日本原燃は原発による廃棄汚染物質や使用済み燃料の処理を研究している、六ヶ所村の再処理工場
(2008年12月から中断していた試験)を再開させる。
原発稼働後に核燃料を処理した際発生する高放射線汚染廃液をガラスで固める。
そのための試験は必要な事だと思います。
しかしまだその事も研究、試験段階との事にあきれてしまいます、何ともお粗末です。全国の原発には使用済み核燃料が約1万4000トン再処理工場にも約3000トンの汚染物質が有りこの廃棄物は行き場を無くし、いずれ飽和状態でどうしようもなくなってしまいます。
ガラスで固めたとしてもそのあとの処理はまだ何も決まっていませんので無駄な作業の様にも
みえますが液体で保管するより安全性は高まると思います。
使用済み燃料からウランやプルトニュームを取り出す研究も同時に進めているため反原発団体は
研究再開を反対しているのだと思いますが、原発はいずれ廃炉になり汚染物質は溜まる一方です。
核処理研究と原発稼働は別問題として考えるべきだと思います。
こんな事も確立できないまま40年も稼働してきた原発、政府や電力会社の罪は大きいです。
ましてや海外に原発輸出なんて無責任極まりない。
河北新報 1月23日(月)6時10分配信
青森・再処理工場 月内にも放射性廃液ガラス固化試験再開
日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)が、高レベル放射性廃液ガラス固化試験の再開に向け準備を進めている。約3年ぶりに今月下旬にも始まる試験の課題は、廃液に含まれる希少金属がガラス溶融炉の底にたまる不具合を克服できるかどうか。原燃は炉内温度を徹底管理する改善策で、試験完了を目指す。試験の成否は福島第1原発事故で先行きが不透明になった核燃料サイクル政策に影響しかねず、再処理工場は正念場を迎える。
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