めっちゃくちゃ面白かったです。
池井戸潤さんの作品はほとんど読んで面白さは分かってますが、これは又違った面白さでした。
陸上ファンなら読むしかないですね～
読みやすい、人の設定や難しい言葉も無く時々ジーンと
人情をくすぐる、陸上選手特に今井選手の大ファンなので主役の茂木選手が今井選手とイメージが重なり
最高に面白かったです。
一気に読める面白さですが早く読み終わるのが勿体無く
時間掛けて読んでました。
お勧め度
🌟🌟🌟🌟🌟
勝利を、信じろ――。
足袋作り百年の老舗が、ランニングシューズに挑む。
埼玉県行田市にある「こはぜ屋」は、百年の歴史を有する老舗足袋業者だ。といっても、その実態は従業員二十名の零細企業で、業績はジリ貧。社長の宮沢は、銀行から融資を引き出すのにも苦労する日々を送っていた。そんなある日、宮沢はふとしたことから新たな事業計画を思いつく。長年培ってきた足袋業者のノウハウを生かしたランニングシューズを開発してはどうか。
社内にプロジェクトチームを立ち上げ、開発に着手する宮沢。しかし、その前には様々な障壁が立ちはだかる。資金難、素材探し、困難を極めるソール(靴底)開発、大手シューズメーカーの妨害――。
チームワーク、ものづくりへの情熱、そして仲間との熱い結びつきで難局に立ち向かっていく零細企業・こはぜ屋。はたして、彼らに未来はあるのか?
