第1回ODA民間モニターOB/OG会議事録
文責:H.20年度チュニジア班 久保山和哉
日時・場所 2008.11.22(SAT)16:00~21:30
JICA地球広場セミナールーム302号室
プログラム
・来賓祝辞(MOFA:河島さん、APIC:橋さん)
・自己紹介
・各班の視察状況報告
Ⅰ期:チュニジア班、バングラデシュ班、エルサルバドル班
Ⅱ期:ケニア班、フィリピン班
H.19年度:カメルーン班
・ODA民間モニターへの提言
・懇親会 @小麦っ娘
参加者
H.20チュニジア班 :早田さん、久保山
H.20バングラデシュ班 :堀江さん、澤井さん、吉村さん
H.20 エルサルバドル班 :水野さん、山崎さん、山口さん、久保田さん、森さん、
H.20 ケニア班 :上口さん、近江さん
H.20 フィリピン班 :山岸さん、原さん、濱嶋さん
H.19カメルーン班 :林さん、津田さん
H.19 カンボジア班 :寺田さん
H.18 スリランカ班 :石井さん、
H.14ガーナ班 :小林さん
MOFA(外務省) :河島さん
APIC(国際協力推進協会):橋さん:APIC
計 :22名
各班の視察状況報告(各班:20分)
●チュニジア班(早田さん)
・チュニジアの特徴
ベン・アリの長期政権で安定。
ほとんどがアラブ人で公用語はアラビア語。
一人当たりGNI:2,970ドル(OECDのDACリストにおいて中進国)
本来は一次産業国だが伝統的な繊維産業などがあり、質の高い労働力がある。
Cf.)日本との貿易はマグロの輸出が主
☆ODA案件視察☆
わりと発展している国のため、円借款が多い(インフラ関係)
実質5日間で10の案件を視察。
・社会インフラ関連案件:
<ラディス・ラグレット橋(首都チュニスの橋梁建設計画)>
経済的、社会的に効用の大きい案件。
交通渋滞の緩和効果はあるが、首都集中などの問題が発生する可能性もある。
<エルジェム・スファックス高速道路>
日本でいう東京・大阪間のような商業圏を結ぶ高速道路計画。
<南部オアシス灌漑(塩湖の水で灌漑事業 零細農民向け).
砂漠の水がない地域に灌漑設備を設置することは意味がある案件。
水の管理や利権について問題が見られる可能性のある案件。
※各プロジェクトに、メリットとデメリットが存在。
・技術支援関連案件:
<無焼成レンガ製造(燃やさないで作れる普及レンガ技術の提供)>
<沿岸漁業の持続的維持(零細漁民向けの漁獲量向上プロジェクト)>
トロール船(底引き網船)の操業を阻止する効果がある。
現地の零細漁民とプロジェクト実施側にニーズのギャップが見られた.
<ケルアン市の都市計画(イスラム主要都市の観光開発)>
SVである松原さんが活動しているが、行政にグランドデザインがないこと、明確な指
示がないことと苦労している模様。
※各プロジェクトに、メリットとデメリットが存在。
<南南協力(ATCT)(間接的に各地へリプロダクティブヘルスの普及)>
<障害者支援(JOCV:療法士の派遣)>
・無償資金協力関連案件:
<ダウン症職業訓練機材(機材を無償で提供)>
<ケリビアゴミ分別センター(市民が集めたゴミを買い取って、リサイクル)>
・総括
個別の案件はしっかりしているが、チュニジアとしてのグランドデザインがはっきりし
ていなく、しっかりした指針を持つべき。
・質疑応答
Q:何故、レンガを焼かないプロジェクトを行うか?
