起こされる辛さは感じなくてすむもんね。

娘2号が、眠れなかった〜と、茶の間に出てきて、二度寝グーグーイビキかいて寝てるのを横目に、仕事や家事をバタバタこなすのも日常。

元気な娘にするには、どうしたらいいんでしょ?

体調悪いのは辛いことだって、頭ではわかってるんだけど、自分が仕事で寝てないのに、ずっと寝っぱなしの娘を見てるのもなかなかにキツい。

せめて家事をしてほしい。

優しくしようという気持ちがいつまで持つかなぁ。

…なんて、時々不安になるんだな。



病気はつらいのだ。

ただ寝てるのではないのだ。

惰眠とは違うのだよ。惰眠とは。

ガルマは死んだ。なぜだ!

坊やだからさ。

あ〜はいはい。


睡眠不足だ。
脳みそがちゃんと働かない。
昔のアニメがポコポコ浮かぶ。


ふぇ〜どっ、ぃんんん!

さぎ

2018-07-12 16:27:31 | 何ということもないこと
鷺だったらきれいなのにねぇ。

今日は詐欺のはなし。


ついさっき、見知らぬ番号から携帯に電話が入った。
すぐに切れたから返信しようとしたけど
ちょっと待った!と思い、
ネットで番号を検索したら、出るわ出るわ。
その電話は詐欺です〜って報告がずらずら。
ある意味有名な電話番号になってるんじゃないのってっくらい。

で、その注意喚起をしてるブログとかを見たら
どうも携帯とかを買わせて、そのお金は、会社が持つと言って騙し
荷物を受け取っては転送させて、被害者には
現物も手元に残らず、支払いの請求だけが来るってやつ。

ついこないだテレビで見た!

あれか〜〜!

思えば、午前中にちょっと仕事探しのサイトを検索してて彷徨ってるうちに
『家でもできる簡単なお仕事です♪』
みたいな広告が出たのでクリックして見てみたら
まさしくそういうお仕事だったので、
あ、これテレビで見たやつやん。騙されへんでぇと
すぐさま移動したのだけれど
もしかしてそれだけで、この電話が来たのかなと。

多分そうだね。恐ろしや。

そういう仕事を探してる人が広告開くわけだし
=引っかかりそうな人ってことだもんね。

返信しなければ大丈夫らしいので
とりあえず無視。

皆様も気をつけて〜

050で始まる電話番号に返信しちゃダメですよ〜。
怪しいと思ったら、ネットで番号検索すると
ざくざく出てきます。

心配する方とされる方

2018-07-02 13:25:16 | 何ということもないこと
我が娘は、幼少の頃から偏頭痛や弁膜症、
その他原因不明の不調が諸々、
まああきれるぐらいよくありまして。

小1〜2年生で、担任の先生から、
近所に住む普通学級に入れられた
知的障害の子のお世話係に任命されちゃって、
クラスメートが娘をそういう立ち位置と認識しちゃって、
その子のことは我が娘にお任せ〜からの
その子の面倒見てるから一緒に帰らない〜からの
一緒に遊ばない〜とか
学校中を彷徨うその子を休み時間中、探したり
ずっとその子と日直当番組まされて、
当番の仕事を全て一人でやらなくちゃいけなかったり〜で
娘は不登校になっちゃったりして。

とにかく体調不良になりがちで、
学校へも行きたがらなくて
自分としては、上の子に比べて
本当に何倍も心配したし、手がかかったと思うんですわ。

今でもよく夜間救急に駆け込むんだけど
苦しんでるのを慰め励まし世話し
朝まで点滴してるのを、背もたれもない丸椅子で
寒い冬に凍えながら、まんじりともせず見守ったり。

原因不明で右目の瞳孔が開いて見えなくなったり
原因不明で手足が麻痺して、病院通いをしたり
偏頭痛がひどくて、いろんな病院探して回ったり
家でももちろん、具合悪くて寝込んだら
慰め励まし心配し看病し・・・

毎日毎日、日中、小学校に付き添って
夜中に仕事をして、朝、営業さんに渡し
帰ってくるとその仕事の直しや新しい原稿が来てて、
夜中にまた仕事して・・・を
1年間やったり。

もう、本当に毎日毎日
今日はどんな具合だろう?とドキドキしながら
暮らしてきた気がする。

過ぎ行く日々、
頭痛いお腹痛い気持ち悪い
捻挫した股関節が痛い目が痛い気持ち悪い吐く〜の
エンドレス。

学校行きたくない。本当は行きたい。でも行けない。
学校なんて嫌い。でも通いたかった。
修学旅行行きたかった。
卒業式出たい。出たくない。
成人式行きたくない。やっぱり行きたい。
やっぱり会場に入れない。帰る。
でも本当はやっぱり集合写真に混ざりたかった。

