「消費行動において・・・金持ちと貧乏人は似ている？？？」

「消費行動において・・・」
金持ちと貧乏人とは共通した様式をもっている。
これは食生活にかぎらず、他の分野でも・・・

たとえば、例として「腕時計」で考える。
時計店で売られている一番安い機種は・・・
単純な長針と短針がついているだけのもの。
少し高くなって、秒針がついて、日付けも表示される。
もっと高くなると、アラームなどの機能がついてくる。
さらに高くなると宝石などがちりばめられている。

そのように宝石がちりばめられているから・・・
最高級かというと「それはＮＯである」
いくら高くても、それは材料の値段であるからです。
実はもっと値段の高い時計というのは・・・
世界でも数人しかいない腕利きといわれる職人が
一人で何から何までつくったというもの。
「そのような時計は機能的には長針と短針だけ・・・」

つまり、一番安い値段の時計とまったく同じ。
腕時計でも「トップとボトムは似通っている」
衣服などでも同じようなことがいえる。
高く洒落た服にはアイロンもかけずに
くしゃくしゃになった風合を楽しむものがある。

思わぬところにヒット商品のアイデアがあるのでは？？
「上記のことから考えると、金持ちの観察よりも
　ビンボーな人の観察からというのは有効なのかも・・・」
中途半端な自分にはそりゃヒット商品を出せないわけですね。