セクハラ乳がん検診被害をなくそう 

三鷹市が業務委託をした、下連雀の吉祥寺通り花岡クリニックでセクハラ乳がん検診を受けました。制度の改善を求めています。

【★2023NEW!】セクハラ診療のGoogle口コミが削除されていたのでこちらに再掲

2023年06月07日 04時30分32秒 | セクハラ乳がん検診の実態

以前紹介したセク○ラ診療のGoogle口コミがまた削除されていたので再・再掲します。

新たな被害者が出ないことを願い口コミを書いたのですが、他のセ○ハラ被害者レビューと共に、いつの間にか削除されていました。

これから花岡クリニックにいこうとされている方、特に女性、絶対に行ってはいけません。
まずは下記をお読みになってください。

 

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(以下、Google口コミで削除されてしまった内容を、削除ワードに配慮しつつ再掲)

 

男性院長に、乳がん検診でセ○ハラされました。

当時、花岡クリニックは健康保険センターから送付される、三鷹市乳がん検診指定医院のひとつでした。令和5年現在、三鷹市の健康診査等実施医療機関一覧表に掲載されているのであらためて注意喚起させていただきます。

 

男性医師は検診中、終始キョロキョロ、ニヤニヤ、おどおどして、常軌を逸した不審な態度で、すべての言動がとても不快なものでした。
私が下着姿になったときも、おどおどしながらチラチラ伺い見ており、「何なの?この人?気持ち悪い!」と、心底不快に思いました。
エコーの診察中でも、私は乳がん検診が初めてだったのでいろいろ質問したのですが、
男性医師は「能書きたれてるわりには何の症状もない」という馬鹿にしたような返答をしただけで、ろくな説明をしませんでした。
触診の際も常にニヤニヤおどおど、チラチラと胸を見て、医師の態度ではありませんでした。

 

見診の際は、少し離れた場所に移動し(その行動も不自然に大げさで、芝居がかったとても変なものでした)、不必要にニヤニヤ笑いながら私の胸をじろじろと眺め「うん、うん」とうなずいていましたが、その態度も、単に女の裸を値踏みしている態度としか感じられませんでした。

さらにエコー検診の後、ジェルに濡れた私の胸を不必要に鼻息荒くじろじろ見て、驚いたことにテイッシュで拭いてくるかのようなそぶりを見せたので私が身を引くと、ニヤニヤしながら「あ、自分でやる~?」と聞いてきました。(当然でしょ!)と思いながら「自分でやります!」と答え、医師からテイッシュを奪い取りました。

不愉快の極めつけは、最後に「Oっぱいがあまり大きくないから大丈夫だよ~」とニヤニヤしながら気持ちの悪いセクハラ発言をされたことです。胸の大きさと乳がんは関係ないはずです。

 

私はこの診療について行政に意見書を送り、三鷹警察署にも相談し、三鷹市総合オンブズマンに調査を依頼し、三鷹市医師会にもコンタクトを取り、法的措置も求めるなどいろいろ動いたのですが、体調不良や仕事事情により継続できず、心残りのまま現在に至っています。

私が市役所に相談したとき、職員は「ほかに被害申告もないですし・・・」と躊躇されていましたが、性被害、セクハ○被害はすぐに言い出せるものではないし、閉鎖された診療室での出来事なので、証拠がなく、泣き寝入りしてしまう方がほとんどです。
しかし後にniji iroさんという人の口コミを拝見して(現在は削除)、やはりほかにもセクhaラ被害にあった方がいた! と腑に落ちました。

ちなみにniji iroさんは、診療の際、必要なくらい服をめくると「もっとサービスして」と、男性院長から服を下げられたそうです。

 

女性は絶対、このクリニックに行ってはダメです。この男性は「医師」ではありません。
「女性医師を希望しても男性医師にまわされる…」という受付のずさんな対応もレビューで指摘されていますので、やはり女性が行くのは危険でしょう。

何年経っても心の傷は癒えていません。このセク○ラ診療が精神的外傷となり、私はその後一度も、乳がん検診を受けられていません。自分の裸を鏡で見ることすらできなくなりました。

上記事実や男性医師の人間性については、私の口コミやほかのレビューから、各自が客観的に判断してください。

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(注)詳細を記したgooブログがあります(本ブログのこと)。「goo」「花岡クリニック」「セ○ハラ」のワードで検索してください。スクショしておいたniji iroさんの口コミも載せておきました。URLを貼れないので各自でリサーチしてください。