同級会に行きたい行きたくない。
頑張って行ってみたらちょっと楽しかった。
けどすごく辛かった。

いろいろな節目に
行きたいと行きたくないが喧嘩してる娘を
見守ってきた。

仕事したい。
やれる仕事が見つからない。やる自信もない。
バイトしたい。バイトしたくない。
バイトやめたくない。でも行きたくない。
バイト先のスタッフさん嫌い。全然わかってくれない。
スタッフさん、お母さんが私の面倒見てないと思ってる。
病院にも連れて行かない親だと思ってる。
そんなことないのに。

でも、バイト先のスタッフとお母さんが直接話をするのは嫌。


そして今日、そのスタッフから私に直接電話が来て
体調のことについて、いろいろお話をするのを横で聞いていて
「直接電話してこないって約束したのに!」と怒る娘。
「スタッフさんだって心配してるんだよ〜」と言う私に
「あ〜もうストレスで胃が痛い〜!」と言う娘。
それを聞きながらベットのワンコを撫で
「首輪のあたりがかゆそうだねぇ」とつぶやく私。

それを聞いて娘が言うには

「最近私が具合悪いって言っても、
お母さん全然気にしなくなったよね〜。
言葉もかけてくれないよね〜。」

「えぇ?そんなことないよぉ。
看病とかだってしてるし、大丈夫?とか
声かけてるじゃん』と反論する私に

「だって、今だって私が『ストレスで胃が痛い』って言ったのに
全然違うこと話してるし。
私が痛いとか言うの嫌いだっていってたもんね
心配とかしてないんでしょ。」






そりゃぁさあ?
毎日毎日どこかしら痛いとか調子悪いとか言われてりゃ
痛いとかもう聞きたくない!って思う日だってあるわけよ。
しかも娘だけじゃなくてお父さんも
毎日毎日腰が痛い首が痛い〜よ。
顔見るたびに痛い痛い言ってるのよ?
同情するしかわいそうだと思うけど
そんな気持ちもたま〜にはさ、
薄れる時だってあると思わないすか?


先日、激しい腹痛と吐き気に襲われた娘を
心配し、何度も吐いたものを処理し、
声かけをし背中をさすり
明け方まで見守り、夜間救急行く・・・と
言いだした娘を連れて病院に行き
痛さに丸まってるのをなんとか車椅子で運び込み
先生に説明し、点滴を見守り、支払いをし
お薬をもらい、家に帰って寝かせたのは私だが
そんなのはノーカウントなのだな。

点滴して家に帰ってからもずっと何日も
お腹の不調と微熱が続いて、
食べ物に気を使ったり
病院に連れてったりもしたが・・・

日常生活でどっか痛いって言ってるのは
口癖のレベルなくらい頻繁だが
そのどれも聞き逃さず、同じような重さで
あたたかい声を掛けなくちゃいけないのか〜
なかなかにきびし〜。

バイトの時とか、外に出かける時ごとに
緊張して、行きたくないとか言いだし
お腹痛いとかいう娘に
無理やりにでも明るく話しをして盛り上げ
いってら〜と笑顔で送り出すのにも、
なかなかにエネルギーがいるのだがな。

確かに、あまり心配してるとか表情に出さなくなったな。
多分、はたから見たら
随分と無情で冷徹な母に見えるだろうなぁ。
苦しんでる最中も、われながらなんか無表情だしな。
なんかね、いろいろ慣れちゃって
この感じだとこうかな〜とか予想する癖がついたし
一緒に騒ぐより、次はどうするか考えてたりするから
冷静になっちゃうし
『あ〜、はいはい、痛いのね〜』って
感じにはなってると思う。

実際、私が横で騒いだってどうしようもないしねぇ。
心配して背中をさすったりして
『吐きそうになるからさすらないで!』とか
余裕のなくなった娘に怒鳴られたりすると
なんかもう、あ〜はいはい〜って気分よねぇ。




母はもともと、まったりと生きてきたのよ。
劇的な感情など、あんまないのよ〜。
喜怒哀楽の少ないタイプなのよ〜。
表情に出ないタイプ?
おかげで顔の小じわはちょっとは人様より少ないと思うわ。
でも人の数倍は心配性だと自認してるのよ。
いろんなことを心配してきたのよ。
内心でね。
顔に出ないけど。


娘のこともちゃんと心配してきたのよ〜。
心配性の全力を挙げてね。

でも心配してないんだって。

親の気持ちなんて子供にはわからんちんなのねぇ。




あ〜キュウリが死にそうで心配だわぁ。