迷走する枕茶屋

矛先の無い私怨



毎日 毎日 ぽとぽとと産み落とされる私の悔しさたちは


いったい何処へ流され 吹き溜まればよいのだろう


誰にも拾われないまま 腐れ朽ち果てていく


やがて大きく膨れ上がった どす黒い塊は ほんの少しの亀裂で


勢い良く放出する


誰それ構わず 醜い私怨の餌食となるだろう


ついでに 何もかも呑み込んでしまえ
  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「詩的な表現… とか」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事