(注)ちなみに、他の口コミサイトに投稿しようとしたところ、
「Calooでは、ユーザ登録後の最初の口コミ投稿につきましては『評価内容が3.5以上の口コミ』のみ受け付けています」と、評価の低い口コミは投稿できないようになっています。情報操作を行う医療口コミサイトは信用しないでください。

(注)本口コミはただの中傷ではなく、公的機関とも複数回やり取りした正確な「情報」であり、公益に資する内容です。


【★2022NEW!】削除されていた他の被害女性の口コミ

2022年09月11日 01時37分45秒 | セクハラ乳がん検診の実態

後日、niji iroさんという他の被害口コミレビューを拝見しました。
やはりほかにもセクハラ被害にあった方がいた! と腑に落ちました。
スクショしておいたので、引用します。こちらもひどいです。
女性は絶対、このクリニックに行ってはダメです。

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【削除されてしまった他の女性のセクハラ診療被害内容】

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何年も前になりますが、メンタルの方がとても悪い状態で、みぞおちに違和感があり、奥さんが担当されてる心療内科を受診をしようと思いましたが、その前に体の部分を診てもらおうとこちらを先に受診することにしました。

そのことを受診の際に話をしましたが、あまりやる気は感じず、『ベットに横になって』と言われ、お腹のところの服をめくってと言われたので、必要なぐらいめくると、『もっとサービスして。』と言われ、必要があるのか?と思ったのですが服を下げられました。その時は、メンタルの方がキツかった時でもあり、ショックで涙が出てしまい、焦ったのか、急に医療の本を出してきて『けいこ先生(奥さん)は優しいから。受診してみたら…』というような事を言われました。

メンタルのキツイ時に、こんな対応、しかも、病院の先生が言うべき言葉ではないし、セクハラと言われてもしょうがないようなことを平気でする病院、本当に考えられないです。

その後、結局奥さんの担当する病院に行く気にもなれず、しばらく怒りとツラさが抜けませんでした。

(2017年10月13日にスクショ。〝8か月前〟のレビューでした)

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具合の悪いときに、本当にお気の毒です。
Googleポリシーが厳格化されたとはいえ、悪い口コミは何でも消せばよいというものではないでしょう。
患者にとっては大切な判断材料なので、特に医療機関については、公正に、幅広く情報を提供してほしい。
具合が悪いのに医者に行って、医師が原因で悪化したり新たなトラウマつくられたりしたら、たまったものではないです。


■ 市と医師会への意見書です。セクハラの具体的内容が書かれています

2008年09月23日 02時23分10秒 | セクハラ乳がん検診の実態

2008・5・10

意 見 書
~乳がん検診における医師の診察態度見直しのご提案~
三鷹市医師会
日本医師会
三鷹市総合保険センター・健康福祉部健康推進課 御中

                              平成20年5月10日
                東京都三鷹市××○丁目△△番地×号 ○○マンション202
                           (本名)○○ △△×
第1 序文
第2 事件の概要(1~7)
第3 私的見解(1~7)
第4 今後の希望
(1)三鷹市医師会・日本医師会への希望
(2)三鷹市総合保険センター・健康福祉部健康推進課への希望
第5 まとめ

第1 序文
 突然のお手紙で失礼いたします。わたくしは都内でライターをしております△△×××と申します。このたびご連絡させていただきましたのは、わたくしが先日受けた乳がん検診において、疑問を感じる出来事があったからでございます。乳がん検診を行う際の医師の態度がモラルを欠いた不適切なものであったため、その事実をお知らせしたいと思いました。わたくし個人の問題として終わらせるよりは、広く医師の皆様に啓蒙し、改善にお役立ていただきたいと考え、失礼を承知でこのような意見書を送付させていただきました。


第2 事件の概要
1 まず、事件の概要をご説明いたします。わたくしは平成20年3月7日、東京都三鷹市下連雀にあるHクリニック(心療内科・ストレス精神医療専門)にて、乳がん検診を受けました。そのクリニックを選んだのは、健康保険センターから送付された検診希望書類に、乳がん検診指定医院のひとつとして記されていたということと、わたくしの家の近所であったという理由、そしてもうひとつ、ホームページで女性の先生がいらっしゃるということを確認していたからです。わたくしがそれ以前にHクリニックに来院したことは、一度もありませんでした。
 わたくしは来院する2,3時間前に電話予約をし、乳がん検診ということを告げたのですが、その際「女性の先生がいらっしゃるんですよね」と受付にお伺いいたしました。わたくしは乳がん検診は初めてで、男性の先生から検診を受けるのは抵抗がありましたので、電話でもその旨を再確認しておいたのです。受付の女性が「はい」とおっしゃいましたので、安心して来院いたしました。