A:零細農家を救う。
ODAとして取り組む意義は、地球温暖化対策(CDM:後づけの説明)ほか。機材提供が
行われていないため、レンガ生成が行える事業者と行えない事業者が出てきてしまっ
ている。
→全ての農家に平等にしっかりとした支援が行えているとは言いがたい。
●バングラデシュ班(堀江さん)
・バングラデシュに対する一般的なイメージ
「貧しそう」「水につかっている」「昔の東パキスタン」
「近くの居酒屋で働いていた」「ダッカ空港事件:1977年」「国旗が似ている」
「知らない」「安全?」「何があるの?」
・バングラデシュの特徴
ベンガル人がほとんどで公用語はベンガル語
人口が1.5億人(世界7位)
<Bad Point>
一人当たりGNIが$500弱(LDC:後発開発途上国)
1日1ドル以下の生活を送っている人が、人口の1/3。
腐敗認識指数が162/180位
<Good Point>
過去10年、5~6%の経済成長が続いている。
幸福度の指数が高い(41/178位)
Cf.)日本は95位
<Surprise Point>
『地球の歩き方』がない
国土の7割が海抜7m以下で、雨期には全土の1/3が沈んでしまう。
携帯が普及している:
背景は「多数の海外で稼ぎ」「寂しがりやの国民性(?)」「平地のため基地局設備が少な
くて済む」などが考えられる。
・バングラデシュ援助の重要課題
経済成長
社会開発と人間の安全保障
グッドガヴァナンスの構築
☆ODA案件視察☆
・9日間で視察案件が9件
ダッカ市内および近郊(4案件)
チッタゴン市内および近郊(3案件)
クルナ市内および近郊(2案件)
・社会インフラの整備/住民生活の改善
<ジャムナ多目的橋建設>
<東部農村インフラ整備計画(現地コミュニティの現金収入を増やす得るための支援>
<ダッカ廃棄物管理能力強化PJ(ゴミ処理に関する啓蒙プロジェクト)>
・住民生活の改善
<クムディニ病院支援計画(発電、医療機器を支援)>
<JOCV:感染症対策>
<農村開発信用計画:グラミン銀行(一般銀行化している印象)>
<スラム居住者口腔保健医療計画(日本で学んだバングラデシュ人が現地で活動)>
・自然災害への対策
<コックスバザール気象レーダー整備計画(サイクロンの観測:全国的に観測)>
<多目的サイクロンシェルター建設計画(サイクロンが発生した際のシェルター)>
・日本が進めるバングラデシュモデル
現地大使館、JICAなどの各部門が有機的に繋がった一貫した援助。
→課題ごとに個別のセクターを設けて援助している。
・バングラデシュはNGO大国である。
2001年当時で、登録しているNGOは2万。
外国からの直接支援を受け取っているNGOが約1300団体。
・感想
プロジェクトの組み合わせの重要性
Ex)官民連携、日本と外国の連携プロジェクト
相手の心に響き、やる気・自立に繋がる内容を。
水は治められない?(バングラデシュにおける治水の難しさ)
電気が欲しい(停電が多い)。
バングラデシュも厳しいが、本当に厳しいのはサブサハラではないか?
ユヌス氏に出会えた(偶然同じ便だった!)
●エルサルバドル班(山口さん)
・エルサルバドルの概要
九州の半分ほどの小さな国
人口が560万人
自治体が262あるが、機能していないところもある。
GDPは鳥取県と同程度(中低所得国)
・ODAが取り組むべき課題
「安全」「IT」「中米統合」「環境」「観光」「防災」「教育」「水」
日本からの支出額が年々減少(今年、無償資金が終了)。
→エルサルバドルが発展しつつあるため。
最大のドナー国はアメリカ
☆ODA案件視察☆
・技術協力
<看護基礎・継続教育強化プロジェクト>
(第1回:質の向上:教本・教材の作成、カリキュラムの向上)
(第2回、3回:周辺諸国への三角協力 スカイプを利用)
「国は貧しいが、受ける看護に違いがあるのはおかしい!」
「日本政府の支援なしにはなしえなかった」
<JOCV:保健師(地域保健医療活動の改善・助言)>
現地の医療レベルの改善だけでなく、保健所の枠にとらわれない環境活動…etc.
