錦帯橋を渡り、岩国の城下町を散策します。
岩国といえば、もともとこの界隈のことを指していました。
現在の岩国駅のある辺りは、昭和15年に合併で岩国市が誕生するまで、
麻里布町という別の町でした。
山陽鉄道の駅として開業、のちに国有化された岩国駅。
岩徳線が部分開業して新しい岩国駅ができたのに伴い、いったん麻里布駅と改称。
のちに旧麻里布町が岩国市の中心部として機能するようになると、麻里布駅は再び岩国駅に改称。
それに合わせ、それまでの岩国駅は西岩国駅に改称された、という経緯があります。
現在もその名残として、岩国小学校や岩国中学校などが錦帯橋の近くにあります。
という薀蓄は、これくらいにしておきますが。
岩国領の第3代領主、吉川広嘉公の像。
吉川は"きっかわ"と読みます。
岩国藩、江戸時代は長州藩岩国領という扱いでした。
正式な藩として認められたのは、大政奉還後の慶応4年、新政府によってのことでした。
吉香(きっこう)公園の噴水。
危険!というほど危険な感じもしない気がしますが。
いずれにせよ、水の中に入ろうとは思いません。
大人なので。
吉香公園を抜けると、岩国城へ向かうロープウェイの乗り場が見えてきます。
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