2 クリニックに来院し、受付に書類を出す際、わたくしはあえて「女性の先生をお願いします」とは申し上げませんでした。なぜなら数日前に予約したわけではなく2,3時間前に電話で女医の在院を確認していますから、それは「女医を希望」というのと同じことで、当然配慮してくれるものと思っておりましたし、男性医師と女性医師が在院しているのであれば、余程のことがない限り、普通は女性医師を担当につけてくれると考えてもいたからです。Hクリニックがストレス医療専門の心療内科ということからも、患者に対する気遣いは他院よりも優れているだろうという過剰な期待があったのも事実です。
 しかし名前を呼ばれて診察室に入ると、担当は男性医師でした。名前を伺ったわけではありませんが、おそらくHクリニックの院長××□□氏だと思います。わたくしはとても驚いて断ろうと思ったのですが、ただの診察を変に意識して拒否するのも恥ずかしいので、仕方なくその医師から検診を受けたのです。

3 ここまでは、単に「受付の配慮不足」という話で終わります。「絶対に女医を希望」と受付で申し上げなかったわたくしにも、落ち度があるでしょう。
 しかし問題なのはこの後です。たとえ男性医師が診たとしても、淡々と事務的に行ってくれたのならば何の問題もありませんでした。しかしわたくしが検診を受けた男性医師は、終始キョロキョロ、ニヤニヤ、おどおどして、常軌を逸した挙動不審な態度で、すべての言動がとても不快なものでした。「医師として乳がん検診をする」という態度が微塵も感じられず、いかにも「女の裸を見る」「女の胸を触る」ということに対する緊張や焦りや照れ、あるいは「期待」が前面に現れていたのです。断りたいと思ったのですが、診察室まで入っておきながら「あなたわたしを性的な目で見ているでしょう?あなたの態度が不審ですので帰ります」とは一般の女性ならば大変言いにくいものですし、それにその男性医師は「期待」という感情を誤魔化すためでしょうか、それを「忙しい」という態度に置き換えてもいたようで、「はいはい、早く脱いでそこ座ってー!」とものすごく急いで服を脱ぐことをせかしましたので、わたくしは仕方なく脱衣しました。医師はわたくしが下着姿になったときも、おどおどしながらチラチラ伺い見ており、「何なの?この人?気持ち悪い!」と、心底不快に思いました。

4 エコーの診察中におきましても、わたくしは乳がん検診が初めてでしたのでいろいろ質問したのですが、照れ隠しからか、その男性医師は「能書きたれてるわりには何の症状もない」という馬鹿にしたような返答をしただけで、ろくな説明をしませんでした。触診の際も常にニヤニヤおどおどしており、その医師に触診で胸をさわられたときなどは、全身鳥肌がたつかのような嫌悪感を覚えました。最初、医師としての意識があまりに感じられなかったため、わたくしは触られるのがとても嫌で躊躇したのですが、その医師はニヤニヤしながら「はいはい、いいからいいから~」と、強引に触診を続けたのです。

5 またその医師は見診の際、少し離れた場所に移動し(その行動も不自然に大げさで、芝居がかったとても変なものでした)、不必要にニヤニヤ笑いながら私の胸を眺め「うん、うん」とうなづいていたのですが、その態度もそれまでの一連の不快な言動から、わたくしにはもはや医師としてのそれではなく、単に女の裸を値踏みしている態度としか感じられませんでした。

6 さらにエコー検診の後、その医師はジェルに濡れたわたくしの胸を不必要にじろじろ見て(最後だから見ておかないと損……というような不自然な凝視でした。見診は既に終わっていたのに、です。)驚いたことにテイッシュで拭いてくるかのようなそぶりを見せたのでわたくしが身を引くと、ニヤニヤしながら「あ、自分でやる~?」と聞いてきました。(当然でしょ!)と思いながらわたくしは、「自分でやります!」と答え、医師からテイッシュを奪い取りました。不愉快の極めつけは、最後に「おっぱいがあまり大きくないから大丈夫」とニヤニヤしながら気持ちの悪いセクハラ発言をされたことです。

