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迷走する枕茶屋

昼行灯百奇夜行



物足りない浅い眠りで目覚めた朝は

本来生み出されるはずの物たちの不満が残る

早くしないと形づく前に泡となるから

早くここから出してくれ と 責っ付かれる

役立たずものが昼寝で見る夢は 意外と濃密で生命力に溢れてる

夢遊のキッカイな創造物はどんどん膨れ上がり

頭の中で騒ぎ立てるから



彼らの息場所に案内する



そのままにしておくと消えてしまうから



さあ行こう 君たちが活きれる場所へ   

お菓子なんて要らない もっとおいしいものが沢山あるよ


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