<廃棄物総合管理プロジェクト>
廃棄物への意識が低い。
ゴミ捨て場の改善、処理場の建設、リサイクルetc.
ウェストピッカー(ゴミ拾いで生計を立てる人々)の支援
小学生など向けに3R活動や堆肥作りのWSを実施。
※課題:「埋め立てのみの処理場」「汚水処理が行われていない」
・無償資金協力
<ロサレス国立病院復旧計画(大地震後の復興支援プロジェクト)>
土足で上がれる環境で、あまり衛生状況はよくないのでは?
ODAで手術棟を支援したが、100%に近い回転状況。
現地政府の支援で、高度な機材も導入している。
※課題:「医師不足(午後になると医師が少なくなる)」
<小学校の新設支援>
子どもの数が多すぎて対応しきれていない。
建設はODAだが、小学校の維持管理は現地政府によって行われている。
(オーナーシップ意識、パートナーシップの芽生え)。
・有償資金協力
<ラ・ウニオン県港湾再活性化事業>
中米地域の物流の中心地を目指す。
巨大な船が就航できるような港の建設(完成が遅れた?)。
メキシコ南部~パナマ湾を1つの地域として開発。
雇用はほとんど現地で行われ、スキルアップにも繋がっている。
環境配慮も行われていた(樹木の再植樹、動物の保護etc.)。
・その他のプロジェクト
現地のODA広報
日本のプロジェクトXをスペイン語に直して報道
国立大学での講義
・質疑応答
Q:2004年に額面が急落しているのは何故か?
A:現地駐在の外務省の人曰く、偶然プロジェクトがなかっただけ。
(ODA政策としては、中米の多くの国を支援)
Q:町中の募金の缶。現地の人は持っていったりしないのか?
A:ボーイスカウトなどが参加して、活動を行っている。
Q:治安はどうなのか?
A:エルサル、ホンジュラス、グアテマラあまりよくない(若者のギャング化)
●ケニア班(上口さん、近江さん)
・ケニアの概要
人口:3,691万人、公用語は英語とスワヒリ語
・ケニアに対するODAの考え方
意義:
「東アフリカのリーダー的存在」「潜在能力を有する」「民主化および経済改革を実施」
基本方針;
「自助努力の促進」「費用対効果等質の向上」「政府の汚職対策にも注視」
重点課題:
「人材育成」「農業・農村開発」「経済インフラ」「保健医療」「環境保全」
☆ODA案件視察☆
・技術協力
<中等教育(SMASSE)>
経済発展のために理数科教育の実施。(理数科教師を育成して、学生の学力向上)
※ 参考:
小学校就学率:90%、終了率:50%
中学校就学率:45%→70%へ向上。
NHKの英語翻訳ビデオを使用。
支援の効果:
生徒の学力向上(講義型→実践授業へ)
教員研修システムの構築。
教育ネットワークの構築。
資機材供与依存型援助からの脱却
※SMASSEの今後:
中等教育(よい授業の定着)
初等教育(20万人の教師→800万人の生徒へ)
アフリカでのネットワーク構築へ。
・有償資金協力
<ソンドゥ・ミリウ水力発電計画>
経済成長による電力需要の増加(発電所の老朽化や資金不足から支援が必要)
水力発電の意義(資源が豊富なアフリカだが、ケニアにはほとんど資源がない)
流れ込み式水力発電(環境に優しい発電、土地の落差を利用した発電)
支援の効果:
ケニアの6%をまかなう発電量。
停電を年間2日まで減らすのに成功。
※課題
環境影響に対する問題提起(地元議員、NGO、住民の反対)
→有識者、住民代表、NGOなどによる技術委員会の発足
→解決に向けて調査、解決策の検討。図書館や学校の建設。
雨期と乾期があるので、安定的な電力供給が難しいのでは?
