錦町駅に戻ってきたはいいものの、次の列車までにはまだ時間がある。
なんとなく、駅付近を散策してみるものの、ランチするようなお店は見当たらず。
喫茶店らしき店はあったけど、
営業しているような、いないような、そんな雰囲気だったので、パス。
錦町駅のある錦川左岸と、対岸の岩国市役所錦総合支所のある錦川右岸とを結ぶ、あずま橋。
橋には"あづまばし"の文字が見えますが、
水位情報のサイトなどでは"あずま橋"と記載されています。
吊橋で、重量制限1.5tって書いてありますけど、私ひとりが渡るだけでも、結構揺れます。
体重60kgの人が25人まで橋の上に乗れる計算ですが、絶対、そんなに乗らないと思う。
せっかくなので、橋の上から、上流側と下流側をそれぞれ撮影。
一見、逆に見えるかも知れませんが、上の写真が上流側、下の写真が下流側です。
吊橋の上を、できるだけ揺らさないように、そろりそろりと歩いていると。
慣れた感じで、自転車の若者が、さっと追い抜いていった。
この後、周辺をぶらぶら散策。
ケータイで検索せずとも、地図を持たずとも、適当に歩けば、道はどこかに通じるものです。
さて、そんなこんなで、錦町駅に戻ってきました。
乗って残そう清流線。
錦川清流線、もともとは旧国鉄の廃止対象路線ですし、沿線人口も少ない。
しかし、厳しい経営環境ながら、地元のマイレール意識が高い。
地方の三セク鉄道や中小鉄道には、錦川清流線のように、応援したくなる鉄道が多い。
錦町駅のホーム上にある、木造りの駅名板。
さすがに紅葉にはまだ早いけれど、緑の葉っぱの中に、赤い葉っぱがちらほら。
錦川鉄道NT3000形気動車が、入線してきました。
って、あれ?
これ、午前中に岩国から錦町まで乗ってきた"せせらぎ号"やん。
とことこトレインに乗って往復している間に、岩国まで行って、また戻ってきたのか。
乗車口にある、押しボタン。
外側には"閉"ボタンはありません。
錦町駅に隣接する車両基地に停車していた、黄色い車体の"きらめき号"。
前日、岩国城から錦川橋梁を渡る姿を見かけたのは、この列車です。
奥には、緑の車体の"こもれび号"の姿も、ちらっと見えます。
錦川清流線を走る列車には、このほか、ピンクの車体の"ひだまり号"があります。
"せせらぎ号"の陰に隠れちゃってますけど、"せせらぎ号"の写真をよく見ると、分かるかも。
錦川清流線に所属する列車は、この4編成のみ。
この時間帯、4編成が錦町駅に揃い踏み。
錦川清流線、片道1時間ほどの行程なので、長くはないけど決して短くもない。
なのに、すべての車両が、しかも真っ昼間に、終点駅に集合している。
どこまでも、長閑です。
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