7 診察の順番を待っているほかの患者がたくさんおりましたので、その場は何も言わず引き上げましたが、家に帰ってからも、いつまでもいつまでも触られたところが気持ち悪く、屈辱感と嫌悪感が消えず、精神的苦痛は日を追うごとに増すばかりでした。このままにしておくべきではないと考え、後日Hクリニックの女医・××○子医師には匿名でお手紙を差し上げ、簡潔に事実を述べ改善をお願い申し上げました。しかしこのことは、個人だけの問題として留めておくべき事例ではないと思い、医師全体のモラル向上のため事実を公にし、医師会を通して全医師に注意を喚起していただきたいと考えたのです。


第3 私的見解
1 苦言ではありますが、これだけは申し上げておきたいと思います。乳がん検診において、医師が医師としての態度を保てないのであれば、その検診は単なる猥褻行為になり下がります。わたくしは、Hクリニック男性医師の診察は完全にセクシュアル・ハラスメントであり、違法行為だと思っております。
 「女の裸を見る」「女の胸を触る」という意識を捨てられず、それを態度に出してしまう医師は、たとえ医師免許があっても乳がん検診をする資格はありませんので、最初から診察を断るべきです。それが医師としてのプライドでありプロ意識であり、また最低限のモラルでもあると、わたくしは思っております。
 乳がん検診を受ける女性は、医師が「医師としての意識」をもっていることを大前提として医院を訪れ、その人の前で服を脱ぎ胸を触らせるのです。医師としての意識が欠けた「ただの初対面のオヤジ」に、裸を見せて胸を触らせる女性がいるわけもございません。結局わたくしはその「あり得ないこと」をされたわけです。乱暴な言い方であることを承知で申し上げますが、わたくしは結果的に、「医療行為」という名を借りた痴漢行為に等しい検診を受けたと思っております。
 わたくしはこのたびの経験を複数の女性の知人に話しましたが、皆一様に眉をひそめ嫌悪感を示しておりました。「そんな話聞いたら絶対(乳がん検診に)行きたくなくなる」「事務的に触られるのさえ抵抗があるのに、そんな態度で触られたら吐き気がする」と申した者さえありました。

2 たしかに「医師の態度」というものは個人の主観によるものですし、このたびの医師の診察態度についても、看護師の立会いはありませんでしたので、証拠があるわけではございません。しかし性的な言動というのは、結局のところ受け手の感じ方が一番の基準となりますし、またわたくしはこうして、自分の名前とクリニックのお名前を正々堂々と挙げ、そのうえで相手医師の言動を「違法行為」とまで申し上げているのですから、それなりのリスクを負っております。しかしそうまでして事実を公にしたのは、やはり通常の診察とはかけ離れた態度があり、著しい精神的苦痛を受けたことをご推察いただけましたら幸いです。ちなみにこの件につきましては、既に一度、弁護士に相談もしております。

3 一般の女性が、たとえ医師であれ初対面の男性に胸を見られ触られるということが、どれほど不愉快で苦痛なことか、男性医師には未だご理解が希薄のようです。そもそも近年マンモグラフィーの必要性が世間に浸透しましたのも、一般女性が男性医師に胸を見られ触診をされるのが嫌で、そのため早期発見に至らず、命を落とされたり乳房摘出を余儀なくされたりする女性があまりに多かったためではないでしょうか。私的なことで恐縮ですが、わたくしも知人を乳がんで亡くしております。彼女はやはり男性医師に検診されることに抵抗を感じ、会社での健康診断の婦人科検診を断り続け、早期発見に至らず最悪の結果を迎えました。彼女のことがあったからこそ、わたくしもようやく乳がん検診を受ける気になったのです。

4 わたくしは今回、勇気を出して初めて乳がん検診を受けましたが、それがこのような結果となり大変残念です。件のクリニックで検診を受けた経験はわたくしのトラウマとなり、脱衣するたび、医師の気持ち悪いニヤニヤ笑いがよみがえり、非常に憂鬱な気分で毎日を過ごしております。また、わたくしの胸をジロジロ見ていたときの医師の歪んだ視点というものを想像したくないがために、わたくしは自分の裸を鏡で見ることすらできなくなりました。蛇足ではありますが、Hクリニックがストレス医療を専門とされている心療内科であることを鑑みると、失礼ながらクリニックの存在意義にすら疑問を抱いております。

