桜燕館 -さくらつばめの気まぐれブログ-

日々の雑感と、たま~の旅日記。

夏の終わりに ~岩国・広島~ vol. 11

2017-01-12 00:00:00 | 夏の終わりに ~岩国・広島~

錦川清流線の終点・錦町駅に到着。

平成18年に、岩国市と周辺の7町村が合併して、新たに岩国市として発足。
岩国駅から錦町駅まで、錦川清流線の全線が、岩国市内となりました。

錦町駅は、平成18年の合併まで、玖珂郡錦町の中心駅でした。



まずは、お決まりの駅名標撮影。



錦町駅の駅舎、改装工事中でした。

錦町駅で、その先に向かう、とことこトレインのきっぷを購入。



とことこトレイン・錦町駅の入口。



とことこトレイン・錦町駅の駅名標。

ここで、錦川鉄道の錦川清流線ととことこトレインについて、簡単に説明します。

錦川鉄道は、昭和62年にJR西日本から移管されて誕生した、第三セクターの鉄道です。
移管と同時に、路線名もJR時代の岩日(がんにち)線から、錦川清流線に改称されました。

岩日線は、岩国と島根県の日原(現・津和野町)とを結ぶ計画で、建設が始まりました。
岩国方から建設が進み、昭和35年に河山まで、昭和38年には錦町まで開業。
錦町から先の区間も建設が進み、路盤が完成していた区間もあります。

しかし、昭和55年に制定された国鉄再建法で、錦町までの区間が"特定地方交通線"となりました。
既に開業していた区間が赤字で廃止対象となるほどなので、
採算が合わないと判断されたのでしょう。
錦町から先の区間の建設も、凍結されてしまいました。

錦川鉄道が誕生して15年後の、平成14年。
路盤が完成していた区間の一部を利用し、"とことこトレイン"の運行が始まりました。 

ざっと、そんな感じです。

既に乗客の方が多数乗っていらっしゃったので、錦町駅では"とことこトレイン"の写真は撮れず。
ここでも、行きは車窓からの眺めを楽しみ、帰りに撮影することにします。 


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