錦町 1000 -【錦川鉄道とことこトレイン】- 1040 雙津峡温泉
とことこトレインは、錦町駅から先、全長約6kmの路盤の上を、約40分かけて走ります。
全体的にゆったりとしてスピードですが、途中で下車して撮影する時間などもあります。
とことこトレインの運行が開始されたのは、平成14年。
当時の車両は、山口きらら博で使われていたタイヤ付き遊覧車した。
現在の車両は、2代目にあたります。
愛知万博会場でグローバル・トラムとして使用された、電気自動車。
とことこトレインとしては、平成21年より運行が開始されました。
なので、トレインといっても、線路の上を走る訳ではありません。
線路の敷かれていない路盤の上を通るので、とことこ、というよりは、ドコドコ、という感じ。
まあ、そこがまた良かったりするんですけども。
さて、錦町駅を出たとことこトレインは、いきなりトンネルに入ります。
全長1,796mの、広瀬トンネル。通称・きらら夢トンネル。
トンネルの中ほどに、620mにわたる"光るトンネル壁画"があります。
赤・青・黄・緑・白・桃の6色の蛍光石を使用した、幻想的なトンネルです。
山口県内の大学及び地元小学生、幼稚園児等によって、壁紙が描かれたそうです。
途中下車スポットで写真を撮ったんだけども、暗過ぎていまいち伝わらない。
実際にはこの写真の何倍も綺麗です。
やがてトンネルを出ると、山間の集落を、高架橋で通過していきます。
建設当時は既に車社会となりつつあったので、新線は基本的に高架で建設されていました。
トンネルを出てしばらく行ったところに設置予定駅だった、出市駅。
ご覧のとおり、ホームは完成していました。
線路がない分、ホームが一段高く見えます。
錦川の支流・宇佐川に架かる、赤い橋。
この先、コウモリが生息している第1山根トンネル(全長1,158m)を通過。
当日は、トンネルの出口付近で。たくさんのコウモリの姿を確認できました。
コウモリを撮影しようかとも思ったんだけど、どうも無理そうなので、やめた。
春には満開となるであろう、サクラのトンネルを抜け、いくつかの短いトンネルを抜け。
宇佐川を渡り、短いトンネルをもう一つ抜けたところで、終点・雙津峡温泉に到着します。
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