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池井戸潤 の小説にしては、少し現実離れした作品です。
政治の世界を描いた作品で政治とは本来どこを見てやるのか?を改めて問うた小説ですが、
設定に無理が有るのは否めません。漢字の読めない首相とその息子の入れ替わりが設定ですが
私の退職前の同じ職場にその息子がいたのです。小説とは違いますがその事で親近感を持って読みました。
お勧め度
⭐⭐
あらすじ
「お前ら、そんな仕事して恥ずかしいと思わないのか。目をさましやがれ!」漢字の読めない政治家、酔っぱらい大臣、揚げ足取りのマスコミ、バカ大学生が入り乱れ、巨大な陰謀をめぐる痛快劇の幕が切って落とされた。総理の父とドラ息子が見つけた真実のカケラとは!?一気読み間違いなしの政治エンタメ!