・無償資金協力
<視覚障害者に対するあん摩技術講習会>
視覚障害者が多い(全盲:約20万人、弱視:約60万人)
技術講習による視覚障害者の自立支援(講習&リーダー育成)
マッサージは視覚を活用できる講習のため。
※支援効果:
10名の視覚障害者があん摩技術を協力。
あん摩の稼ぎで家計をさせる立場になった。
JICAのケニア事務所で有料サービスが行われている。
※課題:
国内であん摩の認知度が低い。
→ケニア人顧客が少ない。受講者がまだ自立していない。
障害者への認識。
→障害者を「人」として扱う名詞で呼ばれていない。
・まとめ
<ケニアについて>
自助努力の重要性(与えるでなく、育てる援助)
国全体の発展を目指し、格差拡大を避けた支援。
今後の課題:教育レベル、貧困解消、インフラ整備など。
<ODA全体について>
一般市民への認識、信頼を高める。
ODAの必要性を周知させる。
予算の増大。
今後5年間におけるアフリカ諸国へのODA倍増計画。
・感想
日々の生活は、実は途上国との繋がりが多いことを知ってほしい。
「知ること」「自分が学んだことを繋げる」「人に伝える」ことの重要性。
現地で活動している人はカッコよかった…etc.
・質疑応答
Q:国内格差について格差(ケニアというと、キベラスラムのイメージ)
A:ナイロビ市内と農村地域(ナイロビのビル街と少し離れたスラムのギャップが激しい)
Q:ナイロビの治安。
A:肌の色が違う人が一人で歩くのは非常に危険(駐在でも夜は絶対に外を歩かない方が
よい)。
Q:流れ込み式水力発電とは?
A:ダムを使わずに発電を行うため、発電効率そこまで大きくないがダム湖が小さくなる。
環境破壊は揚水式のダムなどと比べて非常に少ない。
Q:視覚障害は何故多いのか?栄養不足?
A:途上国に共通している問題だが、栄養不足や母親の妊娠時の健康状態などが影響。
●フィリピン班(山岸さん、原さん)
・ODA広報活動について
<成功談>
・ホームルーム講義など、教員の立場で多くの広報活動。
→みんなのニーズはないかも?(^^;)
→マジメな話も大切だが「おもしろい」興味を持てる話が大切!
※生徒が興味を持ちやすい話題。
「日本では目にしない光景を紹介」
「乳幼児の話など自分の生活と比べられるもの」
・話を聞いた生徒の質問を大使館やJOCVに聞くことによって、アフターの調査活動、依頼
が出来る(子どもの斬新な視点からの調査が可能)。
※子どもの素朴な疑問集
粉ミルク、クリープのデメリット→現地の人は理由がそもそもわからない?
竹製の刃物を利用する→材料の竹はどこから取ってくるの?
果物や肉などの物価はどれくらい?→現地の駐在員に質問して解決!
トイレになんで便座がないか?→現地ではないのが普通なので気にならない。
※HRなどを通じた高校生への話の効果
高校生のフィリピンへのイメージ向上、関心の強まりにつながった。
高校生のイメージ(=フィリピンは危険であまりよくない)だったものが、「フィリ
ピンっておもしろそう!」という感想を持つようになった。
<失敗談>
・ODAモニターの当選が6月に分かり、大学祭で広報をしようにも〆切期間が終わってい
た(T_T)
・市役所の行っている生涯学習ボランティアに登録し、ODAモニターの紹介、ODAの資料
配布などを行える?…はずが、まだ市役所から話が来ない(T_T)
●カメルーン班(林さん、津田さん)
・カメルーンの印象
アフリカの縮図(南は乾燥、東は高原、西は蒸し暑い)
5つ星ホテルでも水は赤水?(黄色かった)
フランス植民地で食べ物は充実
都市部にAIDSの看板が多くあった。
朝に道路でマラソンをしている集団(サッカーチーム?)
大統領の肖像画が掲げられている(異常に支持率が高い→独裁?)
