寿司・ふく料理 からと市場 ＠北九州

九州は小倉へ旅してきたわけで。
旅に出るからには、なんか地場の美味いもんを食いたいなぁ～とか思ったりして。
そういう流れで、まず出てきたのは河豚。
だがしかし、河豚は季節を外したんじゃなかろうか…ということに。
とほほ。

とはいえ、海なし県民としては、海産への夢絶ちがたく。
（いや、そんなたいそうなモンじゃないけど）
つーことで、色々調べてたら、やっぱ寿司とかも美味いらしいことが判明。
そりゃそーだろ。

でも、調べて「美味い！」ってな店は、大半がお高いわけですよ。
僕なんぞが行ったなら、「小僧、さがりおれ！」と、美輪さんのように怒られそうさ。

そんなこんなで、出た結論が、このお店。

井筒屋というデパートの上にあるらしい。
それなら、目玉が飛び出ることもなかろう。
僕の財布も安心である。




念願の寿司



茶碗蒸しと、吸い物が付くのさ



ちなみに、僕のはメニューそのまんまだけど、好き嫌いがある場合は２カンまで変更可能。
１カンごとの値段がアルので、同じ金額ならスムーズにトレードできる。
もちろん、足し前すればアップグレードも。
いいねぇ～。
ただ、２カンで収まればの話。
あんまりすき嫌いが多かったら、お好みの方がいいだろうなぁ。

さて写真をご覧アレ。
上段左から２つめのシマシマしたヤツ。
これはひらめの縁側。
店の人が胸を張る「本物」だそうな。

その隣の隣。
紅葉おろしが載ってるのは、河豚。
でもって、その左斜め下の軍艦は、河豚の白子。
季節がどーこー言っても、やっぱ出会えると嬉しいもんだ。

このお店のネタは、店名からして、近くの唐戸市場からやってきてるのだろう。
いいな～、海アリ県。
こんな美味いモンが食えるんだもんね。
羨ましいぜ。

寿司のクオリティにはかなり満足したわけだが、海なし県民としての希望が１つ。
海なし県は関東の片隅にある。
なもんで、しょうゆはキリリ系の味。
しかし九州ってのは、しょうゆが甘い。
これが合うネタと合わないネタがあるように感じた。
もちろん好みの問題なんだけど。
ご自慢の縁側は、ゆず胡椒で握ってある。
となれば、べったり甘いしょうゆより、キリリ系、もしくは塩なんかで食べさせたほうが良いように思った。

また、河豚と白子はポン酢で食べるのだが、このポン酢が酸味バリバリ。
僕は好きだったけど、すっぱいのが苦手な人だと辛いかもしれない。
まぁ、九州もかんきつ類王国だからね。
それもコミでの地場モノかもしれないけど。

こちらのお店、一品メニューなども充実。
飲み会なんかでもいいかも。
ホント、近かったらなぁ…である。

あ！
近くには、回転寿司バージョンの店もあったっけ。
サクッと食べたいときにはそれもいいかも。
ついでに、唐戸市場にも回転寿司がある模様。
どうせなら、そっちってのもいいかも。

ということで、大いに堪能したのだった。