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なかにし礼著
ロシア残留孤児の話です。読み始めたら面白く一気に読んでしまいたい本でした。時間が取れなくて3日は掛かりましたが、大変良かったです。社会主義の怖さ、戦争の怖さ、差別やいじめ、
恋愛や愛情描写や時間経過などなど面白い展開でした。
おすすめ度
⭐⭐⭐⭐
あらすじ
自分が拾われたのは戦場だったということ以外、両親の名前も、自分が何人であるかもニーナには分からない。しかしロシアへ遺骨収集に訪れたフクシマとの出会いが、ニーナに流れる日本人の血のルーツを呼び覚ました。エカテリンブルグから日本へ、ただひとりのロシア残留孤児ニーナの、魂が震える究極の愛の物語