迷走する枕茶屋

囚われの雲、レフ板の空

 

今日は通院の日。 近所に脳神経外科の病院はないので、ふたつ先の駅の病院まで行く。 日中はまるで初夏のように暑かった。 急な気温の変化はとてもヤバイのだ。 何度か倒れそうになったが、辛うじて無事に病院に着き、診察を終えた。 しかし相変わらず薬代は高い! ジェネリックなのに高い。 文句を言っても仕方ないが、この薬を一生飲むとなると、もうちょっと安くなっても良いのではないかな…と思うのだ。

 薬局を後にし、病院と駅の間にある公園のベンチで30分ばかりボ~~ッとする。 色々考えたが、考えても結局は全て消去することになるだろうから考えるのやめた。

 駅のホームで電車を待っていると、エレベーターのアクリルガラスに映る空に目がいく。 上を見れば広い空がるのに、なぜか狭く切り取られた偽の空に心が動く。 今の自分にはこのくらいのトリミングが落ち着くと、独りホームの端で納得するのであった。

 


 

ガラスの壁に映った空と雲にシャッターを切る。
私のミラーレスが一眼レフになった瞬間だ。


  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「独り言」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事