5 世間で強く乳がん検診が推奨され、ようやく女性たちが検診の重要性を知り、マンモグラフィーなど精神的負担の少ない検診方法も広まりつつありますが、現実はまだまだ粗雑で非常識な対応がまかり通っているのだと、医療現場の実態を心から嘆いております。
 もちろん大半の医師は、真に患者の健康を気遣い、誇りをもってお仕事をされていることと信じております。ただ今回のように、医師としての自覚に欠けた非常識な検診が随所でなされるのならば、患者にとっての医療不信につながり、ひいては検診を受ける女性たちの足が遠のくのではないかと懸念し、こうしてご意見申し上げている次第です。

6 個人のプライバシーについては、昨今急速に法整備がなされておりますし、性的な問題に関しても、様々な場面でより厳しいモラルが求められております。つい昨年末も、山梨大学大学院医学工学総合研究部で50代の男性教授が、女子学生の名前を「ちゃん」づけで呼んだことにつき、それは「セクシュアル・ハラスメント」だと認定され大学から減給処分を受けたという報道がなされました。もちろん今回のケースは上下支配関係が問題となる大学の事例とは異なりますが、性的なモラルという面で厳しい判断が下されるようになった社会的背景に鑑みましても、わたくしは今回の検診が、決して些細な出来事とは思っておりません。加えて「呼称」などという生易しい事案とはレベルが違うことをお汲み置きいただき、この問題に取り組んでいただくことを望んでおります。

7 今後はどのような場面におきましても、プライバシーやモラルについてますます世間の意識が高まります。もちろん医療現場でも、今以上に厳しい意識が要求されるようになるでしょう。男性医師はそのことを自覚してご自身を戒めていただきたいと思いますし、またそのほうが、失礼ながらご自身の立場を守れるのではないかとも思います。
 早急にできる具体的な改善策として、たとえば電話予約や受付の段階で、「男性医師が検診するけど構わないか(女性医師が在院ならば、可能な限り女性医師に担当させたほうが安全でしょう)」「○曜日ならば女医が担当できるが」「エコーがいいかマンモグラフィーがいいか」「(エコーしかない場合は)触診もあるが、それでも本当に男性の医師で構わないか」などを事前に患者に確認し、そのうえで女性看護師(あるいは両者の了解がとれれば第三者である次の患者など)を立ち合わせるなどの配慮をして、なおかつ態度には慎重に慎重を期して診察されたほうが良いのではないでしょうか。


第4 今後の希望
(1)三鷹市医師会・日本医師会への希望
①この意見書を、Hクリニック医師にはもちろんのこと、可能な限り多く全国の医師に読ませ注意を喚起してください。

②2008年6月20日までに、Hクリニックの不適切な診察につき、調査・決定処分・報告をお願い申し上げます。返答はメールでも書簡でも構いませんが、本人確認のできる押印書類をデータで送付する場合は、それを確認できるようスキャナー処理などをお願い致します。わたくしといたしましては、最低限でも「医師としての職分を再認識させるための矯正講義を、数回にわたり相当の時間をかけて受けさせる」などの処分が妥当かと考えております。
 一応お断り申し上げておきますが、「調査」を依頼するとはいえ、その結果男性医師が、「はい、自分は性的な歪んだ視点で乳がん検診を行っていました。だからこそ終始不審な態度になりましたし、ジェルに濡れた胸をジロジロ見てもいましたし、セクハラ発言もしたのです」と正直にお答えになるとは、さすがにわたくしも期待しておりません。しかし、何もなかったのにただのいたずらで手間をかけてこのような意見書を作成する患者はいない……ということを前提に据えていただき、調査時の医師の態度や、わたくしの文面から感じ取れる事実の信憑性などを総合的にご判断いただき、そのうえで医師会の良識を信じて決定を委ねるほか、今のところ方法がないのです。

③医師会を通して、Hクリニックからわたくしへ謝罪文をいただきたく存じます。結果として患者に多大な精神的苦痛を与えたということは、揺るぎのない真実です。最初はわたくしも「心のない定型謝罪文をいただいても意味がない」と、抵抗を感じておりましたが、形になるものをいただくことで少しは傷ついた心が癒されるのかもしれませんし、この問題をきちんと落着させるためには、やはり謝罪文という形式をとるのが適当と考えました。なお、今後Hクリニックが、わたくしに直接コンタクトをとることはお断り申し上げます。