首都も典型的な途上国で、土の臭いがした。
車は大半がTOYOTA製。
道路はあまり凸凹ではなかったが、交通ルールが悪い。
→事故死の人が非常に多い(黒い人形看板で死亡者を示して警告)
大麻が自生しているが、規則正しく明らかに栽培されている地域もあった。
・ハード面での援助
<小学校建設>
トタン屋根の電気がなく日差しが入らない校舎(基盤工事などをしていない)。
→典型的な2階建て校舎に(2階建て校舎が好評)。
オトナだと2人がけくらいの机に子どもが3、4人がけで座っている。
ボコボコの黒板だが、現地の人からは感謝。
トイレや手洗い場などを設置。
援助で作った学校がきれいなので、"Don't touch”の貼り紙や靴を脱ぐルールができ
ていた。
※カメルーンの小学校の特徴
校舎単位で学校が管理をするのではなく、校舎の教室単位、時間制で各学校が管
理を行っている(首都では1校舎で2万人ほどが授業を受けている)。
→学校の数が絶対的に足りていないので援助する意義はあると感じた。
・ソフト面での援助
<水道事業の実施>
ハード面だけの案件ではなく、水道利用者から金銭を徴収するシステムを構築するこ
とでコミュニティ内のガヴァナンスを形成できる。
→設備を作っただけではなく、コミュニティとして自立する姿勢を支援することに
つながっている。
<漁業センター>
漁業船のメンテナンスルーム、販売所などを設営。
センターへの車から徴収する駐車料金で、センターの運営費を賄う。
製氷機を支援することで、物流システムを整えるだけでなく氷の販売を行えるように
なり利益をセンターの遠泳に回せるシステムを構築。
帳簿による管理を習慣づける。
→建物を建てたことがきっかけになり、事業モデルの構築を可能にした。
・感想
生活状況は改善されたが、そのせいで既存のライフスタイルが変容したのではないか?
(改善の結果、困る人も出てきてしまっている)
中国のODAが目立つようになってきており、倫理観を無視したバラまき的なODA政策に対
して反感を覚えた。
・質疑応答
Q:中国のODA政策について
A:目につきやすいODA政策が目立った(投資的な感覚を抱いた)。
中国の囚人を連れてきて働かせているというウワサ?現地で雇用が生まれない。
Q:小学校教育への人的援助は?
A:上層教育(体育、音楽といった芸術科目)などをJOCVが取り組んでいる。
<<今後のODA民間モニターへの問題提起>>
・全国規模のOBOG会へと広げていきたい(各自が独立的な組織)。
・各参加者が個々に広報活動などを行ってはいるものの、連携が欠けている。
・アフターフォローを行うことで、より深い知識を持つ。
・現場を見てきた自分たちだからこそ出来る活動として、広報活動を行う。
・ODAモニターとして得た見識を、より効果的かつ広域に広げていく活動を実施したい。
・民間が視察に行く意義を再認識すべき。
・自分たちの生活がグローバル化のために、途上国に間接的に影響を与えていることを自
覚した行動を。(Ex.バナナダイエット、白身魚のナイルパーチ問題)。
・ODAは国益視点で行われるものか?人道視点で行われるものか?
<活動事例>
・ODAモニターによるOBOGホームページを運営
・Globalization研究部会:
Globalizationの既決としての格差・貧困・テロ等のスキームを紐解き、日本(民間人)
ができる国際支援の形を模索する。
・民間貢献策検討部会:
モニターOB・OGなどが集まって、自分たちでどこかの国で国際協力プロジェクトを実践してみる…など。
・Network構築部会:
各視察国でお世話になったJOCV、SV等の人脈を使い、ODAのチャンネルをより広く活
用できるNetwork作りや援助スキームを考え、提案・実行する。
・ODA Benchmark部会
他のODAドナーの援助スキーム、内容を紐解き、日本のODAのあるべき姿を提案。
・ODA民間モニター活動報告本の出版
…etc.