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参議院議員選挙が終わり自公民圧勝との結果を踏まえて東電は安心したかの様に原発事故の実態を
ボロボロ発表し始めました。 原発事故後の事象の数は まだまだ氷山の一角だと思います。
誰も立ち入れない原発内、東電の発表を待つしかないのですが内部は悲惨な事になっていると思います。
目先の経済を追い求める為、政府も電力会社もそこには触れようとしない。しかしこのままでは近未来
ほんの数年後はとんでもない事になると思いますよ。
いい加減原発事故に積極的に立ち向かう政府や電力会社にならないと、国の経済どころではなくなりますよ。 原発処理技術や廃炉処理の技術も将来世界で求められる技術です、日本が取り組み、広げれば経済効果もあると思います。臭いものに蓋をする、そんな事で乗り切れるものではない事を分からないのかね~。
福島第一2号機 23億ベクレルの汚染水確認
東京新聞
2013年7月27日 夕刊
東京電力は二十七日、福島第一原発2号機のタービン建屋地下から延びるトレンチ(電源ケーブルなどを収納する地下トンネル)に、高濃度汚染水がたまっていることを確認したと発表した。事故発生直後の二〇一一年四月にトレンチを通じて海へ流出した高濃度汚染水の一部が残っていたと東電はみている。
トレンチは2号機のタービン建屋につながっており、水は二十六日に採取。放射性セシウムの濃度は一リットル当たり計二三億五〇〇〇万ベクレルで、半減期が約三十年のセシウム137は一六億ベクレル、半減期が約二年のセシウム134は七億五〇〇〇万ベクレルだった。
これと別に、ベータ線を出すストロンチウムなどの放射性物質も七億五〇〇〇万ベクレル検出された。
海洋流出の際の濃度に近く、地下水などで薄まっている現在の建屋地下の汚染水と比べると約四十倍の濃さになる。また、塩分濃度も高かった。これらの違いから、東電は事故直後の汚染水としている。
原子力規制委員会は、トレンチ内に汚染水があり、底部の砕石の層などから地中に染み出して海に汚染を広げる危険性があると指摘していた。
これを受けて東電が調査。東電は護岸を水ガラスで固めるなどの対策を行うほか、汚染水の抜き取りを検討している。しかし、汚染水が高い放射線を発することから、作業は難航が予想される。