(2)三鷹市総合保険センター・健康福祉部健康推進課への希望
①Hクリニックを「乳がん検診実施医療機関」の指定医院から外すようご検討ください。患者に精神的苦痛を与える診察はもちろんのこと、診察の際、患者の質問に対してろくに返答できなかったということは、そもそもHクリニック医師に乳がんについての知識は乏しいと思われます。知識のない医師に乳がん検診を任せるのは不当ですので、いずれにしても指定医院から除外するのが適切ではないでしょうか。
少なくとも一市民からこのような通報があったということで、指定医院から外す根拠は十分にあるとは思いますが、もしわたくしの通知だけでは除外を決定しかねるというのであれば、貴職が独自でHクリニックに対して事情を聴取し、調査を行うことも厭いません。その場合も含め、いずれにしましても2008年6月20日までには決定をお知らせ願えましたら幸いです。報告はメールでも書簡でも構いません。

②乳がん検診予約者に郵送される「乳がん検診実施医療機関」の医院紹介一覧と共に、ホットラインの連絡先を明記するようお願い申し上げます。たとえば、「乳がん検診の際、医師に不適切な言動・不審な態度などがございましたら、こちらまでご一報ください」というホットラインの趣旨、担当者のお名前と直通電話番号、あるいはメールアドレスなどを記載いただくのが妥当かと存じます。そしてその事実を、「乳がん検診実施医療機関」の指定医院にもお知らせして、注意を喚起してください。

③5月末日までに医師会からわたくしに何らかの確答がございましたら、その旨を貴職にもご報告いたしますので、今回の意見書と共に情報として御査収ください。


第5 まとめ
 このたびの意見書に対して、医師会や保険センターがどのようなご判断をされるのかは不明です。なかには「この程度のこと」と軽視される医師や職員がいらっしゃることも予想しております。しかし、乳がんで亡くなった知人のことを考えましても、少しでも多くの女性が抵抗なく検診を受けられる土壌を作っておきたいと望み、失礼を承知でご提言させていただいた次第です。
 近い未来、医師と患者の信頼関係が確立され、すべての市民が安心して快適な医療サービスを受けられることを祈りつつ、まとめとさせていただきます。乱筆乱文、ご容赦ください。
                                    以上


事件の概要

2008年09月15日 22時06分57秒 | セクハラ乳がん検診の実態

乳がん検診についての意見書を、三鷹市と三鷹市医師会に送付しました。
その後、適切な対応がなされなかったため、三鷹市男女共同参画条例に基づき、
再度、人権回復のための調査・処置を依頼しました。

9月末には結果が報告される予定。


事件の発端は今年の春。
市で奨励している乳がん検診に予約して某クリニックで診察を受けたところ、
男性医師からセクハラ&ドクハラを受けました。


セクハラといっても身の危険のあるものではなく、言動によるセクハラ&ドクハラでしたが、
著しくモラルを欠いた検診だったことは事実。


着替えの際も痴漢のようにチラチラのぞいてきたり、
終始ニヤニヤ笑いながら身体を嘗め回すように見たり、
「おっぱいがあまり大きくないから大丈夫だよ~」などとニヤニヤしながら言ってきたり。

エコー検診が終わった後も、ジェルに濡れた私の胸を「見ておかなければ損」とばかりに、
舐めるように見ていたのですが、その際の態度も、目を剥き出して鼻息荒く、まるで変質者のような気持ち悪さでした。
挙句の果てにティッシュを手に取り、私の胸を拭くようなそぶりを見せたので、思わず身を引くと、
「あ~、自分でやる~?」とニヤニヤしながら言ってきたので、
「(当然でしょ!)自分でやります!」と言って、医者の手からテッシュを奪い取りました。



医師としての態度は微塵も感じられず、これに不快感を示さない女性は、1人もいなでしょう。



しかもその医者、専門はストレス医療の心療内科ですよ。
何を信じてよいのか分からない世の中です。


乳がんを患う女性はとても多く、30年間で4倍以上に増え、2000年の死亡者数は9171人。
女性の健康への不安に付け込み、自己の性的欲求と歪んだ好奇心を診察に持ち込むとは、
医者の風上にも置けません。

一人でも多くの女性が安心して乳がん検診を受けられるよう、健全な医療環境を作っておきたいと思います。