シネマるマンガぁ?byちゃとと

tweetばかり。放置中。何とかブログとして復活の道を模索中。

最近読んだ本『消えたマンガ家』

2009-06-19 23:58:33 | まんがぁ?
図書館で借りました。

「でもさ、誰でも心の中に一人くらい『消えたマンガ家』がいるんだよ」
↑書き出しからの引用

私の場合の消えたマンガ家。
岡田史子、内田善美、大矢ちき、三原順、花郁悠紀子。
大友克洋(漫画家としては消えたかな^^?数年前に一度描き下ろし発表されてましたけどね^^)


消えたマンガ家 (¥800本)
大泉 実成
太田出版

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※『幽・遊・白書』の冨樫義博、『神の悪フザケ』の山田花子、『キャプテン』のちばあきお、『マカロニほうれん荘』の鴨川つばめ。
山田花子さんの漫画を何年か前、本屋さんで見かけたことがあります。
既にもう自殺されていて、この世にはいらっしゃらず、追悼本でした。手に取ってはみましたが購入せず、中身は読めず。
そうか、こういう方だったんだ、と入門編になりました。でもやはり読むのが恐い;


消えたマンガ家 (2) (¥800本 12)
大泉 実成
太田出版

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※アッパー系の消えた漫画家。
当時断筆していた美内すずえ先生は、このあと又「ガラスの仮面」描いてらっしゃいますから、消えた漫画家から外れてしまいましたね。

消えたマンガ家〈3〉 (¥800本)
大泉 実成
太田出版

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※【安部慎一】
ガロは読んでなかったので(なんか、ハマルと怖い気がして避けてました;)
初めて知った劇画家さんです。

つげ義春が大絶賛というエピソードの持ち主。
70年代初頭のアングラな、あの雰囲気をかろうじて(中学生でした^^)体験(?)している私。
今度、アベシンさんの原作映画が公開されますね。『美代子阿佐ヶ谷気分』公式サイト

今という時代は、70年代初頭のあの雰囲気に似ているのかしら?
それとも、懐かしむ団塊世代が多く、憧れる若い世代も多いのかな?


【竹内寛行】
三人の鬼太郎作家のうちのお一人。
この稿は面白いです。よくぞ取材されました。水木しげるさんへのインタビューもあり。

【内田善美】
あぁ~残念;この時点(1997年)での何か内田先生の情報があるかと思いましたが、やはり殆どなし。
「消えた漫画家」シリーズ最終回は内田先生ということで、大泉氏の思い入れも感じられましたが、
筆者の内田先生への一方的な熱烈なラブレターという感じで終わっています。
内田作品を知らない方へは指南書代わりにはなるでしょうが、昔からのファンにはちょっと物足りないです。

【岡田史子】
ラストに岡田先生と大泉氏の対談。
宮崎アニメについて話してるのが、何だか不思議。
岡田さんて、もののけとかトトロとか関係ない位置にいらっしゃるようなイメージだったので…。




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3 コメント

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消えたって (駄々猫)
2009-06-22 16:21:35
ちょ、ちょっと読んでみたいかも。
亡くなった方だけってわけではないのかな?
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そうそう… (駄々猫様←ち)
2009-06-23 14:27:19
亡くなった方と、お元気だけど描かなくなった漫画家さんの両方です。
でも、この本はちょっと古い、十年以上前の連載をまとめたものなので、その後復活されている方もいらっしゃるようです。
新潮OH!文庫でアッパー系、ダウナー系と2冊に再編集したものもあります。
でも買うまでもなく、図書館にあれば借りてみる、で充分だと思いますよ^^;

漫画家に限らず、小説家・画家など創作をお仕事にしていらっしゃる方は、病気で早世なさったり、自ら死を選んだりする方が多いと思います。
精神的に参る、宗教に走る、というのも、究極までいっちゃったからなんでしょうね。
大変なお仕事だぁ~
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追記:事後申請 (駄々猫様←ち)
2009-06-23 15:07:37
駄々猫舎☆活動記録を ブックマークに入れさせていただきました。
これで訪問しやすくなる^^
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