gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

Excel 統合の使い方

2021-05-12 17:43:05 | excel

Excel 統合の使い方

単一リストを統合する

単一のリストからも合計や平均などを書き出すことができます。

関数ならSUMIFやCOUNTIFなどを使用すればできるのですが、下記例のような場合、重複しない商品名を書き出しておく必要があります。

統合を利用すると、重複しない商品名を書きださずとも、簡単に集計ができます。

商品ごとの合計を求める

元データ

"Excel-2021-4-23 336-1" 

集計した表を表示するセル(ここではB10セルとします)を選択します。

"Excel-2021-4-23 336-2" 

[データ]タブのデータ ツールグループの[統合]を実行します。

"Excel-2021-4-23 336-3" 

統合の設定 ダイアログボックスが表示されます。

集計の方法を選択します。例では「合計」を選択しています。

統合元範囲で「B2:C7」とし、[追加]ボタンをクリックして、統合元へ登録します。

統合の基準で「上端行」「左端列」にチェックを入れます。

[OK]ボタンをクリックします。

"Excel-2021-4-23 336-4" 

B10セル以降に下図のような集計結果が表示されます。

"Excel-2021-4-23 336-5" 

特定項目の合計を求める

下図のようなリストから、商品名ごとの個数と金額の合計を求めます。

"Excel-2021-4-23 336-6" 

操作手順

あらかじめ、B10:D10に統合する項目を入力しておきます。

"Excel-2021-4-23 336-7" 

B10:D10を選択した状態で、[データ]タブの統合を実行します。

ポイントは、まとめる項目「商品名」が統合元の左端列にあることが必要です。

よって、統合の設定で「統合元」はD2:G7とします。

設定は下図のようになります。

"Excel-2021-4-23 336-8" 

下図のように集計されます。

"Excel-2021-4-23 336-9" 

シート間のデータの統合(ちょっと複雑な例です)

左端の行項目が複数ある場合、同じ項目はまとめて計算されます。

3枚のシートにそれぞれのデータが入力されています。

売上高合計シートに指宿支店と日置支店の売上高のデータを統合します。

商品名の項目数や月の並びをわざと異なるようにしています。

Sheet1の指宿支店の売上データ

"Excel-2021-4-23 336-10" 

Sheet2の日置支店の売上データ

"Excel-2021-4-23 336-11" 

【操作手順】

統合先はSheet3とします。

Sheet3のB2セルを選択します。

[データ]タブのデータ ツールグループの[統合]を実行します。

"Excel-2021-4-23 336-12" 

集計の方法は「合計」を選択しました。

統合元範囲にカーソルを表示して、Sheet1のB3:E8セルを選択します。

[追加]ボタンをクリックして「統合元」に追加します。

"Excel-2021-4-23 336-13" 

同様に、 統合元範囲にカーソルを表示して、Sheet2の日置支店の売上高データ B5:E11セルを選択します。

[追加]ボタンをクリックして「統合元」に追加します。

"Excel-2021-4-23 336-14" 

統合の基準は「上端行」と「左端列」にチェックを入れます。

月数と商品名を基準に合計するためです。

(下図のように統合先のシートSheet3に戻っています)

[OK]ボタンをクリックします。

"Excel-2021-4-23 336-15" 

データが統合されました。

"Excel-2021-4-23 336-16" 

特定の項目だけ統合したい場合

ポイントは項目を選択した状態で、統合を実行します。

統合先に項目をあらかじめ入力しておきます。例では「商品名」「6月」と入力しています。

[データ]タブのデータ ツールグループの[統合]を実行します。

"Excel-2021-4-23 336-17" 

集計の方法は「合計」として、上記と同じように統合元に売上データのセル範囲を登録します。

統合の基準は「上端行」「左端列」にチェックを入れます。

[OK]ボタンをクリックします。

"Excel-2021-4-23 336-18" 

入力した2つのセルを選択して、統合を実行した結果です。

6月のみが集計されました。

"Excel-2021-4-23 336-19" 

統合の基準

統合元の列と行の項目が同数で、同じ順序に並んでいる時には、【上端行】、【左端列】のチェックは不要です。

列や行項目のどちらか または 両方の数や並びが違う時にチェックを入れます。

統合元データとリンクする

【統合元データとリンクする】にチェックをつけます。

統合元のデータが変更されると、統合先のデータも変更されます。

"Excel-2021-4-23 336-20" 

「統合元データとリンクする」にチェックをつけます。統合を実行すると、アウトラインが設定されています。

"Excel-2021-4-23 336-21" 

アウトラインを一部展開すると、2つの売上データをセル参照しているのがわかります。

統合はSUM関数を使っているようです。"Excel-2021-4-23 336-22" 

元データが修正されたら、即時に反映されます。

"Excel-2021-4-23 336-23" 

