迷走する枕茶屋

1分先の曲り角



山道を歩くことは簡単だが

都会の曲り角の先は 

断崖絶壁の山道より怖い 

その向こうに何が潜んでいるかわからない


誘導灯の無い暗闇で歩くより 

昼間でも 両手を後ろで縛られた状態で

歩くほうがはるかに怖い


見えても見えなくても結果が同じなら

怖い瞬間が見えないだけ目隠しで歩く方がいい


1分先さえもわからないからこそ 楽しく生きられるのだ





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