ブック間のデータの統合

シート間の統合とまったく同じです。ブックを開いて、同じ操作をすればよいです。

"Excel-2021-4-23 336-24" 

データの統合の応用            

統合する基準が2項目など複数ある場合の例です。

元データがSheet2とSheet3にあり、Sheet1に統合する例です。

"Excel-2021-4-23 336-25" 

得意先と商品を基準にデータをまとめたいとします。

Sheet2とSheet3のA2に=C2&"_"&D2 と、基準とする項目をつないだ文字列を作成します。(基準とするセルの値をアンダーバーを使って1つにしています)

"Excel-2021-4-23 336-26" 

Sheet1のA1セルを選択して、[データ]タブのデータ ツールグループの[統合]を実行します。

統合元に2つのシートのセル範囲を登録します。

統合の基準は「上端行」と「左端列」にチェックを入れます。

[OK]ボタンをクリックします。

"Excel-2021-4-23 336-27" 

Sheet1にデータが統合されました。

"Excel-2021-4-23 336-28" 

Sheet1のA2:A6を選択して、[データ]タブの[区切り位置]を実行します。

"Excel-2021-4-23 336-29" 

区切り位置指定ウィザード 2/3 に[次へ]ボタンで進みます。

その他にチェックを入れ、_(アンダーバー)を区切り文字に指定します。

[次へ]ボタンをクリックします。

"Excel-2021-4-23 336-30" 

区切り位置指定ウィザード 3/3で表示先にC2を指定します。

"Excel-2021-4-23 336-31" 

実行すると、以下のようになります。

"Excel-2021-4-23 336-32" 


word行に左揃えと右揃えを設定する

2021-05-12 17:37:28 | word

word行に左揃えと右揃えを設定する

word左揃えと右揃えを設定する

1行に「左揃え」と「中央揃え」と「右揃え」を組み合わせられます。

"word2021423-219-1" 

マウスを指定の位置でダブルクリックすると、その場所から入力できます。カーソルのアイコンで何揃えになるのかわかります。これは「クリックアンドタイプ」と呼ばれる機能です。

"word2021423-219-2" 

word左揃えと右揃えにするなら、左揃えで文字を入力した後に同じ行の [右端] をダブルクリックします。

"word2021423-219-3" 

そのまま文字を入力すると右揃えで入力できます。

"word2021423-219-4" 

wordクリックアンドタイプができない

ダブルクリックしても何も起きないときは [ファイル] をクリックして [オプション] をクリックします。

"word2021423-219-5" 

[詳細設定] をクリックし、編集オプションにある [クリックアンドタイプ編集を行う] をチェックします。既定の段落スタイルから [標準] を選択して [OK] をクリックします。

"word2021423-219-6" 

これでクリックアンドタイプできるようになります。

クリックアンドタイプの仕組み

[ホーム] タブをクリックし、段落グループにある [編集記号の表示] をチェックします。

"word2021423-219-7" 

タブ文字が入力されているのがわかります。

"word2021423-219-8" 

その段落をクリックした状態で [ホーム] タブをクリックして、段落グループにある [右下矢印] をクリックします。

"word2021423-219-9" 

[タブ設定] をクリックします。

"word2021423-219-10" 

タブ位置からその [タブ] を選択すると、配置の [右揃え] がチェックされています。

"word2021423-219-11" 

整形されたタブが自動で入力されているのがわかります。これが「クリックアンドタイプ」というわけです。整形されたタブを入力や編集する方法については次をご覧ください。

「タブを設定する」

クリックアンドタイプを解除する

「タブ設定画面から削除する」方法と「ルーラーから削除する」方法を紹介します。

タブ設定画面から削除する

上記の「タブ設定」画面から削除したい [タブ] を選択し、[クリア] をクリックして [OK] をクリックします。

"word2021423-219-12" 

整形されたタブが解除され、ただのタブ文字になります。DeleteやBackSpaceキーでタブ文字を削除します。

"word2021423-219-13" 

ルーラーから削除する

[表示] タブをクリックして、表示グループにある [ルーラー] をチェックします。ルーラーが表示されます。

"word2021423-219-14" 

クリックアンドタイプを使用した [段落] をクリックします。

クリックアンドタイプを使用した後に Enter キーで改行すると次の行にも同じ設定が引き継がれます。そのときはその [段落] を含めて範囲選択します。

"word2021423-219-15" 

クリックアンドタイプを使用している段落をクリックすると、ダブルクリックした上部のルーラーに∟のような記号が表示されます。それをルーラーの外へマウスでドラッグします。

"word2021423-219-16" 

整形されたタブが解除され、ただのタブ文字になります。DeleteやBackSpaceキーでタブ文字を削除します。

"word2021423-219-17" 

これで解除できます。